【20~30代の海洋プラスチック問題に対する意識】問題に取り組んでいる企業に良いイメージを持つ方は約6割
PR TIMES / 2024年11月26日 10時0分
一方で購入経験がある方は約3割に留まる!そもそも『知らない』ことが要因か
株式会社パイプライン(所在地:東京都中央区、代表取締役:石黒 文浩)は、20~30代の方を対象に、「海洋プラスチック問題」に関する意識調査を実施しました。
海洋プラスチック問題は深刻な環境問題の一つですが、その認知度や関心には個人差があります。
環境への配慮やリサイクル活動に積極的な人もいれば、海洋プラスチック問題の内容や影響を十分に理解していない人もいるでしょう。
では、若い世代ではどれくらいの人が海洋プラスチック問題を理解しているのでしょうか?
また、企業が海洋プラスチック問題などの環境問題に取り組むことは、若い世代の購買意欲にどのように影響しているのでしょう。
そこで今回、株式会社パイプライン(https://www.pipeline.jp/)は、20~30代の方を対象に、「海洋プラスチック問題」に関する意識調査を実施しました。
調査概要:「海洋プラスチック問題」に関する意識調査
【調査期間】2024年10月29日(火)~2024年10月31日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,018人
【調査対象】調査回答時に20~30代と回答したモニター
【調査元】株式会社パイプライン(https://www.pipeline.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
6割以上の方が海洋プラスチックごみが多くの海洋生物に害を与えていると認識
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14135/4/14135-4-88f02592197436e06dd9b01ba5fde5c2-3900x2600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
はじめに、「海洋プラスチック問題について、どの程度知っていますか?」と質問したところ、『よく知っている(11.1%)』『やや知っている(33.6%)』『あまり知らない(28.4%)』『まったく知らない(26.9%)』という回答結果になりました。
『よく知っている』『やや知っている』『あまり知らない』と回答した方を合わせると、約7割の方が海洋プラスチック問題に関して何かしらの知識があるようです。
では、海洋プラスチック問題についてどのようなことを知っているのでしょうか?
前の質問で『よく知っている』『やや知っている』『あまり知らない』と回答した方に、「海洋プラスチック問題について、知っていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『多くの海洋生物に害を与えている(65.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『プラスチックは自然界で完全に分解されず存在し続ける(56.7%)』『生態系を破壊している(52.4%)』となりました。
海洋プラスチックごみが多くの海洋生物に害を与えていることや、自然界で完全に分解されず存在し続けること、生態系を破壊しているといった問題を知っている方が多いことがわかりました。
問題に取り組む企業の印象とは。購買意欲への影響はどの程度なのか?
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14135/4/14135-4-eb18a787c20f033f147e936f0289c210-3900x2600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
次に、「海洋プラスチック問題に取り組んでいる企業に良いイメージを抱きますか?」と質問したところ、約6割の方が『はい(60.6%)』と回答しました。
海洋プラスチック問題に取り組む企業に対する好感度は高い傾向にあるようです。
では、企業が行っている社会や環境への取り組みを知ることで、購買意欲に変化はあるのでしょうか?
「社会や環境への企業の取り組みを知ることは購買意欲に影響しますか?」と質問したところ、約半数の方が『とても影響する(12.3%)』『やや影響する(37.2%)』と回答しました。
企業の社会や環境への取り組みは、購買意欲に一定の影響を与えることが示されました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14135/4/14135-4-0c27f963f1296061061e98540b4af006-3900x2600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
そこで、「海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を購入したことがありますか?」と質問したところ、『はい(25.6%)』『いいえ(74.4%)』という回答結果になりました。
海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を購入したことはない方が多いですが、約3割の方は購入したことがあるようです。
では、どのような商品を購入したことがあるのでしょうか?
前の設問で『はい』と回答した方に、「どのような商品を購入しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『トートバッグ(34.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『インテリア雑貨(31.8%)』『文房具(24.5%)』となりました。
トートバッグやインテリア雑貨、文房具といった回答が上位にあがり、日常生活で使用しやすい商品を購入している傾向が見られました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14135/4/14135-4-3f4b7ac57df9dfd8b893ed2c49d0b5c9-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
続いて、前の設問で『はい』と回答した方に、「購入した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『環境に配慮していることに良い印象を持ったから(44.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『環境保護に貢献したいから(29.1%)』『価格が手頃だったから(23.4%)』となりました。
約4割の方が、環境に配慮していることに良い印象を持ったことから、海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を購入したようです。
また、環境保護に貢献したい、価格が手頃であることも、購入の決め手となった方が多いことがわかりました。
先程の質問で、約7割の方が海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を購入したことがないと回答しましたが、どのような理由で購入していないのでしょうか?
前の質問で『いいえ』と回答した方に、「購入したことがない理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、約半数の方が『海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を知らないから(53.2%)』と回答しました。
リサイクル商品の認知度向上という課題が浮き彫りになりました。
では、商品選びの際に、社会や環境に配慮したものであることはどの程度影響するのでしょうか?
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14135/4/14135-4-dca845d590392c1cb7ea0910d20f5cb3-3900x2600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「商品選びに社会や環境に配慮したものであることがどのくらい影響するか、本音を教えてください」と質問したところ、約3割の方が『購入の決定には影響しないが、商品への好感度は上がる(32.7%)』と回答しました。
社会や環境に配慮したものに好意的な感情を持つ傾向が示されましたが、購入の決定には影響を及ぼさない傾向も判明しました。
では、どのような魅力を感じれば購入したいと思うのでしょうか?
最後に、「海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を購入したくなるのは、どのような点に魅力を感じたときですか?(複数回答可)」と質問したところ、『価格(39.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『デザイン(31.6%)』『耐久性(25.3%)』『品質(24.8%)』『使用感(20.9%)』となりました。
価格やデザイン、耐久性や品質、使用感などが上位にあがり、デザインや機能といった実用的な面に魅力を感じたときに購入したくなる方が多い結果になりました。
【まとめ】海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を購入したくなるのは価格やデザイン性などに魅力を感じたとき!
今回の調査で、20~30代の海洋プラスチック問題に対する意識が明らかになりました。
約7割の方が海洋プラスチック問題について何かしらの知識があり、海洋生物や生態系に与える悪影響や、自然界で完全に分解されず存在し続けるといった問題を知っている方が多く、環境保護の重要性への理解が進んでいる様子がうかがえます。
約6割の方が海洋プラスチック問題に取り組んでいる企業について良いイメージを抱くと回答し、企業の社会や環境への取り組みを知ることが購買意欲に影響する方も約半数いることが明らかになりました。
約3割の方は海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を購入したことがあり、購入した理由として環境への配慮や保護があげられました。
購入したことがない方に理由をうかがうと、海洋プラスチックごみをリサイクルした商品を知らないという回答が約半数となり、リサイクルした商品の認知度の向上が課題といえそうです。
社会や環境に配慮したものであることは商品購入の決定には影響しないものの、商品への好感度は上がると回答した方が多く、どのような点に魅力を感じたら購入したくなるかうかがうと、価格が最も重視されており、次いでデザインと回答した方も3割以上という結果となりました。
20~30代の方が商品を購入したくなるかにはデザインが大きく影響していることが示され、環境に配慮した、デザインが素敵な商品に惹かれる傾向が明らかになりました。
環境に配慮し、デザイン性も高い魅力的な商品を見つけたら、購入して環境保護に貢献してみてはいかがでしょうか?
株式会社パイプラインはすべてのコミュニケーションを最適化するトータル・クリエイティブ・ファーム
今回、「海洋プラスチック問題」に関する意識調査を実施したのは株式会社パイプライン(https://www.pipeline.jp/)です。
企画からデザインまで行う一貫した体制で、新たなコミュニケーションをご提案します
<サステナビリティ コミュニケーション・コンサルティング>
サステナビリティレポート、統合報告書の制作をはじめ、企業のサステナビリティに関する取り組みを幅広く支援します。
計画・戦略の立案段階から、現状分析や最新社会動向の調査、効果的なコミュニケーションを実現するテキスト・デザインの作成、外部有識者とのコンタクトなど、企業のニーズに合わせたサポートを提供します。
<セールスコミュニケ―ション>
企業とその顧客のコミュニケーションを豊かにする販売促進ツールの企画・制作・運用を行います。印刷物、グッズ、WEBサイト等、あらゆる形態の制作で網羅的にサポートします。スチールや動画の撮影が発生する場合も、カメラマン手配・撮影ディレクションが可能です。
<コーポレート コミュニケーション>
企業のブランディングや、社内コミュニケーションの円滑化等をサポートするツールを企画・制作します。
会社案内、コーポレートサイトのほか、さまざまなツール・プランを通して企業のコミュニケーションにおける課題・目的に応えます。
株式会社パイプラインは「エコプロ2024」に出展します
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14135/4/14135-4-72aecaab6e73721ecb76aa4168fc85d5-670x618.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【エコプロ2024】
開催期間:2024年12月4日(水)~2024年12月6日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 東ホール
出展ブース:5‐009
入場料:無料(登録制)
革新的な技術・製品・サービスが集結、
ステークホルダーとの交流の場に
「社会課題解決」にも「次世代育成支援」にも
エコプロは全力で取り組みます
■特徴1:地球環境問題をはじめ社会課題解決を促進するビジネスマッチング
多角的な視点でSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を推進する先進的な技術・製品・サービスが集結
本展にはSDGsや環境問題に取り組む、川上から川下まで業種を横断したビジネスパーソン、技術者・研究者、NPOや教育機関など多様な方々が来場します。多角的な視点でSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を捉え、社会課題解決を図るための先進的なテクノロジーや製品、ソリューションをご提案いただき、多くのプレーヤーとの交流と共創を実現する場としてご活用ください。
■特徴2:消費者やサプライヤー、従業員とのエンゲージメントを構築
“プロダクツ”のストーリーが共感を生み出す
展示会というライブメディアには理念や活動、提案に対する反応をダイレクトに感じられる利点があります。パーパスやミッションを消費者やサプライヤー、従業員といったステークホルダーに伝える、さらには何故この“エコプロダクツ”を社会に届けるのか、事業のストーリーを語り深い理解と共感を得る貴重な機会を提供します。
■特徴3:次世代育成の場として、そして若年層に向けたブランディングにも
本展は一歩先行く環境対応へ
今年で第26回となる本展は、当初から小中高生を招いた環境学習の場を提供してきました。今回も約1万人の児童・生徒を招き、持続可能な社会の実現を担う次世代の育成を支援します。Z世代やα世代と称される若年層への情報発信の場としてぜひご活用ください。また、本展は展示会場のゼロエミッション化に向けた環境対応にも独自の取り組みを進めていきます。
<会社概要>
社名:株式会社パイプライン
本社:〒104-0061
東京都中央区銀座4-10-16 シグマ銀座ファースト 5階
TEL:03-5550-3788
FAX:03-5550-3789
設立:1992年7月15日
代表者:石黒文浩
役員:田頭克彦、後藤卓、森藤淳、寺門伸
資本金:1,000万円
決算月:6月
社員数:29名(2024年11月現在)
<関係会社・提携会社>
株式会社サステナビリティ・コミュニケーション・ハブ
これからの株式会社
<事業内容>
セールスプロモーションの企画制作、広告の企画制作、出版物の編集制作、コーポレートコミュニケーションツールの企画制作、企業のサステナビリティ促進に関する調査・コンサルティング
■株式会社パイプライン:https://www.pipeline.jp/
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