世界五大歌劇場の一つ、現地でソールドアウトの快進撃をつづける英国ロイヤル・オペラ4年ぶり来日!
PR TIMES / 2019年7月9日 13時40分
現代最高峰の指揮者、アントニオ・パッパーノが魅せる“幻のオペラ”
年間300を超える公演をほぼ完売させている脅威の劇場。それはロンドンに拠点をおく英国ロイヤル・オペラだ。その“怪物”が総勢300名で来日公演を行う!
本年9月、世界五大歌劇場の1つ、英国ロイヤル・オペラが4年ぶりに来日する。英国ロイヤル・オペラは年間300回をこえる公演回数を誇り、その出演するアーティストの顔ぶれ、意欲的な新演出の多さ、他分野のアーティストとの積極的なコラボレーションなど、伝統に甘んじない攻めの姿勢を続けている。その成果は確実にチケットセールスにつながっており、公演はオペラもバレエもほぼ毎回ソールド・アウト。観客の絶大な支持を集めている。
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その勢いの中心にいるのは音楽監督を17年にもわたってつとめているアントニオ・パッパーノ。パッパーノは生粋の“劇場育ち”の指揮者で、現在のオペラ界では珍しく、歌手のリハーサルでは自らピアノ伴奏をつとめるなど、音楽作りへの徹底したこだわりは定評がある。そのため歌手からの信頼も厚く、アンナ・ネトレプコやヨナス・カウフマンといったトップ・スター歌手も彼のことを「トニー」と呼び、「トニーが振ってくれるなら何でも歌う」と全幅の信頼を寄せている。
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そんな英国ロイヤル・オペラは過去に何度か引っ越し公演を行っており、日本の音楽ファンにはお馴染みの存在だか、今回の日本公演では注目の2作品を上演する。
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1つはシェイクスピアの戯曲に、歌劇王ヴェルディが忠実に作曲した『オテロ』。このオペラは演奏の難度が高く、指揮者と一体になれる高水準のオーケストラと合唱がなければ成立しない。今回はパッパーノが17年間の集大成として満を持して作品を選定した。そして歌劇場の威信をかけての公演なだけにキャスティングもぬかりはない。特に主役のオテロはテノール最難関の役にあげられるほどの難役で世界でも歌える歌手が限られている。日本公演に主演するのは大ベテランのグレゴリー・クンデ。クンデは今年だけでパリ・オペラ座をはじめ世界5か所で同役を歌うことになっているほどオテロ役に定評があり、ロンドン現地の公演でも喝采をあびた。そしてオテロの愛する妻デズデモナを演じるのはアルメニア出身の若き歌姫フラチュヒ・バセンツ。美貌と美声を誇り、ヨーロッパの主要な歌劇場に次々とデビューを重ねている今注目のソプラノだ。今回の舞台が満を持しての日本デビューとなる。
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もう1作はフランス・オペラの大作「ファウスト」。あまりにも作品の規模が大きいため、全曲上演は日本でもこれまでほとんど例がなく、特に英国ロイヤル・オペラのような世界有数の歌劇場が日本で上演するのは今回が初めて。まさに“幻のオペラ”ともいうべき作品である。カットされることも多いバレエの場面も含めての舞台は要注目だ。こちらの出演歌手も今をときめくスターが勢ぞろい。ヴィットリオ・グリゴーロ、イルデブランド・ダルカンジェロという華も実もある歌手たちが舞台を彩る。デイヴィッド・マクヴィガーの演出はロマンスとファンタジーにあふれた華やかな舞台で、悪魔が魔法を使う場面には様々な工夫がされており、目にも鮮やかで楽しい仕掛けが随所に隠されている。
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いずれも注目の舞台。初日は9月12日に東京文化会館(東京・上野)で幕をあける。
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英国ロイヤル・オペラ2019年日本公演
「オテロ」 指揮:アントニオ・パッパーノ 演出:キース・ウォーナー
9月14日(土)15:00 神奈川県民ホール
9月16日(月・祝)15:00 神奈川県民ホール
9月21日(土)16:30 東京文化会館
9月23日(月・祝)16:30 東京文化会館
「ファウスト」 指揮:アントニオ・パッパーノ 演出:デイヴィッド・マクヴィガー
9月12日(木)18:30 東京文化会館
9月15日(日)15:00 東京文化会館
9月18日(水)15:00 東京文化会館
9月22日(日)15:00 神奈川県民ホール
公式ホームページ https://www.nbs.or.jp/stages/2019/roh/index.html
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