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神戸市・スターバックス・近畿大学の産官学連携事業に、マクドナルド・モスバーガーが新たに参画

PR TIMES / 2017年7月27日 14時0分

店舗廃棄物などをバイオコークス化し、地域で循環利用する実証実験~2年目となる今年度は7月28日から開始~

神戸市は、スターバックス コーヒー ジャパン株式会社(東京都品川区)及び近畿大学(大阪府東大阪市)と平成28年度から実施している産官学の連携による実証実験に、新たに日本マクドナルド株式会社(東京都新宿区)及び株式会社モスフードサービス(東京都品川区)が参画し、店舗廃棄物や市内の剪定枝などの廃棄物をバイオコークス化することにより、地域で循環利用する実証実験を7月28日から開始します。平成29年度は、この5者が連携し、平成28年度の実証実験の結果を踏まえ、地域資源循環モデルの事業化に向けたさまざまな調査を多面的に行います。




[画像1: https://prtimes.jp/i/27224/4/resize/d27224-4-579954-0.jpg ]

1.本取組みのポイント
●神戸市内の廃棄物を再生可能エネルギーへ変換し、地域で循環利用するための実証実験を平成28年度に続き実施します。産官学が一体となり、ごみ処理量の削減による“環境貢献都市KOBE”を実現するために、地域資源循環による持続可能な社会づくりを目指します。

●近畿大学が開発した技術を使用し、植物性廃棄物から製造する固形燃料「バイオコークス」を製造します。昨年度はスターバックス店舗から排出されるコーヒー豆かすなどの廃棄物と市内の剪定枝などを原料としましたが、今年度はマクドナルド、モスバーガーの店舗廃棄物も原料とします。複数の排出事業者が参加する実証実験を通して、地域資源循環モデルの構築に不可欠な事業の水平展開にかかる課題などを調査します。

●バイオコークスによる資源循環の「見える化」を図ることによって、この取組みの認知度を高め、神戸市民の環境意識がさらに醸成されていくことを目指します。


2.平成29年度の実証実験概要
(1)調査内容
今年度は、地域資源循環モデルを構築するための調査を多面的に実施します。
・排出事業者3社から排出される廃棄物の組成に関する調査(事前調査)
・事前調査に基づくバイオコークスの製造を前提とした分別ルールの作成
・当該分別ルールによる排出及び組成別の計量(3回実施)
・排出事業者3社の対象店舗間を効率的に運搬するための調査
・バイオコークスの原料組成の最適化に関する調査
・バイオコークスの利用用途に関する調査
・バイオコークスの製造事業者等の誘致策に関する調査
・バイオコークス化による資源循環の可視化を図るための市民啓発イベントの実施

(2)期間
平成29年7月28日(金)~平成30年2月28日(水)

(3)実施店舗

[画像2: https://prtimes.jp/i/27224/4/resize/d27224-4-746794-1.jpg ]

・スターバックス コーヒー ジャパン株式会社(スターバックス)
 神戸メリケンパーク店、神戸ハーバーランドUmieモザイク店
・日本マクドナルド株式会社(マクドナルド)
 西鈴蘭台エネオス店、2号線須磨店
・株式会社モスフードサービス(モスバーガー)
 垂水駅北口店、カインズホーム西神南店

(4)その他
この実証実験には、収集運搬に関するノウハウを有する神戸市環境共栄事業協同組合に参画していただくとともに、事業化に向けた助言や情報等を株式会社三井住友銀行から提供していただきます。

本事業は、神戸市が環境省より「平成29年度 二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金(低炭素型廃棄物処理支援事業)※」の採択を受けて実施します。

※地域循環圏の形成、3R事業に取り組む自治体・民間団体を対象に、地域資源の循環利用及び低炭素化に資するモデル的な取組みを進めるための実現可能性調査(F/S)及び同調査を踏まえた事業化計画の策定に要する経費を補助する事業。

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