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ユニバーサルアウトドア体験!ともに外に出でよう!お互いの新たな可能性を発見!『大人のユニバーサル林間学校』開催。

PR TIMES / 2018年9月13日 12時1分

NPO法人国際障がい者活躍社会創造協会 代表理事 山口和宏は、2018年8月9日に、同協会を設立。記念すべき第1回目の企画として、9月4日、5日に『大人のユニバーサル林間学校』を開催しました。

現在、障害者雇用問題、東京オリンピック・パラリンピックと、
障がい者に関する話題も多くなりました。
障がいを負っても当たり前に地域で暮らし活躍できる環境が必要です。
NPO法人国際障がい者活躍社会創造協会 代表理事 山口和宏は、
2018年8月9日に、同協会を設立。記念すべき第1回目の企画として、
9月4日、5日に『大人のユニバーサル林間学校』を開催した。
これに賛同した、協賛・協力企業10社のもと実現した。
開催場所:長野県、富士見高原リゾート。八ヶ岳麓。
参加者:関東、名古屋、地元から約20名
障がい者、健常者の枠を取り払い、大自然が心開いたコミュ
ニティを創り、お互いの新たな可能性に気づく機会を創造。
当法人は、障がい者の自立、企業研修やユニバーサル旅行の
新たな可能性を切り拓きます。
そして、誰もが活躍できる社会を実現してゆきます。




ユニバーサルアウトドア体験!ともに外に出でよう!
お互いの新たな可能性を発見!『大人のユニバーサル林間学校』開催


[画像1: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-868933-0.jpg ]



東京駅から皆で1つのバスに乗り、八ヶ岳に出発!

 9月4日、台風21号が直撃で開催が危ぶまれた中、障がい者と健常者がごちゃまぜで、 林間学校の呼び名に相応しく大型観光バスで、東京駅を出発して向かったのは長野県 八ヶ岳麓、標高1200メートルの富士見高原リゾート。
参加者は、代表理事の山口がフェイスブック等で仲間に声をかけ東京近郊、名古屋、地元長野から約20名が集まりました。大型バスに乗り込むとたったこれだけの人数?と思いましたが、理由はすぐに判明。車椅子で生活をする3人が、車椅子のままバスに乗るからでありました そう、ユニバーサル林間学校は、このバスからスタートでした。

バスにこのようなリフトが付いているのは、なかなか珍しく、車椅子生活者にとってのバス旅行はかなりな大がかりになってしまう。もっとバスも電車もスムーズに乗り込めるようにできると距離が近づけるはず。そんな気づきからスタート。

この目的は、日頃あまり味わうことのない自然の中で、ユニバーサルアウトドア体験を通じ、初めて会う人たちが開放的に語らい合うコミュニティを創ること。そして、障がい者もアウトドアの楽しみを知り、人の枠を取り払い、一人の人としてお互いに新たな可能性を感じられること。何よりユニバーサルな仲間を創ること。
[画像2: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-426474-2.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-230565-1.jpg ]



バスに乗り込む時には、特殊な車椅子用のリフトを活用。
乗り込むとがっちり固定し、安定感バッチリ。


[画像4: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-192046-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-691311-6.jpg ]


←このような手作りしおりをスタッフが作成し、ここから童心に帰るワクワク感を演出。

車椅子生活をする方4名、知的障害を持つ方3名が参加。宿泊した「ジュネス八ヶ岳」は障がい者の宿泊やサポートに力を入れている数少ない、障がい者に優しい場所。 予定していた1日目のバーベキュー、キャンプファイヤーなどは、台風21号の影響で中止となってしまったが、室内でダッチオーブンによる食事、サポートスタッフがじっくり仕込んだ燻製を堪能。そして、雨が止んだ後に花火大会を満喫しました。

参加した障がい者の方は、「遅くまで語り明かしたい!」とワクワクは止まらない様子でした。楽しいのはわかるが、なぜそこまで?と思い聞いてみると、普段はヘルパーさんに付き添ってもらい、遅くなってしまうと悪いので、ヘルパーさんの時間に合わすしかなく、遅くまで起きて何かしたいと思っても、それすら閉ざされてしまうということ。


[画像6: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-746675-7.jpg ]



[画像7: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-205691-8.jpg ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-408205-4.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-536083-5.jpg ]



雨上がりに、100本近くの花火を満喫。全員が童心に帰った瞬間。


山の開放感と美しい景色が可能性を広げる。

2日目は、晴天に恵まれ、富士見高原リゾートの「花の里」をハイキング。約800メートルの道のりは、両側が満開の百日草の花がとてもきれいであり、青い空と澄んだ空気が、開放感を助長しました。サポートスタッフによって用意された、JINRIKI(車椅子に装着する牽引器具)を車椅子に装着し、車椅子の方も一緒に山の緑を上をハイキング。段差があってもこれならば登ること降りることもできてしまうので画期的。

車椅子で舗装されていないところを進むこと自体が、普段ではあり得ないことでしょう。しかも、上り坂を上がり続けることは、サポートがあったとしても体力に自信のある人でないとなかなか難しい。それが、こうした器具を取り付けることで、体力がない人でもということまではまだ言えないが、今まで不可能であったことが可能にな る。それがとても大きなことではないでしょうか。

サポートしたい人も知識や体力がないと、サポートしたくてもなかなか安易に手をあ げることができないでしょうが、こうした器具が他のシーンでも増えることで、お互 いにサポートしたい、サポートされたいが交わることで、人の輪が格段と広がること でしょう。お互いの敷居がもっと低くなることでユニバーサルな人の付き合いが生まれる、それがお互いの可能性を広げることにつながると信じています。 これには、障害を持つ側も心を閉ざしてしまいがちですが、「まず外に出る」、そこから始めなければなりませんので、このような活動を通じて可能性を伝えていきいたと考えます。
[画像10: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-719485-10.jpg ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-218193-11.jpg ]



引っ張っているバーが、JINRIKI(じんりき)。人力車同様テコの原理で車椅子を引いて歩ける。これで行動範囲をも広がることを期待。

[画像12: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-916516-14.jpg ]


ローカルテレビ局もこの企画の取材に訪 れ、代表理事山口和宏が熱くこの企画に 込める想いを語る。

参加者の声:名古屋在住の車椅子生活者の山田茂博さんは、 可能性がとても広がった気がする。 「約800メートルの絶景の花畑道のりは、新鮮でとても気持ちのいい時間を過ごすことができました。車椅子生活を余儀なくされてからは、山をハイキングできることなど全く想像をしていなかった、というより諦めていた。可能性がとても広がった気がする。山もいずれは登れる日が来るだろう。また、バスに乗ってこのような旅にでれたことはいつ以来かわからない。閉じていた可能性の芽が芽吹いていく気がする。」 と笑顔で語る。

参加者の声:健常者の遠藤敏一さん(会社員)「境」を作ってはいけないと感じた貴重な経験だった。 恥ずかしながら障害をお持ちの方と、このような長時間ご一緒させていただき、オープンに話させていただいたのは、初めての経験でした。これを言ったら傷つけてしま うのではないかとか、何をお手伝いしたらいいのか全くわからないので、正直不安でした。しかし、お話をすると、とても皆さん気さくで私の方が逆に和ませていただきました。
特に感じたのは、私の親も年老いていますので、いつ介護が必要な状態になってもおかしくないですし、私自身がいつ病気や事故、災害に遭うかわかりません。また、老いも進んでいきますので、今までは、大変失礼ながら障がい者と健常者という「境」 を感じていましたが、その「境」というものがないのではないか?と感じました。こ の境を作らないことで、お互いが可能なことを助け合える世の中というのをもっと意識する必要がある、それがユニバーサル社会というものにつながるのかなと思いました。

今回、私も車椅子に初めて乗る体験をしました。普段では気にならないちょっとした段差や坂がものすごく気になり、恐怖を感じ、ひとつひとつの行動に助けが必要であ り、時間がかかる。全く同じ目線とは行かないまでも、少しでも近い視線で理解しよ うと意識が働くことはとても貴重なものでした。

さらに、なぜ、人がここまで優しくなれるのか?とても感じるところがあり、サポートスタッフの方の笑顔や本当に優しい人たちの心に触れたことは、平成最後の夏のいい思い出になりました。サポートスタッフの方の笑顔にも感動・感謝です。

[画像13: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-988443-12.jpg ]




なぜ、この企画を立て、実施に至ったのか?


[画像14: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-401543-15.jpg ]


代表理事 山口和宏のコメント。

『現在の日本では、障害を負うことは社会のレールから外れ、現状社会弱者となってしまいます。ごく当たり前の「日常」を手に入れることが困難となります。私も障害を負う身として、現在もなお、嫌というほどこの体験をしてきています。ですから、 障がいを負っても当たり前に地域社会で暮らし、活躍できる環境があれば、輝きを取 り戻せる人が多く存在します。しかしながら、それがないが故に、自宅に引きこもってしまい自分が地域社会に役立つことなど、なかったことにしよう、忘れることにしよう。と外に目を向けることすら止めてしまいます。

人が喜びを感じる瞬間は、「誰かの役に立てている時」。誰もが、ちょっとしたことで人の役に立てる、ちょっとしたことで笑顔が増える。そんなちょっとした活躍でも、 人の役に立てる地域社会を実現したいと切に願ってやみません。 健常者の方でも負担にならずに、誰かの役に立てるちょっとした機会を望んでいらっ しゃる方が多いことを知りました。それであれば、両者の利害を組み合わせてみたら、 わずかな一歩でも前に進める。そんな一歩を、一歩ずつ着実に進めたいと考えました。 利他の気持ちで、すすんで行うことは、とても清々しいものです。そのような時の笑顔はきっと眩しく輝いていることでしょう。

まずは、外によう!そのためには、安全・安心であり、そして、心が湧き踊る瞬間、 人が輝きを放つ機会を創出したいと考え、この協会を設立いたしました。ともに「生きるを愉しむ」姿を見せて、真のユニバーサル社会の実現に向けて、まずできる一歩 を歩み出したい。そう考え、第一弾の企画を考えました。賛同いただきご一緒できた 皆様には感謝しかありません。
[画像15: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-564768-13.jpg ]

[画像16: https://prtimes.jp/i/36957/4/resize/d36957-4-445748-9.jpg ]


代表理事の山口和宏(写真右)と弟・典宏(写真左)。
典宏は、兄・山口和宏の会社の社員でもある。
典宏が中三の時から、交通事故で首から下が動かなくなっ た兄・和宏の介護を行い、今も続けている。


【主催】
・NPO法人 国際障がい者活躍社会創造協会
https://iaec.or.jp/

【協賛】
・株式会社コンビンスアイ
http://convince.jp/
・フィーノ株式会社
http://fino-inc.com/
・株式会社uk
https://ukuk.co.jp/
・株式会社LIFEクリエイト
https://life-create-shine.co.jp/
・富士見高原リゾート
http://fujimikogen-resort.jp/

【協力】
・ユニバーサルフィールド実行委員会
https://www.facebook.com/uf.koshin/
・公益社団法人長野県長寿開発センター
http://www.nicesenior.or.jp/
・ほくとのかいご応援隊 はれのひ
http://www.h-harenohi.com/
・NPO法人サポートチームすわ
http://supportsuwa.jp/
・あなたと輝きを繋ぐ店『lifelinks』
https://lifelinks.theshop.jp/

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