社会課題をビジネスで解決するプラットフォーム「未来共創イノベーションネットワーク」創設準備に着手
PR TIMES / 2016年6月13日 17時43分
株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長 大森京太、東京都千代田区、以下「MRI」)は、豊かで持続可能な地球社会を実現する観点から、山積する国内外の社会課題を整理し、革新的技術とイノベーションを活用して解決策を共創・実現するためのプラットフォーム(仮称:”未来共創イノベーションネットワーク”)の創設に向け準備に着手しましたのでお知らせします。
先進国経済の成熟と新興国経済の発展が進むなか、21世紀の世界は、地球環境への過大な負荷、高齢化に伴う社会コストの増大、若者の雇用不足と格差の進行等、多様な社会課題に直面しています。これらを解決・克服し、100億人が豊かに暮らせる持続可能な地球社会を実現することが今世紀最大のテーマといえます。
先進国で財政・金融政策の負担が増す一方、新興国の一部にも減速の兆しがみえるなか、モノ、カネ、エネルギーなど有限の物量に依存する20世紀の成功モデルからは持続可能な解決策は生まれません。
21世紀の課題解決は、無限の持続性と発展性を備えた知恵・知識を原動力とするのが基本であり、革新的な技術、特にICTを最大限投入・活用することにより、画期的(破壊的)な解決策が生まれると考えます。言わば、アトムからビットへ、イノベーションによる解決であり、解決手法のイノベーションとも言えます。
日本には、優れた技術、人材、潤沢な資金がありますが、十分活用されているとは言えません。世界第三の経済力を持ちながら、重要なリソースを集め、結合し、新たな価値を生む仕組み(エコ・システム)を持つには至っていません。
こうした認識に基づき、MRIでは、山積する社会課題を革新的技術とイノベーションで解決し、持続的成長に結びつけるため、産官学市民が連携し、世界の知を集め、最適に組合せて共創・実現を促すプラットフォーム「未来共創イノベーションネットワーク」の創設を提案し、2017年1月を目途に本格スタートさせるべく準備に着手しました。グループの全資源はもとより、国内外のネットワークを駆使して、これまでにない共創のネットワーク、イノベーションのエコ・システムを構築することを目指します。
その推進にあたっては、当社理事長小宮山宏をはじめ、国内外の有識者からアドバイスを受ける予定です。また、準備の一環として、「ビジネスアイディアコンテスト」を開催します。本年度の社会課題テーマとして、『ウェルネス』を設定し、健康医療の改革・イノベーションに結びつくアイディアを募集します。(6月27日に募集要項発表)
MRIでは、シンクタンクの経験・ノウハウを駆使し、アイディアに対する目利きとサポート役を担って参ります。 図:未来共創イノベーションネットワークのエコシステム
[画像: http://prtimes.jp/i/19514/4/resize/d19514-4-296955-1.jpg ]
「ビジネスアイディアコンテスト」特設サイトは、 http://incf-contest.mri.co.jp/をご覧ください。
※プレスリリースの詳細は、http://www.mri.co.jp/news/press/teigen/021842.htmlをご覧ください。
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