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多くの製造業が業績不振に苦しむなか、過去最高売上を達成

PR TIMES / 2023年9月20日 15時45分

「2024年問題」を前に賞味期限を伸ばせる高性能の食品包装フィルムが好調

高機能のフィルムやシートをつくるため、樹脂を平らに成形する工具「Tダイ」を完全オーダーメードで設計・制作する、町工場ベンチャー・アクスモールディング株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:横田新一郎、以下「当社」)は2023年度7月決算を発表しました。売上高は前年度比で約60%増の約7億3,000万円と過去最高を記録しました。

今、製造業を中心に、業績予想を下方修正する動きが相次いでいます。中国市場の減速や材料高が主な原因です。こうした逆風を尻目に、当社は過去最高業績を達成することができました。創業から6年での年商7億越えとなります。

「2024年問題」を前に、高性能の食品包装フィルムが成長を牽引


当社は「Tダイ」と呼ばれる、高機能のフィルムをつくるための工具を完全オーダーメードで製造しています。

全体的に受注が好調だったのですが、近年特に問い合わせが急増しているのが、食品包装用のフィルム、なかでもパンの包装用フィルムの製造工具です。多層構造の高性能フィルムを包装に用いると、通気性を制御しやすくなり、賞味期限を延ばすことができます。

高価格であるにもかかわらず、高性能のパン用の包装フィルムの製造が好調な背景には「物流の2024年問題」があります。2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の上限が規制されるようになり、労働時間が短くなります。これにより輸送能力が不足し、「モノが運べなくなる」状態が生じることが懸念されています。

国の「持続可能な物流の実現に向けた検討会」は、何も対策を行わなかった場合には、営業用トラックの輸送能力が2024年には14.2%、2030年には34.1%不足する可能性を指摘しています。

来年度から懸念される物流能力の減少に対し、食品メーカーの多くが包装フィルムを高性能化することで賞味期限を伸ばそうとしています。消費期限が伸びれば、物流能力が減少しても、対応可能となります。また、ますます注目を集めている、食品ロスの削減にも貢献することができます。

好業績を「未来を担う人への投資」に活かす


当社の正社員は14名ですが、このうち11名が設計技術者という完全に技術志向の会社です。好業績をさらに拡大させるため、当社はこの1年で技術者をさらに10名採用する計画です。業界で評価いただいている技術力を、さらに磨き上げることを最重要と考え、「人への投資」を大胆に実行していく考えです。

会社概要:アクスモールディング株式会社


代表取締役社長:横田新一郎
本社:東京都大田区南蒲田2-8-2cinza101
丹沢テクノセンター:神奈川県秦野市曽屋553‐1
https://www.axmolding.com/

2017年、代表取締役の横田新一郎が起業した「町工場ベンチャー企業」。スマートフォンやテレビを購入したときに画面に貼ってあるシート、あるいはコンビニエンスストアで販売されている「おにぎり」を包むフィルムなど、高性能のフィルムやシートを作るための工具・「Tダイ」を完全オーダーメードで設計・製造しています。その技術力と顧客に応じたきめ細かい対応力は国内随一。国内外の大手企業が相次いで「高い技術力を必要とする特殊案件」を依頼するだけではなく、同業他社までもが「自社では解決できない案件」を持ち込む「業界の駆け込み寺」的な存在となっています。逆風下にあるものづくりの世界で、ゼロから年商7億円まで成長。「日本の町工場の再興」に挑み続けています。2021年には「大田区中小企業新製品・新技術コンクール」で優秀賞を受賞。



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