企業向けAIチャットボット開発プラットフォーム新製品を発表、少量データから口調を学習できる新技術を採用
PR TIMES / 2021年1月25日 11時15分
外部のソリューションと柔軟に連携する「Rinna Character Platform」新版をリリース
rinna株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:ジャン“クリフ”チェン、以下rinna社)は、新開発のチャットエンジン「Style Transfer Chat」を統合してリニューアルした法人向けプラットフォーム製品「Rinna Character Platform」の新版を発表します。2021年春の提供開始を予定します。
■背景
rinna社は、MicrosoftのAI&リサーチ部門でAIチャットボットの研究を行っていたチームがスピンアウトして2020年6月に設立したAI開発企業です。ディープラーニング技術を活用し、AIが文脈に応じた会話文を自動生成して人間と自然に会話する「共感チャットモデル」、AIが話し声や歌声で豊かな感情表現を可能にする「音声合成システム」などの技術を発表してきました。これらの最新技術は、当社が運営するLINE上のAIチャットボット「りんな」の開発に応用しています。
当社はまた、「りんな」のテクノロジーを企業のマーケティングなどに活用いただくために、会話内容や音声表現をカスタマイズしてキャラクター性を持たせたAIチャットボット(AIキャラクター)を開発できる法人向けプラットフォーム製品「Rinna Character Platform」を2018年から提供しています。
今回、外部ソリューションとの連携性を高め、新開発のチャットエンジン「Style Transfer Chat」を統合してリニューアルした「Rinna Character Platform」の新版を発表いたします。
■他社のAIサービスとも柔軟に連携
「Rinna Character Platform(RCP)」新版は、外部サービスとより柔軟に連携できるようにアーキテクチャを刷新しました。これにより、自由会話の中にゲーム機能など(※注)を取り入れてリッチなコミュニケーションができるAIキャラクターをより簡単に開発いただけるようになりました。また、タスク遂行型AIサービスなど他社のソリューションとの連携も可能で、実用的な機能を備えたAIキャラクターを作成することも容易になります(※注)。
従来版に搭載されていた不適切な発言を防ぐ機能も引き続き提供します。キャラクターの個性を発揮しながらも、企業がより安心してビジネスに利用できるAIキャラクターを作成できる環境を提供します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/70041/4/resize/d70041-4-694430-2.png ]
※注:ゲーム機能などは別途開発が必要です。他社とのソリューション方法などの詳細はご相談下さい。
■少量の学習データでAIキャラクターを作成
RCP新版は、当社が開発した最新のチャットエンジン「Style Transfer Chat(STC)」を用いて会話機能を実現します。作り上げたいキャラクターの性格や口調を反映した少量の学習データを用いて、大規模データから構築した事前学習済みモデルの追加学習をすることでSTCモデルとします。追加学習により、キャラクターの口調や学習トピックを反映した会話ができるように、AIキャラクターを成長させることができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/70041/4/resize/d70041-4-584157-3.png ]
■「Rinna Character Platform」パートナープログラム
RCP新版は、2021年春に提供開始を予定しています。提供に先立ち、RCPのソリューション運用、販売、コンサルティングなどのパートナープログラムを用意いたしました。2021年1月時点で、株式会社カヤック、株式会社電通がソリューションパートナーとしてプログラムに参加しています。パートナープログラムの詳細については下記のサイトを参照ください。
・RCPパートナープログラム
https://corp.rinna.co.jp/partner/
■今後の展開
rinna社は、人とAIのインタラクションを通じて人と人のコミュニケーションを次のフェーズへ進化させるべく、「すべての組織とすべての人にAIキャラクターを」をビジョンに、これから多様な個性を持ったAIキャラクターを世に生み出していこうとしています。今回発表したRCP新版は、AIの自由会話を用いて、企業がユーザーとの関係性を深めることに貢献します。また、他社のサービスを含めた外部ソリューションと連携して実用的な機能や個性的なコンテンツを付加した運用を可能とし、AIキャラクターを利用するユーザー、およびAIキャラクターを運用したいと考えている企業に対して、AIキャラクターとの新しい関係性や新たな価値を提案します。
【会社概要】
社名:rinna株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクウェア39F WeWork
設立年月日:2020年6月17日
代表取締役:ジャン“クリフ”チェン
Webサイト:https://corp.rinna.co.jp/
業務内容:AIサービスの研究・企画・開発・運営・販売
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ChatGPTに社内データを学習(RAG)させる「ChatSense」、「Box」連携機能をリリース予定
PR TIMES / 2024年9月12日 12時11分
-
Vonage、2024 Gartner(R) Magic Quadrant(TM) のCommunications Platform as a Service(CPaaS)部門で2年連続リーダーとして位置付け
PR TIMES / 2024年9月5日 13時45分
-
AIチャットボットの「ChatPlus(チャットプラス)」、「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」のチャットシステム部門で4つの賞を受賞
PR TIMES / 2024年9月4日 17時40分
-
京都トヨペットにChatGPT連携「SELFBOT」を導入。社内問い合わせ対応を削減
PR TIMES / 2024年8月27日 14時15分
-
チャットGPTで追加学習(RAG)できる「ChatSense」、タイトルの自動生成機能をリリース
PR TIMES / 2024年8月22日 12時4分
ランキング
-
18月の訪日外国人客数、半年ぶりに300万人下回る…それでも8月では過去最高
読売新聞 / 2024年9月18日 16時22分
-
2代表者が高齢になるほど黒字企業率は低下、70代以上の黒字企業率はコロナ禍を下回る
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月18日 17時15分
-
3「若者のディズニー離れは“料金が高い”から」説は、本当か
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月18日 7時40分
-
4【ガスト】平日17時から21時にタイムセールやってるよ!クーポン使うよりお得なのは見逃せない...。
東京バーゲンマニア / 2024年9月18日 17時36分
-
5しまむら、カスハラ「出禁」対応で日本が変わるワケ 「お客様は神様」というスタンスから脱却へ
東洋経済オンライン / 2024年9月18日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください