44年目を迎えた「日本ヒーブ協議会」、生活者・企業・行政による「共創社会」実現に向け新体制で始動

～名和高司氏による公開講演会も総会と同時開催～

1978年、消費者関連部門で働く女性の「生活者と企業のパイプ役」としての能力向上を目的に設立された「日本ヒーブ協議会」（所在地:東京都渋谷区）は、2022年4月15日（金）に総会を開催し、2022年度の体制と活動方針等を決定しました。当会は44年間にわたり多様な業種・部門に属する女性が集い異業種交流の特徴を活かしながら、消費者庁や内閣府男女共同参画局等の行政や自治体とも連携し商品やサービス、女性の働き方などに関する多くの研究と発信を行っています。



総会では当会の新しい代表理事に中村尚美（日新製糖（株））を選出し、44年間の歴史の中で培ってきた強みである「生活者視点」と「経営視点」を発揮し、生活者・企業・行政が三位一体となって創る社会の実現をめざした活動を進めます。また、総会当日には名和高司氏（一橋ビジネススクール客員教授）による、パーパス経営に関する公開形式の講演会も開催しました。

日本ヒーブ協議会は2023年に設立45周年を迎えます。これからも誰もが自分らしさを発揮して混じりあい新しい価値を生み出せる社会をめざして、会員相互による切磋琢磨を続けていきます。

＜新・代表理事（中村尚美からのご挨拶＞
40年以上変わらない日本ヒーブ協議会の根幹は「生活者視点」をビジネスで実践することですが、生活者と企業の関係性は設立当時から大きく変化しました。4年前の40周年を機に自らのInnovationに取り組み、現在、当会会員は自組織にて「生活者と新しい価値を共に創る」「その達成のための『幸せ組織』の起点となる」という、２つの役割を担うために切磋琢磨しています。
今年7月の公開講演会では、本音で共創する「幸せ組織」をつくるために学び実践している、当会会員のリアルな挑戦をまとめた小冊子『本音で共創する組織・チームづくりへの挑戦　進化する実践BOOK 』(http://heib.gr.jp/announce/book1/#1)について詳しくお伝えします。また、9月からは3回シリーズで生活者と新しい価値を共に創るための講座も行います。いずれもオンラインとリアルによる講演会であり、どなたでもご参加いただけます。
これからの日本ヒーブ協議会に、どうぞご期待ください。

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【総会・公開講演会の概要】
名称：一般社団法人日本ヒーブ協議会　2022年度総会・公開講演会　
開催日：2022年4月15日（金） 13時～～16時45分
会場：明治安田生命丸の内本社およびオンライン（Zoom）
総会決議事項
（１）2022年度新体制（代表理事1名・理事11名・監事2名）
（２）活動テーマ
「三位一体のデザイン型共創社会にむけたアクション-Innovationのつぼみを膨らませよう」

【公開講演会の概要】
テーマ： 「パーパス」の実現からみる、だれもが自分らしく幸せに暮らせる社会をめざして
講 師：一橋ビジネススクール　客員教授　名和高司氏
講演内容:名和教授より「志本主義(purposism)」と呼ぶパーパス重視の経営が、今なぜ必要なのかをご説明いただいたうえで、パーパス経営を実践している日本企業の事例を紹介いただきました。さらに、「日本発資本経営モデル」というキーワードを織り交ぜながら、パーパス経営をどう実践するかをお話いただきました。
参加者の意見・感想:
・パーパスを会社経営の中に組み込む重要性がよく理解できた。
・「志」を持つことで目標ができ、仕事への意欲が向上することを確認できた。
・パーパスが流行り言葉のようになっているが、社員への浸透には課題が多く、今後取り組んでいきたい。
・人材のダイバーシティ（多様性）だけでなく、組織内部にインクルージョンすることが大切だと感じた。

【日本ヒーブ協議会概要】
名称：一般社団法人　日本ヒーブ協議会
所在地：東京都渋谷区代々木2-30-4 C-002
代表者：中村尚美
設立：1978年9月
URL：http://heib.gr.jp
会員数:正会員数59名・所属企業数50社(2022年3月末時点/関西・九州支部含む)

【本件や当会に関するお問い合わせ先】
一般社団法人 日本ヒーブ協議会　事務局
e-mail：[e-mail]
＊お問合せはメールにてお願いいたします

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