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一人一人の「暮らし」と「老い」に向き合う介護施設「いろ葉」のドキュメンタリー映画をつくりたい!クラウドファンディングを実施中。

PR TIMES / 2024年6月12日 10時15分

鹿児島県南九州市の介護施設「いろ葉」撮影クルーが滞在し二年間にわたり取材。いろ葉の「ありのまま」を届けるドキュメンタリー映画を制作中。https://iroha-movie.studio.site/

開所20周年を迎える鹿児島県南九州市の介護施設「いろ葉」。
いろ葉の日常と、ありのままの暮らしをとらえたドキュメンタリー映画を制作中。
制作は秋田県秋田市に拠点を置く映像制作会社「株式会社アウトクロップ」が担当。



「いろ葉」での暮らしをドキュメンタリー映画に


開所20周年を迎える鹿児島市の介護施設「いろ葉」。
いろ葉の日常、ありのままの暮らしをとらえたドキュメンタリー映画を制作中です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/134435/4/resize/d134435-4-510fc76604f9da9bbe88-1.jpg ]


制作は秋田県秋田市に拠点を置く映像制作会社「株式会社アウトクロップ」が担当。
クルーが実際に施設に滞在し、利用者さんやスタッフと生活を共にしながら撮影を進めています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/134435/4/resize/d134435-4-d9a63ebfcded509db072-1.jpg ]


いろ葉で暮らす人たちの「イキカタ(生き方、逝き方)」や施設での独自の取り組み、働く人々、現場で起きる出来事。物語のように毎日変化するいろ葉の現状を、多くの人たちに伝えるためにはどうすればよいのか。
映像を通じて伝えたいことを突き詰めていった結果たどり着いたのが、簡単な紹介映像ではなく、長期間撮影クルーが密着するドキュメンタリー制作でした。



映画制作に寄せて  - 監督 松本トラヴィス -


「介護福祉」と聞いて、何を想像するでしょうか。

高齢化の加速で深刻化する人手不足の現場、一生懸命なヘルパーさん、中では孤独や不安を抱える利用者、高額化するケアの実態……。お恥ずかしながら、私はそんな暗いイメージを持っていました。そんなイメージを覆しながらも、「老いること」「生きること」「支え合うこと」の本質について考えさせられ、未来への強い希望を与えてくれたのが、いろ葉との出会いでした。

いろ葉に辿り着くと、個性豊かな服を着たおじいちゃんおばあちゃんたちが、満面の笑みを浮かべながら玄関で歓迎してくれます。建物のすぐ外にある畑からは、地域の住民とともに野菜を育てるスタッフの笑い声がそよ風とともに入ってきます。さらには、元気を取り戻した元利用者さんが日替わりの料理を作っていたり、ご飯の時間になると、以前の施設では寝たきりだったという利用者さんが唄を披露したりして、絶えず『ドッ』と笑いがおきます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/134435/4/resize/d134435-4-72bc1e03f1f19ad929f7-1.jpg ]


「ここでは、豊かな時間が流れている。」
ふと、そう思わずにはいられないのです。

通常の介護福祉の世界ではありえないと思えてしまうようなこんな光景は、いろ葉では日常茶飯事なのです。そんな、いろ葉で流れる不思議な時間と、そこにいる人々の息づかいを皆さんにも感じてほしい。そんな想いで立ち上がったのがいろ葉ドキュメンタリー企画です。型破りに見えるいろ葉のさまざまな取組みの奥には、いろ葉が長い年月の中で蓄積してきた、おじいちゃん、おばあちゃんたちのイキカタ(生き方・活き方・逝き方)に徹底的に寄り添う姿勢と実践の蓄積が見え隠れします。


(下記動画は、過去一年の密着の様子をまとめたティザー映像です)
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=L_Hy0BSVoWw ]


このドキュメンタリーが目指すのは、いろ葉のありのままの日々の中から、年々加速する高齢化社会の中でも、美しいイキカタが有り得るんだという希望をそっと拾いあげることです。ただの感傷や抽象的なものではなく、ご覧になった皆さんそれぞれがいつか、そしてもしかしたら今まさに向き合っているであろう「死」や「老い」に向き合うための、具体的な希望として。
いろ葉の活動が一人でも多くの人に届きますように。そう願ってやみません。

(文章:株式会社アウトクロップ 監督 松本トラヴィス)


ドキュメンタリー映画制作への思い - 株式会社いろ葉 代表 中迎 聡子 -


わたしがまだ一般的な施設で働いていたときのこと。「人間になりたい」という叫びが聞こえたのです。
それは、他の誰でもない、わたしが初めて担当したおばあちゃんの声でした。わたしは「彼女の人生の最期を、一人の人間として、命として送り届ける」と強く心に決め、2003年4月、鹿児島市に「宅老所いろ葉」を開所しました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/134435/4/resize/d134435-4-0a9144ec40c5803eca41-1.jpg ]


老いは、決して悲しいものではありません。
これまで一生懸命生きてきた美しい命です。
たとえ身体が不自由になっても、認知症になったとしても、その人であることに変わりない。
ここにしかないたった一人の人なのです。

どんなに自分を大切にして生きてきたとしても、身体が不自由だという理由だけで、理想の最期を迎えられないのは実に苦しいことではないでしょうか。
たとえその人が一人であろうと、多くの人に見守られようと、これがわたしだとして最期を迎えられる、そんな世の中であってほしいとわたしは思います。
そして、わたし自身がそんな人生で在りたいのです。

[画像5: https://prtimes.jp/i/134435/4/resize/d134435-4-5b0b4b34ca6a552d8c22-1.jpg ]



一人のおばあちゃんのためにつくったいろ葉が、気がついたら多くの人にとって必要な場所となっていました。 
SNSなどでいろ葉の介護が世に知られるたび、自分たちにとっては当たり前のことに、たくさんの方からの反響がありました。
その多さから、世の中の現状に気がつき、いろ葉のやり方がすごいと言われるような社会であってはいけないと危機感を覚えたのです。

今までは表に出ることはあまり考えていませんでしたが、自分たちのありのままをドキュメンタリー映画として、たくさんの人に届けることにしたのです。
いろ葉が行ってきたことは、当たり前で難しくないことです。
自分が居て、目の前の誰かが居て、そこで成り立つ。対人の基本を徹底しているだけなのですから。
スペシャリストでもなく、なんてことない自分たちがやっているという事実に安心してほしい。
多くの人に諦めないでいてほしい。

[画像6: https://prtimes.jp/i/134435/4/resize/d134435-4-c1b1e50301d1b0ae6aee-1.jpg ]


世界のどこでも、いろ葉に来なくても、こんな介護ができてこんな介護が受けられるんだと、背中を押してくれる映画になることを祈っています。

(文章:株式会社いろ葉 代表 中迎 聡子)


クラウドファンディングを実施中!


現在、ドキュメンタリー映画の制作にあたり、クラウドファンディングを実施中です。
いろ葉の取り組み、制作を応援いただける方はぜひご支援ください。
クラウドファンディングページはこちらのURLから→(https://iroha-movie.studio.site

みなさまから集まった支援金は当映画の制作費(撮影クルーの滞在費、移動費、機材費)に充てさせていただきます。

[画像7: https://prtimes.jp/i/134435/4/resize/d134435-4-59079a5998298f70a912-0.png ]


クラウドファンディングページはこちらのURLから→(https://iroha-movie.studio.site


・企業情報


企業名:株式会社いろ葉
電話番号:099-297-6242
所在地:鹿児島県鹿児島市坂之上7丁目42-1
HP情報:https://168abc.jp/

企業名:株式会社アウトクロップ
電話番号:080-3710-3184
所在地:秋田県秋田市保戸野原の町7-68 アトレデルタ4F
HP情報:https://outcropstudios.com/about/

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