産業技術総合研究所と義足歩行に関する共同研究を開始
PR TIMES / 2020年1月16日 10時5分
BionicM株式会社(代表取締役社長:孫小軍、読み:バイオニックエム、以下「BionicM」)は国立研究開発法人 産業技術総合研究所(理事長:中鉢良治、以下「産総研」)と、新型義足の開発および下肢切断者の歩行特徴評価指標の確立を目指し、共同研究契約を締結しましたので、お知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/43008/4/resize/d43008-4-661137-0.png ]
本共同研究では、機械式及び動力型義足を装着する下肢切断者の歩行特徴を解析・評価することで、新型義足の開発および下肢切断者の歩行特徴の評価指標確立などに繋げることを目指します。
下肢切断者が快適な歩行を実現するためには、従来型の歩行リハビリテーションによる身体機能の改善に加えて、動力型ロボット義足をはじめとしたテクノロジーによる機能補完も必要となります。しかしながら、ロボット義足を装着して歩行を行った際の生体力学的特徴は、そのほとんどが特定企業によって開発された既製品の解析・評価に限定されています。そのため、本研究を通じて、長期的な開発・評価および情報収集を行い、ロボット義足の開発・販売・普及というプロセスに繋げます。
さらに、高機能なロボット義足の開発に加え、片側大腿切断者が義足を装着した際の歩行特徴を明らかにすることは、義足歩行の臨床評価を深化させるだけでなく、障害者の社会参加機会創出という観点からも極めて重要な意味を持ちます。
BionicMは、代表である孫が2015年より東京大学においてヒューマノイドロボット技術を応用してロボット義足の研究・開発を行い、2018年の起業・事業化後、義足の製品化に向けたさらなる機能改善や評価を行っています。産総研は、本共同研究の参加研究員である人工知能研究センター保原浩明氏のもと、義足ユーザーの動作解析および大規模なデータ分析を行っています。この共同研究は、弊社のロボット義足の科学的評価に基づく開発と、産総研の様々な種類の義足を用いた歩行特徴の評価指標確立やデータベース化として、双方に有益になるものです。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
国内の重症下肢虚血患者における院内死亡の大半は患肢以外の要因による
Digital PR Platform / 2024年5月1日 10時0分
-
タンパク質の動きを3Dで見る!創薬を加速する0.5フェムト秒の挑戦
ASCII.jp / 2024年4月18日 11時0分
-
東北大、左脳と右脳の脳卒中では歩行速度低下の要因が異なることを確認
マイナビニュース / 2024年4月11日 6時55分
-
安全性に掛かる産業分野におけるAI技術の利用を標準化が後押し
共同通信PRワイヤー / 2024年4月10日 14時0分
-
杖を捨てて、どんどん歩く…「1.4kgロボット」着けた韓国の高齢者が明るく笑った
KOREA WAVE / 2024年4月6日 12時0分
ランキング
-
1円上昇、一時151円台 3週間ぶり円高水準、介入警戒も
共同通信 / 2024年5月3日 22時28分
-
2黒田東彦・日銀前総裁「円安は一時的」…NYの講演で見解、マイナス金利解除・利上げは「当然のこと」
読売新聞 / 2024年5月3日 17時45分
-
3いなば食品、大炎上も「ほぼ沈黙」の戦略的な是非 「沈黙は金」黙って耐える…のはもう通用しない
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 19時30分
-
4インフレ・金利上昇、マンション購入は急ぐべき? 長期では、マンション所有は3つのリスクの塊
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 11時10分
-
5過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください