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30年の耐久性を持つ神社用しめ縄作りの会社が能登半島地震で被害を受けた富山県の神社の義損金集めに協力

PR TIMES / 2024年6月1日 16時45分

きっかけは神社の行事が地域復興につながるという思い



富山県神社庁では、神社の修繕・復旧を進めるための義損金募集サイトを開設。地元の神社ともゆかりが深い、30年取り替え不要のしめ縄を作る株式会社折橋商店では、富山県神社庁の義悁金サイトの周知活動に協力している。

富山県神社庁HP (https://toyama-jinjacho.sakura.ne.jp/
株式会社折橋商店(https://orihasisyouten.jp/

令和6年1月1日。
その日は雪国の富山県ではめずらしく、晴天の元日を迎えていた。
神社では午後になっても初詣に訪れる参拝者があとを絶たない。
家族や親戚、近所の人たちと「あけましておめでとうございます。今年はいいお正月ですね。」と笑顔を交えながら話す姿があちらこちらで見られる中、16時10分、大きな地震が北陸を襲った。
神社復興に必要な義損金が集まらない現実
能登半島地震による被災した富山県内の神社の復興支援のための十分な義損金が集まらない状況が続いている。地震によって被害を受けた神社は、修復や再建に膨大な費用が必要であり、地域の文化やコミュニティにとっても重要な存在であるが、寄付の呼びかけに対する反応が鈍く神社の復興が遅れているとの懸念が高まっている。この問題に対処するためには、寄付の意識向上や広報活動の強化、地域や企業との連携など、積極的な取り組みが必要である。

富山県の神社被災状況
神社では、鳥居、灯籠、玉垣など、石で造られた建造物が多い。
「灯籠から離れてください!」と大きな声が飛ぶが、とっさの出来事にどこに逃げれば良いのかわからず、ただ叫ぶだけで戸惑う人も多かったと富山県氷見市の伊勢玉神社宮司
鈴木 瑞麿(すずき みずまろ)さんは語る。

東日本大震災以来の大津波警報が出た能登半島地震。
津波は揺れが収まらないうちに陸に到達。山では土砂崩れが起きた。
被害を受けたのは住宅のみならず、地域のコミュニティーを支える神社も例外ではない。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114206/4/114206-4-34dd7422558b6bcfe523d2011d44948a-720x950.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参照元:富山県神社庁 令和6年能登半島地震 富山県内神社被災状況
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114206/4/114206-4-97f542950efa3cb4595dafb4dd4b3d6e-720x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参照元:富山県神社庁 令和6年能登半島地震 富山県内神社被災状況
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114206/4/114206-4-e891190ce3d6b2c69037986a597d1c5d-720x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参照元:富山県神社庁 令和6年能登半島地震 富山県内神社被災状況

鳥居や灯籠、玉垣が崩れ、屋根瓦が落ち、壁が崩れ落ちたりヒビが入った神社は多い。
中には液状化の影響や地割れにより、建物の基礎部分から修繕が必要な神社もある。

地震の被害の報道は、震源の石川県に関する報道が多い。
しかし、能登半島と隣接する富山県でも大きな被害が出ている。
富山県神社庁のまとめによると、令和6年2月13日現在、富山県内では551件の神社に社殿や鳥居、玉垣、石灯篭などの倒壊や破損などの被害があったことを確認している。

そこで富山県神社庁では、神社の修繕・復旧を進めるための義悁金募集サイトを開設。
地元の神社ともゆかりが深い、30年取り替え不要のしめ縄を作る株式会社折橋商店では、富山県神社庁の義悁金サイトの周知活動に協力している。

富山県神社庁 義損金募集ページ
https://toyama-jinjacho.sakura.ne.jp/%e9%9c%87%e7%81%bd%e7%be%a9%e6%8d%90%e9%87%91%e5%8b%9f%e9%9b%86%e3%81%ae%e3%81%8a%e9%a1%98%e3%81%84

神社の復旧はこれから
神社の復旧は進んでいるのか。
富山県神社庁に尋ねたところ神社の復旧はほとんど進んでいない。
地域のコミュニティーを支える神社では、多くの氏子も被災しており、住宅や職場など、まずは氏子の生活再建が優先となっている。
また、鳥居が壊れた神社では、業者に依頼しなければ鳥居の撤去が難しい。しかし、業者も被災地域の土木工事が優先になっていて、手が回らないという現状もある。
こうした理由から、壊れた建造物を神社の敷地内にまとめておくという応急処置のみが済んでいる神社が多く、片付けですら済んでいるとは言えない。

これまで、富山県神社庁には神道青年会から富山県を通じて大きさの異なるブルーシートが600枚配布されている。ブルーシートの一部は被害の大きかった石川県七尾市にも配布するなど、県をまたいだ協力も行っている。
しめ縄作りの会社が富山県の神社の被害を知ってもらうためにできること
株式会社折橋商店では、富山県神社庁が義悁金を募集していることを新聞で知った。
テレビでは折に触れて能登半島地震のニュースが流れてくるが、取り上げられるのは震源となった石川県に関するものばかりで、隣接する富山県の被害状況はほぼ報道されない。
ましてや新聞となれば、発行日に新聞を読む人はいても、翌日以降に新聞を見返す人はほぼいないため、義悁金も集まりにくいのではと考えた。

しめ縄作りの会社が全国の人に富山県の神社の被害状況を知ってもらうため何ができるのか…
そこで考えたのが、株式会社折橋商店の自社サイトで富山県神社庁の義損金サイトを紹介する方法だ。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114206/4/114206-4-49c5f846faa6b794d2a46efa6dce87bb-3900x2605.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社折橋商店では、30年間取り替え不要のしめ縄を作っており、人手不足により管理が難しくなった全国の神社から問い合わせが来る。
また、最近では、名鉄百貨店の水引ロゴをしめ縄で作ったり、百貨店の内装に注連縄が採用されるなど、これまでになかった新しいしめ縄の活用にも積極的に力を入れている。
そのため、株式会社折橋商店のサイトには神社以外にも幅広い層からアクセスがあるのだ。

こうした背景があり、株式会社折橋商店のサイトを訪れる人に富山県神社庁の義損金サイトにも訪れてもらい、被害の状況を知ってもらうと同時に、義損金に繋がればと考えたのだ。
地域の復興に神社の復旧は欠かせない
読者の中には子供の頃、学校から帰るなり玄関にランドセルを置いて、神社で遊んだという人も多いのではないだろうか。
今も昔も神社は子どもたちにとって格好の遊び場だが、被災地では地震のあと、子どもたちが遊べる状況ではない神社も多い。

また、神社ではさまざまな年中行事が行われる。
ここ数年はコロナ禍もあり地域の行事が自粛され、地域でも希薄になったと言われるコミュニケーションだが、子どもから大人まで世代を超えて地域の人々がつながるコミュニティースペースとして、神社が果たす役割は大きい。
そして、神社で行われるお祭りや活動は、今後地域を盛り上げいち早く復興していくための大切な資金源でもある。

被災地という言葉にはどうしても暗いイメージがある。
しかし、神社にまつわる地域活動を通して、そこに暮らす人々が笑顔を取り戻し、生活の復旧、地域の復興へとつながってほしいとの思いから、株式会社折橋商店では、富山県神社庁の義損金サイトの紹介を通じて支援の輪を広げていきたいと願っている。

地域コミュニティーの中心であり、心のよりどころでもある神社。
特に北陸は信仰心が厚い地域と言われている。
神社が復旧したその時が、真に地域が復興した時と言えるであろう。

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