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Mistletoe、新しい教育コミュニティ「GEUDA」創設。長崎における「新時代の伝習所」をめざして

PR TIMES / 2019年3月19日 16時40分

http://mistletoe.co/

孫 泰蔵(そん たいぞう)がファンダーを務めるMistletoe株式会社(以下、Mistletoe)は、長崎市内で起業家を目指す方から広く一般の方までを対象とした新しい教育コミュニティ「GEUDA」(ギウーダ)を設立いたします。



■プロローグ
激しく社会環境が変化する現代。私たちMistletoeは、本来、人が成長するために必要なことは何なのか、時代を良い方向へ導くイノベーティブ( innovative )な人材を育成するにはどのようにしたら良いのかを常に考え続けてきました。
現在、私たちの新しいコンセプトは、「ウニベルシタス( Universitas )」という言葉に象徴されています。
ウニベルシタスとは、ラテン語で英語 University やドイツ語 Universität などの語源となった言葉です。12世紀に最初に生まれたこの大学は、ギルドと呼ばれる個人が集まった組合のような組織でした。キャンパスを持たず、街中いたるところで学びが行われていました。そこでは現代のように細かく専門分野が分かれておらず、数学から天文学、文学、芸術まで幅広い分野を横断的に学んでいました。この頃生まれたであろう多様な分野に精通し、多角的な視点で新たな発想を生み出すことができる人材こそが、複雑化する現在の社会問題に立ち向かう騎士となりえるのではないかと考えるようになりました。

■長崎という場所の持つ意味
かつて、長崎の地には多くの遊学者が集まり、医学、天文、地理、詩歌、書、絵画など多岐にわたる分野の学びの場がありました。長崎の地で学んだ遊学者たちは、後に日本の歴史を動かしていきました。
平成が終わり新たな時代を迎えようとする今、私たちは長崎の地で新たな時代の担い手を育てる学びの場をつくりたいと思っています。そして、かつてのように多くの人材が長崎の地で育ち、世界に羽ばくように願っています。
この地で学んだ新しい時代の遊学者たちは、決して土地への恩を忘れず、長崎のためにも力を尽くしてくれると信じています。

■ロゴ

[画像1: https://prtimes.jp/i/37658/4/resize/d37658-4-209788-0.jpg ]


■名前の由来
GEUDAの語源はサンスクリット語で「無色に近い」という意味です。熱量が足りずに宝石になりそこねた石の事で、元は捨てられていたものが、近年の技術革新により実は素晴らしいサファイアに生まれ変わることが分かり、結果として天然サファイアの流通量が増え、現在では価値ある原石となっています。

■Vision
GEUDAは、テクノロジー・アイデア・デザインの分野で見果てぬ夢や独創的ビジョンを持つ才能が集まり、お互いにサポートし合うコミュニティを形成し、新しい未来を生み出す人間を輩出していきます。

■育成ターゲット
GEUDAが育成ターゲットとするのは、「起業家を目指す人」「研究者を目指す人」「企業育成人材」「学生・一般」の方々です。

■育成方針
GEUDAではPBL(Project Based Learning)を実践していきます。
これは課題解決型で学びを得ていく実践的な学習方法です。学生たちには国内外の企業や研究機関、政府や地方自治体から現実に存在するリアルな課題が提供されます。学生たちは自分が興味を持った課題を選び、その課題を新しいアイデアにより解決に導くため、 研究やワークショップを行っていきます。
そして、定期的に新しく生まれたアイデアをプレゼンテーションによりアウトプットしてもらいます。このプレゼンテーションは記録され、Mistletoeコミュニティに参加している世界的に有名な起業家や研究者、あらゆる分野の専門家やコミニティマネージャーに限定公開されます。彼らが学生たちのメンターとなることで学生たちはGEUDAでしか得られない有益なアドバイスやコミュニティの紹介など様々なフィードバックを得ることができます。これを繰り返していくことで、あらゆる分野の知識やプレゼンテーション力はもとより、コミュニケーション能力、まきこみ力、など課題を解決に導くための様々な力が養われていきます。

GEUDAで発表されたすべてのプレゼンテーションは記録され、個人のポートフォリオになります。
履歴書や職務経歴書などでは決してわからない、 GEUDAでの成長の記録や身に着けた知識、様々な能力、そしてどんな人に認められる人材になっているかを証明することができます。

個人の能力を一つの特定組織や一つの尺度により保証するのではなく、ブロックチェーン化して信頼を担保することにより、新しい時代の多様な評価方法の1つとして確立していきたいと考えています。
GEUDAの行う社会貢献を目的とした教育プロジェクトを支援いただける企業グループとの人材マッチングも積極的に行い、 GEUDAで学ぶ個人の可能性を広げていきます。

講義などによる受動的な学びではなく、よりアクティブに自らの意思による学び、そして、その学びを活性化させるプレゼンテーションや仲間たちとのワークショップ。 GEUDAはこの新しい教育のシステムで眠っている個人の才能を開花させ、社会に貢献する人材を輩出していきます。

■GEUDA最初の学び舎
ご縁をいただき、料亭「春海」様の所有されている登録有形文化財の建物を我々のグループにより所有させていただけることになりました。
私たちはこの料亭「春海」の歴史的価値のある建物を残し、後世に伝えていきたいと考えています。その為、建物の保存・修繕を行うだけでなく、新たな活用の方法としてこの度のGEUDAの最初の学び舎として活用させていただくことになりました。歴史のある貴重な建物ですので、傷みの多い箇所の修繕を行い、文化財としての価値を残し、教育の場としての新たな建築的な機能を追加する改修を行います。
[画像2: https://prtimes.jp/i/37658/4/resize/d37658-4-842046-1.jpg ]

■料亭の建物で学ぶ意味
料亭は、素敵な空間と料理、おもてなしの心、継承されて来た文化、守り手の心、など、様々な素晴らしい体験を訪れる人に提供してきました。
ある書家は料亭で筆を走らせ大胆な作品を生み出し、また、ある政治家は本来まとまらない話を、料亭の生み出すこれらの力を借りてまとめあげてきました。歴史的にも数々の逸話が料亭で生み出されたと伝承されています。
料亭は、単に食事をするための空間ではなく、人と人とが料理や素敵な体験を通じて心を通わせ、警戒心を拭い去りコミュニケーションすることで、新しい解を導き出す、とてもクリエイティブな場であったと考えています。
しかし、現在では料亭の多くはレストランや食堂といった通常の飲食店と同一視され、厳しい競争にさらされた後、廃業に至るケースも多くあると聞いています。
料亭は本来、本質的にクリエイティブな場であると考え、その本質的な力を借りて、コミュニケーションを誘発する学びの場として再構築することで、GEUDAの学び舎として次の時代につないでいきたいと思います。
大学という言葉の源流から着想し、そしてまた、料亭が本来有する機能から学びを得て、歴史の大切さ重みを理解し、ここで新たな時代の担い手を育てる学びの場をつくりたいと思っています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/37658/4/resize/d37658-4-856203-2.jpg ]

■歴史・文化を最先端の学びに
ご縁を得て、私たちは長崎を代表する料亭であった富貴楼様の歴史的価値のある所蔵品を多数所有させていただくことになりました。歴史・文化の継承もまた社会的教育活動を行うGEUDAの役割であると考えています。貴重な歴史的な資産を地域の中で活かし、守ることを実践してまいりたいと思っています。
私たちは長崎市様の協力を得て、これらの所蔵品の研究を行い、長崎の歴史から学び、未来へとつなげていきたいと考えています。

■「GEUDA」の運営について具体的な内容
今後、約半年をかけ「春海」様の建物の修繕・改修を行っている期間中に検討し、決まった内容は随時発表させていただきます。

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