エイコー印刷がLINE WORKS×AppleWatchの活用で社内コミュニケーションのDX化に成功
PR TIMES / 2024年11月13日 13時40分
使い慣れた身近なツールを活用した、だれも置き去りにしない等身大のDXが成功しました。小規模製造業者でも低コストで圧倒的効果を生んだ等身大なDXのカタチをご紹介します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63530/4/63530-4-f9814ad391a68eb0dec084a77a6a714f-1000x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
有限会社エイコー印刷(本社:大分県別府市古市町 代表:安部 秀徳)はこの度、受注情報の共有、製造進捗といった部門間をまたぐ複雑なコミュニケーションについて、LINE WORKSとAppleWatchを活用した独自のDX体制を構築致しましたのでご報告致します。
従来抱えていた情報伝達における課題
当社が主として取り扱うシールやラベルは全てのアイテムがオーダーメイドであるため、ほとんどの製品は複数のプロセスを経て生産されます。そのためお客様からの納期問合せは受注案件ごとの各工程スケジュールを確実に把握しなければならず、長きに渡り工程管理の見える化促進と納期回答のレスポンス向上がテコ入れすべき課題となっていました。
LINE WORKS導入の意図と新たに発生した問題
「製造部門のメンバーに等しく情報伝達できる」「ログが残せる」「日頃使い慣れているインターフェース」という点からLINE WORKSを受注報告と納期確認ツールとして導入。全社員がインストールして運用に挑戦しました。UIが普段使っているLINEと似ているため、グループウェアなどのソフトに馴染みのないスタッフでも導入へのアレルギーは無く、スムーズに「情報伝達」「ログが残せる」という課題をクリア。誰一人欠けること無くDX化を完了しました。
しかし製造中のスタッフがスマートフォンの通知音に意識を向けていないと通知にに気づきにくいという新たな問題が発生。繁忙状態になるほど製造スタッフのチェックは遅れ、営業が入力情報の回答を電話で要請するケースが頻発する傾向が見られ、導入の効果は限定的でした。
AppleWatchの導入の狙いと効果
機械音のある工場内では音による通知が届きにくいため、ウェアラブルデバイスによる振動で通知を知らせる手法に着目。各部門リーダーの4名にAppleWatchを支給致しました。
LINE WORKSは各リーダーの関係、管轄する情報のみが受け取れるようにトークルームを分類し、営業が担当部門のトークルームに入力すると部門リーダーのAppleWatchが振動と共に通知を表示します。受信した部門リーダーは手首に表示された情報を確認し、周囲のメンバーに情報を即時展開出来るようになりました。連携が早くなったことにより、課題であった納期回答の返信に要する時間は従来の10分~30分から平均1分に短縮されるという劇的な効果を得ることが出来ました。
返信の必要がある場合のみスマートフォンを取り出せば良くなったことで、作業に集中する環境が整ったとリーダーにも好評です。またこの環境整備は、機械設備を取り扱う当社の作業現場にとって生産性の向上だけでなく、作業者の安全性向上にも寄与していると感じています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63530/4/63530-4-17021e48919a0ea0f7df1bd69dce34f6-1000x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
LINE WORKS×AppleWatchが現場にもたらした変化
導入後1週間もすると、現場では情報共有にLINE WORKSを介したコミュニケーションが増加。ヘルプ要因が欲しい部門が具体的に人を回して欲しいという要請を出し、どの部門が逼迫しているのかという状況も把握できるようになりました。業務状況の把握を通じてコミュニケーションも加速化。スタンプを使ったコミュニケーションも見られ、新しいコミュニケーションツールにもなっています。
今回のDX化にかかった費用について
LINE WORKSは無料で利用できる範囲内で活用しているため、今回のDXにかかった費用はAppleWatch Series9 45mm(64,800円) × 4台 = 259,200円(税込)のみになります。
多くの中小零細製造業者様と同じく、ITリテラシーの高い社員が多いわけではない当社にあって、低コストで導入にストレスのないDXで大きなカイゼンに繋げられた取り組みとして、上記ご報告致します。
エイコー印刷について
大分県別府市でシール・ラベル・ステッカーを中心とした特殊印刷製品を専門で手掛けている印刷会社です。
単に意匠性の美しい製品を作るだけに留まらず、貼り付け作業性の考慮、顧客の使用環境で不具合を招かない安全設計といった専門業者ならではの視点をもったものづくりを志しています。
製作事例一覧:https://www.eiko-printing.co.jp/service/
instagram:https://www.instagram.com/eiko_printing/
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
有限会社エイコー印刷
住所:〒874-0013 大分県別府市古市町881-165
担当:代表取締役 安部秀徳
TEL:0977-67-5828
HP:https://www.eiko-printing.co.jp/
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