マルチプレイヤーのヒカルド・バセラール 日本人シンガーを迎えブラジル音楽を讃えるコンサート開催
PR TIMES / 2024年7月13日 12時45分
ブラジル・セアラ州出身のミュージシャン、ヒカルド・バセラール(Ricardo Bacelar)が7月9日と10日、東京のブルーノート・プレイスで2夜連続公演を行った。
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ヒカルド・バセラール
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村田匠、ヒカルド・バセラール、マルキーニョス・ラモス
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ヒカルド・バセラール、マリアンジェラ、山田タマル、村田匠
ブラジル・セアラ州出身のミュージシャン、ヒカルド・バセラール(Ricardo Bacelar)が7月9日と10日、東京のブルーノート・プレイスで2夜連続公演を行った。1日目と2日目で異なるパフォーマンスを披露。バセラールは7月中旬まで日本ツアーを開催中で、13日は福岡、18日は鎌倉(神奈川)での公演が予定されており、20日は再び東京でライブを行う。
ブルーノート・プレイスのステージでは、2日目の夜にインストゥルメンタル曲の「Fogueira」が演奏されたことが大きなサプライズとなった。同曲は、チェリストのジャキス・モレレンバウム(Jaques Morelenbaum)と共同制作したアルバムに収録される予定だ。
フォホーのリズムに、バセラールならではの特徴を持つ楽曲で、ステージではマルキーニョス・ラモス(Marquinhos Ramos)と村田匠が出演しパンデイロを演奏した。
今回のツアーに同行しているバセラールの妻マノエラは、「ブラジル北東部にルーツを持つこの音楽を聞けば体が勝手に動き出してしまう」と語った。
同じくインストゥルメンタル曲で、ブルーノートでの公演のために特別のアレンジで演奏された 「Vila dos Passaros」も話題となった。世界が過酷な状況下にあったコロナ禍の最中に書かれたというこの作品の曲調には、聞く人を鼓舞し前向きな気持ちにさせる力がある。
歌手のマリアンジェラ(Mariangela)は、「Upa, Neguinho」でバセラールと共演。この公演には歌手の山田タマルも出演し、バセラールとともに「O Barquinho」を披露した。この曲は、バセラールに説得されたボサノヴァの巨匠ロベルト・メネスカル(Roberto Menescal)が歌ったバージョンが先日再リリースされている。
また、バセラールは日本へのオマージュとして、海外では「スキヤキ」の題名で知られる「上を向いて歩こう」をレパートリーに加え、マリアンジェラ、山田タマル、村田匠とともに演奏した。
コンサートを鑑賞し日本人によるボサノヴァの演奏を楽しんだというセアラジャパンのチアゴ・マルソン・フォンセカ代表は、「ブラジルの優れた音楽が、二つの文化の間を流れるように見事に演奏されるのを聴くことは、我々ブラジル人にとって素晴らしい経験となった」と述べた。
ブラジル音楽に関する書籍「ブラジル・インストルメンタル・ミュージック・ディスク・ガイド」の著者であるウィリー・ウーパー氏は、「5年半振りに来日したヒカルド・バセラール。ブルーノート・パレスでは30分強の2セットという短めのステージだったが、ミルトンやエドゥ、ジル、ジョルジ・ベン、ベルキオールといったMPBスタンダード曲から、メネスカルのボサノヴァ曲、そしてオリジナルのフォホーまで、ブラジル色満載の内容となった。初顔合わせのゲスト・シンガー達とも上手く調和できたのはバセラールのセンスの良さだろう。次の機会はじっくりと聴いてみたい」と語った。
第1夜は中原仁、第2夜は桜井芳次郎がミュージックセレクター(DJ)を務めた。
コンサートの制作はトゥピニキーム・エンターテインメントが担当した。
●7月13日(土)福岡
TIEMPO HALL
https://tiempohall.tiempo.jp
※詳細・チケット情報→ https://x.gd/PC2j4
●7月18日(木)鎌倉
JAZZ CLUB DAPHNE
https://www.jazz-daphne.jp
※詳細・チケット情報→ http://ptix.at/8S0K2v
●7月20日(土)東京
第17回ブラジルフェスティバル(代々木公園イベント広場)
https://festivalbrasil.jp/ja/
※入場無料 Free Live
Homepage shows: http://www.tupiniquim.net/
Youtube: https://www.youtube.com/@ricardo_bacelar
Instagram @ricardo_bacelar
Jasmin Music: https://jasminmus.com/
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