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トレンドExpress、SNSデータ(クチコミ)から中国消費者の日本ブランド商品へのニーズを分析!中国消費者「買った」日本商品ランキング2019発表!

PR TIMES / 2019年11月28日 18時25分

・最も多く「買った」とクチコミされた商品は「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」
・クチコミ件数が最も多いのは「コスメ・美容」関連。機能性インナー人気等で「ファッション」も伸長
・クチコミ件数が増える一方、クチコミされる日本商品の数は減少、ブランド間での“勝ち負け”発生か



株式会社トレンドExpress(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 濱野智成、以下トレンドExpress)が運営する、中国の消費者トレンド情報と中国SNSデータ(クチコミ)の分析ツールを提供するWEBメディア「中国トレンドExpress」( https://cte.trendexpress.jp/blog/ )は、2019年に「新浪微博(Weibo)」などの中国SNS上で「買った」と投稿された日本商品の情報を集計・分析し、商品名別・商品カテゴリ別などでランキングにまとめた「中国消費者「買った」日本商品ランキング2019」を発表いたしました。
※プレスリリースPDF版はこちら: https://prtimes.jp/a/?f=d49775-20191127-1945.pdf


【Topics】
1.「買った」クチコミ総数は、前年比39%増の約1,019万件(前年から250万件以上増加)
2019年に中国のSNS上で、日本商品を「買った」と投稿されたクチコミ件数の総数は、1,019万1,624件。前年の734万7,227件から250万件以上増加。今年の11月11日「独身の日(ダブルイレブン)」でも日本商品の売上が国別1位となったが、引き続き日本商品への高い関心が続いていることが伺える。


2.「買った」クチコミ総数が増える一方、クチコミに登場する日本商品の数は減少。人気商品・話題の商品にクチコミが集中している可能性あり
2019年に中国のSNS上で投稿された日本商品の総数は、486アイテム(前年比約96%)。2017年に563アイテムだったのが、2018年には504アイテムに、そして今年はさらに減少する結果となった。中国のWEB・SNS上には日本商品に関する情報が溢れており、それらの中から消費者に認知されたものや話題になったものにクチコミが集中している可能性が伺える。


3.「買った」クチコミ総数、商品カテゴリ別では「コスメ・美容」がトップ、クチコミ件数の伸長率では「ファッション」「食品類」「コスメ・美容」が大きく上昇
「買った」と投稿されたクチコミを商品カテゴリ別で集計したところ、クチコミ総数では「コスメ・美容」がトップに、前年比で伸長率をみたところ、「ファッション」が前年比50%でトップ、次いで「食品類」42%、僅差で「コスメ・美容」が41%で3位となった。「ファッション」については、日本でも人気の機能性ファッション、特にストッキングやタイツの機能性インナー商品のクチコミが伸長した。

[画像1: https://prtimes.jp/i/49775/4/resize/d49775-4-605720-3.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/49775/4/resize/d49775-4-216521-1.jpg ]



4.「買った」クチコミランキング1位は、昨年に続いて「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」。5位に資生堂「TSUBAKI」がランクイン
今年最も多く「買った」とクチコミされた日本商品は、昨年に続いて「ピジョン 薬用ローション(ももの葉)」となった。続いて2位は「口内炎パッチ大正A」(大正製薬)、3位は「龍角散のどスッキリ飴」(龍角散)、4位には「サントリーシングルモルトウイスキー山崎」(ビームサントリー)となり、昨年の上位陣が若干順位を入れ替えての登場となった。一方5位には資生堂「TSUBAKI」がランクイン。中国消費者の「ヘアケア」ニーズの高まりを感じさせる結果となった。
[画像3: https://prtimes.jp/i/49775/4/resize/d49775-4-744692-2.jpg ]



【総評】「中国トレンドExpress」編集長 森下智史
昨年に続き、日本商品に関するクチコミ件数は増加傾向を保っており、中国消費者からの日本商品への関心は依然高いことがわかる結果となった。「買った」商品のクチコミランキングをみると、どちらかというと実用性重視の商品が上位を占めている印象だ。一方、クチコミされた商品数をみると、クチコミ件数の増加傾向とは逆に、減少の一途をたどっている。商品カテゴリ別でみても、特定カテゴリに偏ることなく全体的に減少傾向だった。考えられる背景として、「日本製だから売れる」という時代は終わり、SNSやオフライン広告など、中国消費者が日々の生活行動の中で触れる情報の中で、知名度や話題性を高められた日系ブランドに人気が集まっていくという流れだ。当然ながら、欧米や韓国ブランドとの競争、高品質化で台頭する中国系ブランドなど、海外ブランドとの競争も激化し、なおかつ市場もこれまでの北京・上海などの一線都市から地方の省の中心都市である二線、三線都市へと広がっている。
今後は、今まで以上に中国消費者に根付いたコミュニケーション方法を検討し実践していくことが求められている。ひとえに「中国消費者」といっても、地域や年代などによって嗜好性は異なるため、それぞれの特性を、SNS分析に加えて、実際に現地に足を運びマーケット調査分析を行うことも是非オススメしたい。

【調査概要】
集計期間:2019年1月2日~10月29日、2018年1月3日~10月30日、2017年1月4日~10月31日
調査対象:新浪微博(Weibo)、BBS、Blogに投稿されたクチコミデータ
調査項目:日本商品について触れられた投稿文の内容から、その商品を「買った」旨が記載されている投稿を抽出。
<引用・転載時のクレジット表記のお願い>
本リリースの引用・転載時には、必ず「中国トレンドExpress調べ」もしくは「トレンドExpress調べ」と明記ください。

【株式会社トレンドExpress 会社概要】
トレンドExpressでは、ソーシャルビッグデータ(クチコミ)から分析した消費者インサイト(潜在ニーズ)に基づいたプロモーションや越境EC支援事業、Webメディア運営を行っています。原則として、ご提供する施策の前後でクチコミ分析を実施することで、一過性にとどまらない、筋道立った、マーケティングのPDCAサイクルの運用を実現しています。
トレンドExpress HP https://www.trendexpress.jp/
所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ 5階
代表取締役社長:濱野 智成(はまの ともなり)
事業内容:
(1)世界各国のソーシャルビッグデータを使ったマーケット調査・分析
・インバウンド消費に関する需要予測
・海外消費者のインサイト分析
・企業のブランド調査・競合調査
・マーケティング戦略策定分析等
(2)ソーシャルビッグデータ分析を基にしたPR及びプロモーション
(3)中国向けマーケティングメディア 「中国トレンドExpress」( https://cte.trendexpress.jp/blog/ )の編集・発行
(4)越境EC支援(販売、CS対応、物流、プロモーション、「越境EC X(クロス)」の運営)

【主な沿革】
2019年10月 日本郵政キャピタルをリード投資家としたシリーズBラウンドの7億円の資金調達計画を発表
2019年7月 中国内陸部・長沙市の小売ブランド「SN’SUKI(エスエヌ スキ)」運営企業と提携
2019年5月 ソーシャルバイヤーの販売活動支援アプリ「World X」発表
2019年2月 中国消費者向けに動画コンテンツを制作し、SNSで拡散するサービス「トレンドMOVIE」発表
2018年11月 ソーシャルバイヤーと日本企業の大規模商談会イベント「ソーシャルバイヤーEXPO」初開催
2018年4月 中国のソーシャルコマース「微店(ウェイ ディエン)」運営企業と提携し、「越境EC X(クロス)」発表
2017年11月 Draper Nexus Venture Partners II, LLC(カリフォルニア州サン・マテオ)ほか2社を割当先とした、1.8億円の第三者割当増資を実施
2017年2月  中国のSNS上のクチコミ分析を活用したプロモーションサービス「トレンドPR」発表
2017年1月 株式会社ホットリンクから分社化
2015年11月 株式会社ホットリンク(東証マザーズ3680)の新規事業として立ち上げ

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