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【9/25最終回】「居場所」から紐解く「誰もがごきげんに暮らせる地域」とは

PR TIMES / 2024年9月9日 15時15分

全国から反響を呼んだ「居場所の解剖学」。全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長の湯浅 誠氏をゲストに、ついに最終回を迎えます。「地域の生態」や「居場所」の未来を一緒に考えませんか?



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135811/4/135811-4-feb19e09df2363c3d46095513a634ba4-2667x1501.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


申込みはこちら
「居場所の解剖学」は、三股町社会福祉協議会(以下、三股町社協)と認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)が共同で実施する全9回のオンラインの学び場です。「場」を考える・探るゲストと共に 「居場所」とは何か?について掘り下げ、「居場所」の法則のようなものを探ります。

■こんな方におすすめ
・地域に「居場所」を増やしたいと思っている人
・「居場所」に関わっている人、これから関わりたい人
・コミュニティデザインやまちづくりに関心がある人
・孤独孤立対策に関心がある人
登録者数1300人超。多様な視点から「居場所」を探った10ヶ月
「居場所の解剖学」では、2023年12月より、幅広い分野の専門家とともに「居場所」について探求を続け、なんと登録者数1300人を超える反響を得ました。見どころは、専門家の知見やディスカッションだけでなく、デザイナーがリアルタイムでグラフィックを操作し「解剖図」を作成するという新たなアプローチです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135811/4/135811-4-370bf97ca67120dc1f6e43b64af21332-2418x1488.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「居場所」の解剖図と各回の関係性。毎回デザイナーが実際に解剖図を操作するライブ感も好評を呼んだ。

過去のセッションでは、「支える」「交流」「場」「偶然性」「ユニーク」「生き心地」「デザイン」「アウトリーチ」という切り口から、福祉的視点だけではなく「居場所」に関連するさまざまな側面に焦点を当ててきました。
最終回では、「“居場所”のこれから」として、むすびえの理事長であり、「居場所」の研究をし続けてきた社会活動家、湯浅 誠氏をゲストに、これまでのシリーズを振り返りながら「居場所」を深掘りしていきます。
<発見した仮説>居場所の構成要素と促進要素の存在
「居場所の解剖学」では、「居場所」の定義を湯浅氏の論文の中から次のように考えています。
居場所の定義を「居場所とは、誰かにちゃんと見ててもらえている、受け止められている、尊重されている、つながっていると感じられるような関係性のある場のことを言う 。
(中略)居場所とは、個人的で、主観的で、暫時的なものである。万人にとっての普遍的で恒久的な居場所などというものはありえない。
(湯浅誠 2023 居場所の政策論〈試論〉~こども食堂を切り口に考える~ 地域福祉研究, 51. 32-44.)

この前提に基づき、私たちは「居場所」は単なる物理的な場や関係性だけではなく、居場所が成立するためには「人」「場」「係」がという構成要素があるのではないかという仮説を立て、解剖を実施してきました。「人」は、そこにいる人や場を開いている人、「場」は、身を置ける様々な空間、「係」は、自認できる存在意義を指しています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135811/4/135811-4-2997e75955bda7b18d7117b07a3d7843-2430x1510.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ここで指す「係」とは、次のように解釈しています。1.その場において本人が納得できる存在意義2.他者から与えられても与えられなくてもいいが、自認ができるもの3.場においての自認は他認の影響を受けやすいもの4.役割のような分かりやすものだけではなく、その場の空気感や人によっていくらでも増えるもの


しかし、各回の専門家から得た事例の解剖・分析を進めていくと、当初仮説として考えていた構成要素だけではなく、それを加速させる「促進要素」のようなものがあるのではないかという仮説にたどり着きました。この促進要素は、作用するステージが異なるものの、「人」「場」「係」に付随することで、より「居場所」が生まれやすくなり、より居心地の良い場をつくることができるのではないかと考えています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135811/4/135811-4-07796a5b2f99296eabf66d25316e1a53-2432x1506.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(仮説図)ゲストトークをもとに整理した促進要素と経過


レポート一覧はこちら
各回のレポートはnoteにまとめています。

解剖図の進化と「居場所の解体新書」への展開
「居場所」の解剖を進めるにつれ、新しいメカニズムを発見することができましたが、これらはまだ仮説の段階。今後は、これまでに作成した解剖図や「居場所」が生まれる促進要素のようなものをより探求し、最終的には「居場所の解体新書」という形で集大成を迎えます。
「居場所の解体新書」は、単なる「居場所のつくり方」を指南するものではありません。「居場所」の構造や生態がどのようになっているのかを深く理解するためのツールです。これにより、地域に多様な場を増やしたいコーディネーターや「居場所」に関わりたい人にとって、新たな視点や多角的な視点が提供されることを目指しています。
最終回「居場所のこれから」を考える
その「居場所の解体新書」制作に進むためのカギとなるのが、9月25日に開催される第9回です。ゲストの湯浅氏とともに、誰もがごきげんでいられるような地域を目指し、地域の生態系と「居場所」の未来についてディスカッションします。
当日は、Zoomを利用したオンライン形式で行われるため、全国どこからでも参加が可能です。「居場所の解剖学」最終回の参加は、以下のリンクよりお申し込みください。

<詳細>
■テーマ:「居場所」のこれから
■ゲスト:湯浅 誠氏(社会活動家、東京大学先端科学技術研究センター特任教授、経済同友会会員、全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)
■開催日:2024年9月25日(水)19:00~21:00
■開催方法:オンライン(zoom)
■申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScBPxbL9dAwPKGK0RnZtHhhWVBEnAPGDvcWlCTHh1dap4Varw/viewform
<ゲストプロフィール>
湯浅 誠氏
(社会活動家、東京大学先端科学技術研究センター特任教授、経済同友会会員、全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)
1990年代よりホームレス支援に従事し、2009年から足掛け3年間内閣府参与として、日本社会の包摂政策に携わる。さらに、震災ボランティア連携室長として、東日本大震災後のボランティア活動を統括するなど、多岐にわたる社会貢献活動を行った。現在は、東京大学先端科学技術研究センター特任教授として、社会活動を研究・実践する傍ら、むすびえの理事長として、全国のこども食堂の支援にも力を注いでいる。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135811/4/135811-4-a8c8aae878295ab5307a6e5c06571d1a-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ーーー
<関連URL>
▶︎認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
https://musubie.org/
▶︎コミュニティデザインラボ
https://commulab.jp/
▶︎Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=61553928879228
▶︎note
https://note.com/ibasho_kaibogaku

このプレスリリースに関するお問い合わせは、下記の連絡先までお願いいたします。
【本件に関するお問合わせ先】
・認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
 (休眠預金通常枠 2022 年度担当)
 kyumin2022@musubie.org
・三股町社会福祉協議会 TEL.0986-52-1246

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