系統用蓄電池事業への参画に関するお知らせ
PR TIMES / 2023年2月16日 20時45分
この度、株式会社IBeeT(アイビート 分散型電源のサブスクリプション・リースサービスを展開 以下「IBeeT」)は、主要株主である伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」)と自然電力株式会社(以下「自然電力」)で締結される覚書に基づき検討を進めている系統用蓄電池事業に関する共同事業(以下「本事業」)への参画を決定しましたのでお知らせいたします。IBeeTは本事業への参画を通じて系統用蓄電池事業における本格的なサブスクリプション・リースサービスの展開を目指します。
2050年カーボンニュートラルに向けた日本政府の宣言を踏まえ、地域や企業において、再生可能エネルギー(以下「再エネ」)の導入や電気自動車(以下「EV」)へのシフト、加えて昨今の自然災害の激甚化に対応できる電力レジリエンス強化が課題となっています。一方で、自然変動電源である再エネ電源の導入率が増加することを想定し、自然電力では、余剰電力の有効活用や電力不足時の安定供給に寄与する調整力の確保が並行して進められることが重要であると考えています。
本事業の検討事項としては以下3点を予定しています。
(1)伊藤忠商事と東京センチュリー株式会社の合弁会社であるIBeeTは、伊藤忠商事の強みである豊富な系統用蓄電池ラインナップから、系統用蓄電池事業に必要な機器の調達・運用を行います。
(2)自然電力が開発・運用するアグリゲート・エネルギーマネジメントシステム「Shizen Connect」を活用し、自然電力、伊藤忠商事及びIBeeTで系統用蓄電池の運用最適化を行います。
(3)自然電力が、卸電力市場や需給調整市場などの各電力市場にて系統用蓄電池から調整力を提供します。
本事業における第一弾の取り組みとして、定格容量2MW/4.8MWhの系統用蓄電池の設置を伴う実証事業(以下「本実証事業」)を行います。本実証事業では、福岡県内において、IBeeTよりEVリユース電池を活用した蓄電システム「BlueStorage」と、自然電力より「Shizen Connect」を導入の上、市場価格予測の精度向上や市場の動向についてのノウハウ蓄積を行い、将来的な多拠点・大規模展開時の事業性について検証します。
IBeeTでは、日本各地において系統用蓄電池に必要な機器の調達・運用を通じて、再エネ電源由来の電力の効率的な活用と安定供給に寄与し、サスティナブルな脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
<本実証事業概要>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/110152/table/4_1_a977bcdd4cbf0d208a79adb52d3758ca.jpg ]
<実施体制イメージ(予定)>
[画像: https://prtimes.jp/i/110152/4/resize/d110152-4-1e2f46abcdebe1f7ebc5-0.png ]
【伊藤忠商事株式会社について】
伊藤忠商事株式会社は、1858年初代伊藤忠兵衛が麻布の行商で創業したことにはじまり、現在は世界62ヶ国に約100の拠点を持つ大手総合商社として、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において国内、輸出入及び三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開している。その中で、家庭向けの蓄電池販売から大型蓄電池を活用した様々な蓄電池事業など、幅広く蓄電池ビジネスを展開しており、今後の脱炭素社会における分散型エネルギー社会の実現のための社会課題解決に向けた具体的なアプローチを行っている。
・本社:東京都港区北青山2丁目5番1号
・代表取締役社長COO 石井 敬太
・URL:https://www.itochu.co.jp/ja/index.html
【東京センチュリー株式会社について】
リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業。
・本社:東京都千代田区神田練塀町3番地
・代表取締役社長 馬場 高一
・URL:https://www.tokyocentury.co.jp
【株式会社IBeeTについて】
伊藤忠商事株式会社と東京センチュリー株式会社の合弁会社。
脱炭素社会の実現に寄与する分散型電源並びに関連機器のサブスクリプションサービスを提供するために2021年4月に設立された。保有する分散型電源から生み出される余剰電力を、AIを用いて相互に融通し合う「分散型電源プラットフォーム」の早期構築を目指す。
・本社:東京都千代田区神田練塀町3番地
・代表取締役社長 川西 洋二
・URL:https://www.ibeet.co.jp/
【自然電力株式会社について】
2011 年 6 月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛ける。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開している。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供する。これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わっている。
・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
・代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
・URL:http://www.shizenenergy.net
【「Shizen Connect」について (Webサイト https://se-digital.net/connect)】
Shizen Connect(シゼンコネクト)は、再エネ発電設備や蓄電池・EV・EQなどのエネルギーリソースを集合的に制御するアグリゲート・エネルギーマネジメントシステムです。住宅の太陽光発電と蓄電池、EV充電器などの制御から、複数の建物を自営線などで繋いだマイクログリッドの制御、数千台規模のエネルギーリソースによるVPP制御などが実現できます。これまで分断されがちな個別の制御とVPP制御などをワンストップで提供できるので、エネルギーリソースをマルチパーパスで利用することで経済性を向上させられ、またベンダーフリーなのでメーカー依存なくエネルギーリソースは自由に選定できます。
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