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京都の大本山妙蓮寺と現代美術製作所でオーストリアの出版イニシアティヴによる現代アート展「Agency Outpost #3: Lines」開催(11/17-12/1)

PR TIMES / 2024年10月25日 10時45分

海外の作家9名を含む11名の作家が京都・西陣の大本山妙蓮寺とオルタナティヴスペースの現代美術製作所において展覧会を開催。オーストリアと京都・西陣の文化が「線」で繋がる。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112465/4/112465-4-c3f008d7d05b8db93f5c4321c2ecc205-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
企画を担当したオーストリアの出版イニシアティヴ「Agency」の作家。左から東野雄樹、エリザベス・シールストロム、アンドレス・ラミレス・ガヴィリア

まちづくり団体による企画展「まるごと美術館」の一環
このたび、2024年秋の「まるごと美術館」のプログラムの一環として、オーストリアのウィーンに拠点を置くアーティスト集団「Agency」の企画により、総勢11名のアーティストによるグループ展「Agency Outpost #3: Lines(エージェンシー第三出張所 / 線)」を、大本山妙蓮寺およびオルタナティブスペースの現代美術製作所、2つの会場において開催する。
主催は京都西陣のまちづくり団体「まるごと美術館実行委員会」および大本山妙蓮寺。2019年より、西陣エリアのお寺や神社、町家所有者に会場を提供してもらい、地域の特徴的な建築を舞台にしたアートと工芸の展覧会「まるごと美術館」を開催してきた(前身となるライトアップや個々の寺院での展覧会活動は2017年から)。「まるごと美術館実行委員会」は地域の有志5社(人)で組織されている。アートの教育を受けた専門家ではないものの、それぞれの会場を担当するメインコーディネーターとして地元の縁や人のつながりを活かし、「地域×アート×工芸」の展覧会のキュレーションを行ってきた。そのため、西陣にある文化資源のブリコラージュ的な展覧会となり、毎回地域の「らしさ」が多様な形で可視化されるのも、ハイコンテクストな展覧会とは一味違う「まるごと美術館」のユニークな特色となっている。
2024年の秋は、「Agency Outpost #3: Lines」が開催される大本山妙蓮寺(および現代美術製作所)のほかに、大本山妙顕寺、本山妙覺寺においても、それぞれ個性豊かな企画展が開催される。 なお、「Agency Outpost #3: Lines」の開催にあたっては、ことくらす合同会社(まるごと美術館実行委員会メンバー)と現代美術製作所が、企画の段階から「Agency」に協力するとともに、京都・西陣での展覧会のコーディネートを担当している。

コンセプトは「線 / Lines」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112465/4/112465-4-91e63767a42b20957bd3d987f7fd7e36-1450x1050.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左からZipora Fried、Luca Freiの作品。※作品はイメージです。

エージェンシー 第三出張所 / 線 Agency Outpost #3: Lines
企画を担当するAgencyによるコンセプトは以下の通り。

“線とは、芸術を制作するための最も初歩的な要素です。私たちは、まず線から絵を描き始め、糸から織物を編み、陶芸では細長い紐作りが一番基礎的な技法となります。映像は線状に配列されたイメージの連続です。また英語で線( l i n e )が文章を意味するように、言葉はつなぎ合わされて線状のテキストを形作りますが、それはコンセプチュアル・アートには欠かせない存在です。線は、最も古い芸術と最も実験的な前衛芸術を結びつけています。
今回の展覧会では、この線という最も基本的な構成要素に様々な形で関係している作品を展示します。線とは、物質的な条件であり、言語の構造であり、絵画的・空間的構成のための道具であり、その他多くのものでもあるのです。”
作家は海外から9名、国内で活動する2名が参加
参加アーティストのほとんどは海外で活動しており、美術館に作品がコレクションされる作家も含まれている。高いクオリティの作品の鑑賞を通し、NYやヨーロッパにおける現代アートの多様な考え方や表現に触れる貴重な機会となっている。また枯山水で名高い大本山妙蓮寺の境内や、元は織物の作業場であった路地中の町家をリノベーションした現代美術製作所の空間とのコラボレーションも見所である。
参加アーティストは以下の11名。

以下、参加アーティスト
Nicolas Bacal
Avi Beracha
Luca Frei
Zipora Fried
Monica Giron
東野雄樹
Elisabeth Kihlstrom
Vera Lutz
南川史門
Andres Ramirez Gaviria
Pfaffenbichler/Schreiber


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112465/4/112465-4-2623792d77f6daedb1abfe5acd2f74c4-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から東野雄樹、エリザベス・シールストロム、アンドレス・ラミレス・ガヴィリア
企画を担当する「Agency」についてAgency(エージェンシー)は、アーティストのアンドレス・ラミレス・ガヴィリア、エリザベス・シールストロム、東野雄樹の3名がコロナ禍の2021年に始めた、オーストリアのウィーンを拠点とする出版イニシアティヴです。毎号特定のテーマで編集された同名の雑誌「Agency」を年1回発行するとともに、それに合わせて展覧会や講演会などのイベントも開催しています。エージェンシーでは、自らの活動を様々な場所で紹介する展覧会を「Agency Outpost」(エージェンシー出張所)と名付けています。




※「エージェンシー(agency)」とは、自分の意志や選択によって行動し、状況に影響を与える力や能力を指す。これは個人や集団が持つ主体性、行動力、意思決定の自由度などを意味し、社会学や哲学、心理学などの分野で用いられている。
例えば、社会において人々が自らの信念や価値観に基づいて行動し、変化を起こす力を持つことを「エージェンシーがある」と表現する。

展覧会の概要・開催日時など
「エージェンシー 第三出張所 / 線 Agency Outpost #3: Lines」の会場は、大本山妙蓮寺と現代美術製作所の2ヶ所。どちらの会場でも同じ作家が展示しますが、内容が異なります。
※映像作家1名は現代美術製作所のみで展示
※妙蓮寺会場は拝観料金が必要です。現代美術製作所会場は無料です。
- 開催期間(2会場共通):11月17日(日)-12月1日(日)
- 休館日(2会場共通):11月20日(水)、25日(月)、26日(火)、27日(水)

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112465/4/112465-4-46e997b6c9a222a5fa58a1f7faf30bc0-1500x841.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
名庭「十六羅漢石庭」。お庭や襖絵も鑑賞できる。
妙蓮寺会場住所:京都府京都市上京区妙蓮寺前町875
拝観可能時間:10:00-16:00
拝観料:800円(小学生以下・障がい者手帳持参者は無料)
駐車場:無し(敷地内の駐車場は檀家専用のため近隣のコインパーキングをご利用ください)
駐輪場:およそ10台
WEB:https://510kuras.jp/art/agency/
お問い合わせ:050-6870-8794(中川)



[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/112465/4/112465-4-88ef0513ca17af6b48590c36d9df6f9d-2306x1534.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2階部分に織物の作業場だった頃の面影を残す現代美術製作所の空間。
現代美術製作所会場住所:京都府京都市上京区挽木町518
(通りに面してミュルミュールという洋菓子店がある右脇の路地を入って1軒目)
開館時間:11:00-18:00
入場料:無料
駐車場:無
駐輪場:2~3台
WEB:https://seisakusyo.exblog.jp/34215757/
お問い合わせ:070-5013-3820(曽我)



アーティストトークイベントとレセプションパーティを開催
アーティストトーク 2024年11月16日(土)※事前予約制
2 つの会場で展示される作品を、企画者である「Agency」の東野雄樹、エリザベス・シールストロム、アンドレス・ラミレス・ガヴィリアがご紹介します。当日は、まず妙蓮寺においてアーティストによる会場ツアーを行った後、現代美術製作所に場所を移し、そちらでも作品をご覧いただきます。

開催日:2024年11月16日(土) 
開始時間:15:15(開始)※15時過ぎに会場にお集まりください。
参加費:1,000円
集合場所:大本山妙蓮寺
アーティストトーク参加申込

※メディアやインフルエンサーの皆様は、記事最下部の「メディアの皆様へ」からご連絡ください。
レセプションパーティ 2024年11月16日(土)
作品をご覧いただきながら、参加アーティストとの交流をお楽しみください。無料でご参加いただけます。申込は必要ございません。
開催日:2024年11月16日(土) 
開始時間:17:00頃
参加費:無料
会場:現代美術製作所


クレジット
主催:大本山 妙蓮寺、まるごと美術館実行委員会
企画:Agency
コーディネート:現代美術製作所、ことくらす合同会社
運営:Room488、ムクヨミドリ、Tradi LLC、山科旅感、ことくらす合同会社
助成:Federal Ministry Republic of Austria Arts, Culture, Civil Service and Sport
※やむを得ない事情により企画の一部が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
※当初予定していたIngrid Wimarは残念ながら不参加となりました。
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メディアやインフルエンサーの皆様へ
展覧会やアーティストトークを記事にしていただけるメディアやインフルエンサーの皆様の来場をお待ちしております。また、作家へのインタビューやコーディネーターへのインタビューなども受け付けております。以下のフォームの「必須」事項と所属に入力の上、お問い合わせ内容欄に「Agency展覧会」と記入いただき、⑴来場日と⑵内容(鑑賞記事作成、アーティストトーク参加、レセプション参加、作家インタビュー希望など)を記載して頂き、送信してください。
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