AEYEがSEOUL ROBOTICSと共にインテリジェント・トラフィック・システム向けに画期的なアダプティブ長距離認識ソリューションを提供
PR TIMES / 2021年10月13日 9時45分
最大300メートル先の情報を提供 ‐ あらゆるスマートインフラアプリケーションに不可欠な安全エンベロープを拡大
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カリフォルニア州ダブリンおよびミシガン州アナーバー : アダプティブ(適応型)高性能 LiDAR ソリューションのグローバルリーダーであるAEye, Inc. (NASDAQ: LIDR)と、AIと機械学習を活用し、自律性の未来を推進する3Dコンピュータビジョン企業 Seoul Roboticsは、AEyeの4Sight M™ LiDARセンサーおよびiDAR™(Intelligent Detection and Ranging)ソフトウェアプラットフォームをSeoul RoboticsのSENSR™3D知覚ソフトウェアと統合することを発表しました。 AEyeのアダプティブiDARプラットフォームはSeoul RoboticsのSENSR認識ソフトウェアに対し、300メートル以上離れた自動車、自転車、歩行者も検出可能な最高クラスの3D認識システムを独自に提供するすることで、遠距離にある物体の検出、分類、認識機能を備えた完全なインテリジェント・トラフィック・システム(ITS)を実現します。 本ソリューションのデモンストレーションを第27回ITS世界会議ハンブルグ2021(10月11日から15日までドイツのハンブルグで開催)で実施いたします。ご興味のある方はIntetraのブース(#B5431)まで、是非お越しください。
AEyeのインテリジェントLiDARはソフトウェアによる定義が可能なため、ITSのインテグレーターは交差点の管理からAVインフラ、高速道路上の自動事故検知(AID)、自動料金徴収など、ITSアプリケーションごとに異なるセンシングニーズに同時に対応することができます。 さらに4Sight Mの長距離性能を組み合わせることで、このAEyeとSeoul Roboticsによる統合型ソリューションは、従来の製品では対応できなかった長距離や悪天候の場合でも、物体の検出や分類を可能にします。
Seoul Roboticsの事業開発担当バイスプレジデントであるWilliam Muller氏は、次のように述べています。「AEyeの4Sight Mセンサーは、ITSのユースケースに合わせてさまざまな出力が可能であり、その適応性には心底驚かされました。 弊社のSENSRソフトウェアが人工知能を使って自己学習するのと同様に、AEyeはその革新的なアーキテクチャにより、高度なフィードバックループ処理やスキャンパターンの最適化を可能にします。 これによりSeoul Roboticsは、ラウンドアバウト、四差路交差点、料金所を含む全ての運行領域でドライバーを追跡できるだけでなく、ITSではかつて困難とされた中央分離帯のある高速道路の交通監視もできるようになったのです。」
受賞歴を誇るiDARプラットフォームをベースに開発されたAEyeの4Sight Mは、インテリジェントかつアダプティブな高性能ソリッドステート式LiDARで、個々のアプリケーションの要件に合わせて出力を調整することができます。 また、信頼性の高い独立第三者検証機関によってその性能が認められた業界初かつ唯一のLiDARソリューションで、 アクティブ・セーフティと自動運転技術の研究機関であるVSI Labsは、4Sight Mの画期的な測定距離、分解能、速度性能を認め、論文を発表しています。
SENSRのAIエンジンを4Sight M上でトレーニングすることで、4Sight Mのデータは時間帯や天候にかかわらずその品質が維持されるため、ITSのインテグレーターは物体や障害物が高速で移動している、密集している、他の障害物で一部が遮られているといった場合でも、ドライバーを24時間、信頼性の高い方法で分類することができます。 またSENSRは深層学習モデルや天候フィルタリングアルゴリズムにより、500個を超える物体を10cm間隔の距離精度で同時に追跡するだけでなく、激しい雨や雪の中での追跡も実現します。
AEyeの事業開発・戦略イニシアチブ担当バイスプレジデントであるAkram Benmbarekは次のように述べています。「ITSのインテグレーターは通常、センサーやソフトウェアをそれぞれ異なるベンターから調達するのではなく、スマートモビリティ、交通管理、自動料金徴収などのアプリケーションを一式まとめて提供するソリューションプロバイダーに依存しているため、そこに弊社の商機があります。 4Sight MとSENSRが統合したことで、このソリューションを使用するインフラ開発会社や都市管理会社は、300メートル以上先や悪天候の環境でも、車種別の車線利用状況、車線ごとの車両数、事故率、ヒヤリハットなど、リスクの高い交差点のデータを評価することができるようになります。 また交通管理者も、渋滞ピーク時のバイクによるウィービングの識別や道路上のゴミや落下物の検知、道路整備車両へのアラート発報などに随時対応できるようになります。」
輸送安全性、モビリティ、環境の持続可能性の向上に対する関心の高まりを受け、アナリストはITS市場が力強い成長を見せると予測しています。 調査会社のMarkets and Marketsは、2020年の179億ドルから2025年には365億ドルに成長するとし、別の調査では、スマートインフラにおけるLiDARの有効市場が2025年の15億ドルから2030年には140億ドル(9倍)に成長すると予測しています。
ソフトウェアで設定可能なセンサーの可能性を目の当たりにされたい方、また4Sight Mのパフォーマンスをリアルタイムで体験されたい方は、 https://www.aeye.ai/demo-the-4sight-m から是非、お問い合わせください。
AEye(エーアイ)について
AEye は、自動運転、先進運転支援システム(ADAS)、およびロボティックビジョンアプリケーション向けのインテリジェントな次世代アダプティブ LiDAR のプレミアプロバイダーです。AEye の iDAR™(Intelligent Detection and Ranging)システムは、バイオミミクリーと軍用の自動ターゲティングアプリケーションの原理を活用することで、環境をスキャンし、最も重要なことにインテリジェントに焦点を当て、高速かつ正確で信頼性の高い認知を可能にします。iDAR は、決定論的AIを統合したソフトウェアによる構成が可能な唯一のLiDAR であり、業界トップの距離、分解能、速度性能を提供しています。同社は 2013 年に設立され、米国サンフランシスコベイエリアに拠点を置いています。
Seoul Roboticsについて
Seoul Roboticsは、AIと深層学習を活用し、モビリティ、ロボティクス、スマートシティの未来を推進する認識プラットフォームを提供する、3Dコンピュータビジョン企業です。2017年に設立され、世界中のOEM、システムインテグレーター、政府機関と提携し、さまざまなシーンで活用可能な3Dセンサーや3Dデータを提供しています。その独自開発によるソフトウェアは、市場のLiDARや3Dデータセンサーとの高い互換性を誇り、業界を問わず、アプリケーションの精度や効率の向上、安全性の確保に貢献しています。ソウル、ローリー、ミュンヘン、デトロイトに拠点を構え、世界有数の金融機関から資金提供を受けています。詳細は、http://www.seoulrobotics.org/をご覧ください。
将来の見通しに関する記述(Forward-Looking Statements)
このプレスリリースに含まれる歴史的事実ではない特定の記述は、1995年の米国民間証券訴訟改革法に基づくセーフハーバー条項を含む連邦証券法の意味における将来の見通しに関する記述です。本項“Forward-Looking Statements”に関する詳細は原文を参照ください。
*この記事は現地時間2021年10月7日に米国AEye, Inc.より発行されたプレスリリースの抄訳です。原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先されます。
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