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【偏光レンズ専門メーカー、タレックス】数量限定の特別コートレンズ"PK MIRROR COATING"を発売開始

PR TIMES / 2019年5月14日 18時10分

創業80年を迎える老舗偏光レンズメーカー



タレックスは2019年5月よりミラーコーティングレンズ「PK MIRROR COATING」を数量限定で発売を発表しました。
限定ミラーコーティング企画は2016年から開始され、今年で4回目を迎える。
※数量限定となっており、完売次第生産予定はありません。

PKミラーコーティングはピンクをベースにシャンパンゴールドへグラデーション変化する上品な仕上がり。
全国の認定取扱PROSHOPで購入することが可能となっています。

[画像1: https://prtimes.jp/i/37728/4/resize/d37728-4-185155-6.jpg ]



PKミラーコーティングに紹介ページ
https://talex.co.jp/ct/pk-mirrorcoating/



創業80周年を越えて、ものづくりへのこだわりと語った



タレックスは1970年に世界で初めて光学的に優れた全面均整のガラス製偏光レンズの開発に成功するなど、その独自技術を活用したサングラスが世界中で愛用されているタレックス。1938年に創業し、昨年80周年を迎えた。

80年間、社の発展に信念を注ぎ続けた会長田村晥一氏が、苦難多き人生の歩み、尽きることのないものづくりへの情念の源泉を語った。
[画像2: https://prtimes.jp/i/37728/4/resize/d37728-4-424679-0.jpg ]



―私の父は奈良の百姓の家の末っ子だったんです。

その父が、大阪田島町に田村レンズを立ち上げたのが、1938年のことです。私が生まれたのも、ちょうどその年。1945年の終戦も経験し、小学校を卒業した私は、父の姉の嫁ぎ先である福井レンズ(田島町)にガラス研磨の修行に入ったんです。当時でいう丁稚(でっち)ですな。戦後の高度経済成長時代に大学を卒業した私は父の会社に入社して、修行の経験を活かすべく、ガラス研磨事業を立ち上げようと機械を用意してもらいました。ここまでは順調に聞こえますが、そう簡単に事はうまく運びません。地場産業として260件もの工場がひしめく田島に新参者が入れる余地はなく、レンズ製造協同組合には入れてもらえなかったんです。続けようにも商売にならないため、研磨事業は諦めました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/37728/4/resize/d37728-4-171344-1.jpg ]



―他とは違う何かをしないと生きていけない

そう考えるうちに、海外市場に目を向けるようになりました。色々な場所に出向き、情報収集するなか、偏光フィルターを板ガラスに貼り合わせるという技術があると聞いたんです。とはいえ予備知識はなく、製造するための知識など全くない状態。ただひとつ、海外で需要が増えると直感的に感じました。それからは、専門家がいると聞けば全国に足を運び、断片的な情報をかき集める毎日でした。少しずつ偏光板の製造業者が出てきたのも、この頃。そこで、うちでも出来るのではないか?とやってみたわけです。


[画像4: https://prtimes.jp/i/37728/4/resize/d37728-4-632873-2.jpg ]



―知恵を絞れば、課題は必ず越えられる

試行錯誤を繰り返しながら、軌道にのせるまで10年以上かかりました。ただ、将来的に商売として成長させるにはクリアしないといけない3つの課題があったんです。

1. 偏光フィルターの染色を安定させること

2. 偏光レンズに適したプラスチック素材の研究開発

3. 球面設計の偏光レンズを量産できる仕組みづくり

ここに向き合い出すと、不思議なもので『人』と出会うわけです。それが、光内さん(元工場長)と和田さん(元開発責任者)です。

・現場肌の光内さんは、偏光フィルターの専門家として延伸と染色の量産機開発と導入

・化学に知見のある和田さんは、偏光レンズ製造に適した原材料の研究開発と特許取得

・そこに私が開発した、偏光フィルターを球面にカーブづけする量産機

それぞれの専門家が知恵を絞り、自社で開発した量産機が課題を解決してくれたわけです。

そして、この3つが今でもTALEXレンズを作る中核です。組み合わせるレンズ素材も、ガラス、CR39、1.60、CACCHUと、時代に合った偏光レンズを開発してきました。製品の品質レベルは当時とは全然違うけど、この中核は何より代えがたい財産です。

[画像5: https://prtimes.jp/i/37728/4/resize/d37728-4-127521-5.jpg ]



―進化し続けるタレックスの偏光技術

供給先には赤道直下の国もあれば、昼夜の温度差が50℃以上ある国もあります。これら世界各国の要望に応えるために、つねに新製品開発を進め、多くの特許を取得しました。

レンズカラー開発も同じです。トゥルービューをはじめ、国内18色、海外向けには100色以上のバリエーションがあります。世界各社の要望や期待に応えられる技術とノウハウは一貫生産してきたからこそ。もちろん、今この瞬間も改良、開発は進めています。

[画像6: https://prtimes.jp/i/37728/4/resize/d37728-4-774794-3.jpg ]



今こうして80周年を迎えられたのは、人との縁、これに尽きます。困ったとき、誰かが手を差し伸べてくれました。その出会いがあってこそ、こだわりのレンズを作り続け、世界中の人が、うちのレンズを使ってもらえるようになったわけです。コンシューマー(消費者)が良いレンズだと認めてくれれば、もっとこんなことは出来ないか?と要望を生んでくれます。うちなら出来るかも、という期待だと思って取り組んできました。その積み重ねが80年です。100周年を目指せる今、育ててくれた世界中の人が田島で作られるTALEXブランドだと知ったうえで、日常を快適に過ごしてもらえること。これが20年後、実現できていれば、こんな嬉しいことはないですな。

[画像7: https://prtimes.jp/i/37728/4/resize/d37728-4-312288-4.jpg ]




TALEX(タレックス)について


今年、創業80年を迎えるTALEXレンズ(偏光レンズ)製造・販売の専門メーカー。本社所在地は幕末から続く眼鏡レンズ発祥の地、大阪田島町。

全国で約440店舗の認定PROSHOPでレンズを体験することが可能となっている。

公式HP:https://talex.co.jp/
店舗一覧:https://talex.co.jp/order/proshop/

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