Patentfield、特許調査の大幅な効率化を実現する高速な教師あり機械学習・人工知能によるスコアリング機能のリリース
PR TIMES / 2018年3月27日 15時1分
1万件の教師データを1秒~10秒以内に高速学習、最大10万件の検索結果を数秒以内で高速予測
Patentfield株式会社 (日本法人:京都府左京区、代表取締役社長:村上直也)は、特許検索・分析プラットフォーム「patentfield.com」において、特許調査の効率化を実現する高速な教師あり機械学習・人工知能によるスコアリング機能をリリースしました。
探したい技術に関する任意の文書または特定の特許文献番号と教師ラベルを高速に教師あり機械学習させて任意の検索結果もしくは任意のデータで結果を予測できるAIスコアの機能と、任意の文書または特定の特許文献番号を指定するだけで母集団のうち類似度の近い順に調査することができるセマンティック・スコアの機能をリリースしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25380/4/resize/d25380-4-737540-4.jpg ]
Patentfieldには、日本は1971年から米国は1976年から2000万件以上の特許情報が蓄積されています。これら大量の特許情報から効果的にキーワードや特許分類などにより母集団を絞ったとしても、母集団は数百~数千程度になることがあり、特許の先行技術調査、侵害調査には非常に時間がかかることがあります。
今回新規にリリースした教師データの不要なセマンティック・スコアの機能と高速な教師あり機械学習のAIスコアの機能により容易かつ効率的に特許調査することができます。
教師データが不要なセマンティック・スコア機能
任意のキーワードや特許分類を組み合わせた検索式により調査対象母集団を設定した後、セマンティックス・スコアの機能により、母集団を絞りこむことなく任意の文書と類似度が近い順に母集団を並び替えることができます。教師データなどは一切不要で、調査対象の文書から似ている順に容易且つ効率的に特許調査を進めることができます。
いくつかの調査案件において、数百件の母集団のうち上位10%以内に調査対象が見つかった事例があった報告を受けてます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25380/4/resize/d25380-4-274142-10.jpg ]
教師データを用いた高速な教師あり機械学習によるAIスコア機能
セマンティック・スコアの機能を用いることにより調査対象から似ている順に効率的に調査することができますが、調査対象とあまり関係のないノイズのような特許文献も上位に交じることがあります。このようなノイズとなる文書、キーワードまたは文献番号を教師データとして学習させていくことにより、ノイズとなる特許群を効率的に仕訳することができます。これにより、セマンティック・スコアで調査対象が上位10%以下になるようなケースであっても、不要なノイズ特許の順位を下げながら効率的に特許調査を進めることができます。
教師データ1万件を1秒から10秒以内で学習可能な高速な教師あり機械学習
教師データは最大1万件まで指定することができます。高速な文書特徴量変換・分類アルゴリズムを採用しており、1万件であっても1秒から10秒以内で高速に学習が完了します。機械学習に必要なハイパーパラメータは自動で調整されます。各教師データには#をつけることによりコメントを残すこともできます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25380/4/resize/d25380-4-826756-8.jpg ]
任意の検索結果10万件を数秒以内で予測可能
機械学習の予測を直に実行できるよう独自に検索エンジンを拡張しており、教師データで学習させた人工知能は、任意の検索結果に対して最大10万件までを数秒以内で高速に予測することができます。AI予測スコア結果は2値分類の場合は予測確率値が出力され、セマンティック・スコアによるスコアとAI予測スコアを合算して調整・ソートすることができます。予測結果のラベルを設定することにより、検証データとして学習モデルの性能評価もすることができます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25380/4/resize/d25380-4-901311-9.jpg ]
ノイズ特許の除外のほか、目的に応じて複数の教師データセットを保持しておくことができ、様々な予測のための独自の人工知能を設計することができます。例えば、興味のある技術文献、興味のない技術文献を教師として学習させておき、1年以内に公開/登録された特許文献を予測することにより、自身に興味のある技術に関する特許文献をピックアップするためにも利用することができます。また、独自の特許価値評価基準で高い、低いを教師データとして学習することにより、未評価特許の価値推定などにも応用が考えられます。
価格は据え置き月額8,980円
今回の機能拡張はすべて従来の価格設定 月額8,980円の範囲内で提供いたします。
https://patentfield.com/pricing
試用アカウントの発行や、ボリュームディスカウントのご相談などお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
https://patentfield.com/contact
Patentfield株式会社は、今後も引き続き、特許情報の有効活用機会向上につながる機能の開発に取り組んで参ります。
・Patentfieldについて
Patentfieldは、Webで誰でも利用可能なオープン特許検索・分析プラットフォームです。米国および欧州の知財訴訟弁護士、米国特許商標庁の元特許審査官および日本の国内特許事務所における出願実務経験者を含む知的財産権の専門家チームによって開発されました。
名称:Patentfield株式会社
設立:2017年4月20日
所在地:京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟ベンチャーインキュベーションセンター
代表者:村上 直也
事業内容:知的財産に関する情報提供サービス等
URL:https://patentfield.com
TEL:075−751−9601
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
Patentfield「2024知財・情報フェア&コンファレンス」出展のお知らせ
PR TIMES / 2024年9月18日 17時45分
-
パナソニックの特許調査支援サービス「PatentSQUARE」が特許情報分析機能を強化。最大100万件の文献を対象に知財をBIで可視化する新機能「知財BIダッシュボード」をリリース
PR TIMES / 2024年9月10日 10時0分
-
知財実務における生成AI利活用の特許3件取得、2024知財情報フェア&コンファレンス出展のお知らせ
PR TIMES / 2024年9月8日 20時40分
-
エンタープライズサーチ「QuickSolution(R)」がChatGPT連携(RAG対応)を強化
PR TIMES / 2024年8月29日 15時0分
-
エンタープライズサーチ「QuickSolution®」がChatGPT連携(RAG対応)を強化 ~エンタープライズ向けRAGに最適化した生成AIが新画面デザインでUXを向上~
Digital PR Platform / 2024年8月29日 13時31分
ランキング
-
1出戻り社員「アルムナイ採用」が増えた切実な事情 かつては"裏切り者扱い"も今や大歓迎だが…
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 11時0分
-
2有料会員100万人「radiko」のビジネス的伸びしろ 広告ビジネスと新規ビジネスの尖兵として
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 10時30分
-
3『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
4なぜ、「パン屋さん」みたいなセブンが増えているのか できたてのカレーパン、ドーナツ、メロンパンを強化する背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月23日 6時15分
-
5「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください