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QSimulateとJT、低分子創薬技術の開発において戦略的パートナーシップの締結を発表

PR TIMES / 2024年9月3日 11時45分

QSimulateの最先端シミュレーション技術によりJT独自のAI創薬を加速

Quantum Simulation Technologies, Inc (本社: 米国ボストン、CEO: 塩崎亨、以下QSimulate)と日本たばこ産業株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長: 寺畠正道、以下JT) は、このたび、AI創薬技術の開発に関する戦略的パートナーシップの締結を発表しました。今回の戦略的パートナーシップを通じて、QSimulateは最先端のシミュレーション技術をJT独自のAI創薬技術の開発に向けて提供します。これによりJTは、先端的な創薬技術の高度化をさらに加速し、画期的オリジナル新薬をより迅速に患者様にお届けできるようになります。

JTは病気で苦しむ世界中の患者様へ一日も早く「First in Class(画期的)」オリジナル新薬をお届けすることを目標に、低分子医薬品の開発を行っています。創薬プロセスの効率化による研究開発期間の短縮や創薬確度の向上を目指し、独自の先端的なAI創薬技術の開発・実装を進めています(その一例としてAQDnetがあります)。

創薬においてはウェブ上の大量のデータを活用できる言語モデルとは異なり、関連データが高価かつ網羅的でないことがAIを開発するための障害となっています。そこでAI創薬を実現するための鍵を握るのが物理シミュレーションです。特にスーパーコンピュータを駆使した物理シミュレーションを様々な方法で用いることにより,医薬品化合物の作用機構が分子レベルで詳細に明確となり、より効率的にAIを学習させることが可能になります。今回の戦略的パートナーシップを通じて、QSimulateは最先端の量子シミュレーション技術を提供し、JTが有する独自の先端的なAI創薬技術の開発をさらに加速させると共に発展させていきます。

JT 医薬総合研究所 最高科学責任者(CSO)である舘野賢は「独自の先端的AI創薬技術の開発を進めており実装段階にも入った。特に基本原理による物理シミュレーションとAIとを有機的かつ密接に連動・同期させた技術開発が重要だった」と述べ、さらにこの度のパートナーシップに対して「QSimulateとの戦略的パートナーシップにより、こうしたスーパーコンピューティングを駆使した技術開発の基盤がより強固になることで,画期的オリジナル新薬の開発を加速させたい」と期待を語っています。

QSimulate CEOである塩崎亨は「QSimulateの高精度な物理シミュレーション技術を用いることで、AIモデルの訓練および精度検証が可能となる。QSimulateの技術によりJTの創薬プロセスが加速されることを楽しみにしている。」と述べています。

QSimulateについて
QSimulateは米国ボストンに本社を置く量子シミュレーション技術の世界的トップリーダーです。QSimulateは創薬などの産業R&D課題に対して、量子力学に基づく様々なソリューションを提供しています。詳細については https://qsimulate.com をご覧になるか、info@qsimulate.com までご連絡ください。

JTについて
JTは1987年より医薬事業に進出しました。画期的なオリジナル新薬を創出し、一日も早く患者様へお届けすることを目指しています。詳細については https://www.jt.com/about/division/pharma/index.html をご覧ください。

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