東京都盲ろう者支援センターが移転リニューアルオープン
PR TIMES / 2024年6月6日 17時45分
~新宿区に移転し、2.5倍以上の広さに。盲ろう児の支援にも対応~
認定NPO法人東京盲ろう者友の会は、法人本部、そして、法人が運営する東京都盲ろう者支援センターおよび障害福祉サービス等事業所「かけはし」を東京都台東区から新宿区に移転し、6月10日にリニューアルオープンします。多くの路線が乗り入れている神楽坂エリアで、都内各所からのアクセスが向上。さらに、面積もこれまでの約2.5倍になり、より多くの盲ろう者が集い、学び、交流できるようになります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/133172/4/resize/d133172-4-bb2bda7507350c6e70ac-0.jpg ]
移転の経緯
東京都盲ろう者支援センター(以下、センター)は、東京都の補助を受け、認定NPO法人東京盲ろう者友の会が2009年5月に台東区浅草橋に設立。約160平米に、交流・研修室や訓練・相談室など3室を設け、盲ろう者に対する様々な支援事業を実施してきました。
その結果、センターを利用される盲ろう者が徐々に増加した一方、近年では、既存のセンターの面積や部屋数では、盲ろう者の支援の需要に対応できにくくなってきました。また、これまでセンターは盲ろう者を主な支援対象としてきましたが、支援が行き届いていなかった盲ろう児についても、支援の幅を広げ、事業を展開する必要がありました。
そこで、東京都や東京都議会に、移転・増床や盲ろう児支援の拡充を東京盲ろう者友の会から要望しました。そうしたところ、必要性が高い取り組みとして、ご理解をいただくことができ、委託事業化され、面積の広い場所への移転や盲ろう児支援の事業化が実現する運びとなりました。
移転先と営業開始日について
移転先は新宿区の神楽坂エリアになります。伝統とモダンが融合し、石畳の小道や歴史的な建物が残る風情ある街並みと、多彩な飲食店や洒落たカフェが魅力です。
大江戸線の牛込神楽坂駅や東西線の神楽坂駅が最寄駅ですが、多くの路線が乗り入れている飯田橋駅も徒歩圏内で、都内の各所から来所しやすくなります。
リニューアル後の営業開始は、6月10日(月)の9時30分からです。
移転先:東京都新宿区岩戸町4 87ビルディング岩戸町2階
アクセス:
都営大江戸線 牛込神楽坂駅 2分
東京メトロ東西線 神楽坂駅 5分
東京メトロ有楽町線 飯田橋駅 7分
JR中央・総武線 飯田橋駅 11分
[画像2: https://prtimes.jp/i/133172/4/resize/d133172-4-5cc3f2bb75d7f821df10-4.jpg ]
面積や部屋について
広さは、 約430平米で、これまでの約2.5倍になりました。
7部屋あり、以下が設けられています。
1.交流・研修室
2.訓練室
3.相談室1
4.相談室2
5.盲ろう児支援室
6.広報・啓発コーナー
7.事務室
[画像3: https://prtimes.jp/i/133172/4/resize/d133172-4-3769c2c278ed62514d6d-1.jpg ]
展開する事業について
「盲ろう者支援センター事業」のほか、盲ろう者の外出とコミュニケーションを支援する通訳・介助者の派遣や養成に関する事業を実施します。また、移転と時を同じくして、盲ろう児支援事業を開始します。
盲ろう者支援センター事業 (東京都委託事業)
訓練事業
盲ろう者の自立を目的とし、生活に必要な技術や知識を学ぶために訓練を実施します。
総合相談支援事業
盲ろう者やそのご家族、通訳・介助者、各関係機関などからの相談を受け、情報提供や問題解決の支援を提供します。
社会参加促進事業
外出の機会が少ない盲ろう者の社会参加を促すための交流会や学習会の開催、盲ろうについての広報啓発活動を行います。
盲ろう児支援事業
視覚と聴覚の両方に障害のある「盲ろう」のお子さんとそのご家族、関係する機関の方々を対象とした相談や交流、研修等の事業を行っています。
専門人材養成事業
盲ろうに関する専門的な知識・技術を学ぶ研修の開催、研修や盲ろう者向け訓練などのプログラム開発・普及を行います。
盲ろう者通訳・介助者派遣事業 (東京都・八王子市委託事業)
通訳・介助者派遣事業の利用登録を行った盲ろう者に対して、登録通訳・介助者や職員を派遣します。
盲ろう者通訳・介助者養成研修事業 (東京都補助事業・八王子市委託事業)
盲ろう者の移動とコミュニケーションの支援を担う通訳・介助者を養成する講習会を開催します。
盲ろう者通訳・介助者現任研修事業 (東京都補助事業・八王子市委託事業)
当会の登録通訳・介助者に対し、資質向上および技術研鑽を目的とした研修を開催します。
「盲ろう者」や「東京盲ろう者友の会」について
「盲ろう者」とは
「盲ろう者」とは、視覚と聴覚の両方に障害を重複している人のことをいいます。日本には、少なくとも1万4千人ほどの盲ろう者が存在します。しかし、その多くは福祉的支援につながっておらず、コミュニケーション、情報入手、移動の困難を抱え、社会的に孤立している盲ろう者も少なくありません。
「認定NPO法人 東京盲ろう者友の会」とは
「東京盲ろう者友の会」は、盲ろう者の自立と社会参加を促進することを目的とする認定NPO法人です。盲ろう者の福島智氏(現・東京大学特任教授)の大学進学を支援する会がきっかけとなり、1991年に「東京盲ろう者友の会」として活動を開始しました。
現在、東京都盲ろう者支援センターや事業所「かけはし」を運営し、盲ろう者向け通訳・介助者の派遣や養成、盲ろう者の相談支援や個別訓練等の支援を提供しています。
Webサイト: http://www.tokyo-db.or.jp/
問い合わせ先
認定NPO法人 東京盲ろう者友の会
電話番号: 03-6228-1282
メールアドレス: tokyo-db@tokyo-db.or.jp
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