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人工知能学会より「2023年度研究会優秀賞」を住友電気工業株式会社と共同で受賞

PR TIMES / 2024年7月29日 12時15分

より多くの障がい者がより多様な業務で活躍できる環境づくりに、当社研究開発部 人工知能研究チームの植木 竜佑が開発したソフトウェアが活用されました。



一般社団法人 人工知能学会より、住友電気工業株式会社(以下、住友電工) 解析技術研究センター 開発企画部 星名 豊 様と当社研究開発部 人工知能研究チームの植木 竜佑との共同研究である「障がい者参加型能動学習スキームを用いた電線ケーブル製品の素線追跡と詳細品質評価(以下、本論文)」が、「2023年度研究会優秀賞」を受賞しました。2024年6月28日に慶應義塾大学三田キャンパスで表彰式が開催され、人工知能学会より表彰状が授与されました。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142037/4/142037-4-040e36646fd656500a17241c037c2024-2562x2648.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
右:住友電工 解析技術研究センター 開発企画部 星名 豊 様 左:当社研究開発部 人工知能研究チーム 植木 竜佑


「2023年度研究会優秀賞」は、2023年4月から2024年3月に開催された人工知能学会にて発表された研究論文のうち、特に優秀な取り組みを選び、表彰されるものです。

本論文では、住友電工が特例子会社であるすみでんフレンド株式会社(以下、「すみでんフレンド」)と協働し「障がい者参加型能動学習」を適用した事例について報告しました。住友電工では、すみでんフレンドを中心に障がい者雇用を推進し、より多くの障がい者がより多様な業務で活躍できる環境づくりを積極的に推進しています。

当社は、住友電工の主力製品(電線ケーブルなど)の品質評価をする人工知能を活用した新しい解析ソフトウェアを開発し、住友電工が本ソフトウェアを使用して、これまでオフィスサポート業務などが中心であったすみでんフレンドの障がい者の社員が設計・品質評価工程に直接参画できるようになることを報告しています。

詳細は、以下論文をご確認ください。

障がい者参加型能動学習スキームを用いた電線ケーブル製品の素線追跡と詳細品質評価

■当社研究開発部 人工知能研究チーム 植木 竜佑のコメント
この大変素晴らしい取り組みに携われたことを非常に嬉しく思っており、研究開発の励みになりました。AIが素線を自動検出するためにアノテーション作業(教師データの構築)が必要となりますが、その工程を誰もが分かりやすく操作できるよう心がけました。今後はこの経験を活かして、従来から取り組んでいるAIを活用したはんだの品質評価システムにも応用し、刷新する予定です。また、今回表彰いただいた障がい者の方々のAI参画もさらに進化していきたいと思います。


クオルテックにおけるAIに関するその他の取り組みはこちらをご覧ください。 

<会社概要>
■株式会社クオルテック 
代表取締役社長:山口友宏 本社所在地:大阪府堺市堺区三宝町4丁230番地 
HP:https://www.qualtec.co.jp/
事業内容:
・半導体、電子部品の不良解析・信頼性試験の受託および新技術の開発
・品質管理を中心とした工場経営、実装技術に関するコンサルタント
・レーザ加工・表面処理(めっき)技術を中心とした微細加工
・試験装置の設計・開発・製造・販売


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社クオルテック 広報IR課
電話:072-226-7185
メールアドレス:communications_hq@qualtec.co.jp
HP:https://www.qualtec.co.jp/
 


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