佐渡島の伝統建築に泊まる ~ 伝泊・佐渡 「梅の木のある小さな宿 市十郎」を4月26日にオープンします。
PR TIMES / 2018年4月26日 9時41分
佐渡に暮らすように泊まる1棟貸しの宿
奄美イノベーション株式会社 (本社:鹿児島県奄美市、代表取締役社長:山下保博)は、4月26日に新潟県佐渡市松ヶ崎に佐渡の伝統的構法で建てられた民家を改修した宿泊施設、伝泊・佐渡 「梅の木のある小さな宿 市十郎」 をオープンします。
奄美イノベーションの代表であり、建築家の山下保博(東京都渋谷区、建築設計事務所アトリエ・天工人 主宰)は、空き家問題や地域コミュニティの衰退に対する挑戦として、2016年より空き家を活用した1棟貸しの宿泊施設 「伝泊(でんぱく)」の設計および運営を手掛けています。
佐渡島では2017年7月より佐渡市松ヶ崎地区に、伝泊・佐渡 「ぐるり竹とたらい湯の宿 カネモ」を運営しており、この度、松ヶ崎で2棟目となる「梅の木のある小さな宿 市十郎(いちじろう)」をオープンします。
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【宿の特徴】
「梅の木のある小さな宿 市十郎」は、佐渡島の松ヶ崎地区にある、佐渡の伝統的な構法で建てられた築70年以上を経た空き家を借り受け、改修した宿泊施設です。
室内に入ると、天井の高い御前(オマエ)と呼ばれる空間が広がります。天井や壁は黒い煤でおおわれており、人々が長い冬を囲炉裏端で過ごしたことがうかがわれます。趣のある部分は残し、必要な部分だけに修繕をほどこしました。
水まわりは快適に過ごせるように改修しています。キッチンには調理器具、食器一式をそろえており、ご家族やお友達同士で、料理や食事をお楽しみいただけます。離れのお風呂場には、集落に残っていた味噌樽を利用した「たらい湯」を設置しました。
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伝泊・佐渡では、集落に暮らす女性コンシェルジュが、宿泊のお客様をお迎えし、ご滞在中には地域の伝統文化や習慣についてなど、地元ならではの情報をお伝えします。コンシュルジュを通じて、島に暮らすように時間を過ごせることも、伝泊の魅力のひとつです。
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松ヶ崎は「屋号の里」として知られる昔ながらの街並みが保存されている集落で、それぞれの家は今でも古い屋号で呼び合っています。家ごとに屋号の看板をつくったり、漁具や古民具などを各玄関口に飾ったりと、住民が一体となり様々な取り組みが行われています。
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【宿の概要】
宿名 : 伝泊・佐渡 「梅の木のある小さな宿 市十郎」
住所 : 新潟県佐渡市松ヶ崎1042
アクセス : 両津港より車で約50分。新潟港より両津港までは、カーフェリーで約2時間半、高速船で約1時間。
料金 : 2~4名様ご宿泊時 税込み12,550円/人~(食事なし)
定員 : 4名(1棟貸し)
URL : www.den-paku.com/sado
【宿泊のお問い合わせ】
TEL : 03-6439-5540 (株式会社アトリエ・天工人) ※平日10:00~18:00
メール : sado@den-paku.com
【伝泊(でんぱく)について】
伝泊とは、「伝統的・伝説的な建築と集落と文化」を次の時代につなげるための宿泊施設です。
築50年~200年を経過した、空き家となっている民家を、水まわりを中心に改修した、1棟貸しの素泊まりの宿泊施設です。旅に物語を求める人のために、地域の人との出会いの場も提供します。
現在は、鹿児島県の奄美群島に、映画「男はつらいよ」で、寅さんとマドンナのリリーが暮らす家として登場した「リリーの家」(加計呂麻島)や、伝統的な茅葺の高倉が残る「高倉のある宿」(奄美大島)など6棟、新潟県の佐渡島に2棟が運営されており、2018年中に奄美群島と佐渡島を中心に10棟以上の宿泊施設が加わる予定です。(公式ウェブサイト www.den-paku.com )
【会社概要】
会社名:奄美イノベーション株式会社
所在地:鹿児島県奄美市笠利町大字里50-2
代表者:山下保博
事業内容:奄美大島や佐渡島における「伝泊」の運営、まちづくりデザインなど。
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