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温度と湿度を自在にコントロール 小型化を実現した液式加湿空調機「LDU」を開発

PR TIMES / 2024年8月5日 15時45分

大風量の外気処理が可能、コストを大幅に削減

 湿度を自在に創るダイナエアー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:宮内彦夫)は、
大風量の外気処理が可能で、従来機と比較し小型化を実現した液式加湿空調機「LDU(リキッドデシカントユニット)」を開発し、2024年7月より発売開始いたしました。



 ダイナエアーの液式加湿空調機は、空調システムの中でエネルギー消費の大きい外気の処理を高い効率で行うことができ、求める温度と湿度を最小のエネルギーで作ることが可能です。この空調機のコアとなる液体調湿剤※の温度と濃度を調整することで、接触する空気の温度と湿度を自在にコントロールすることができます。
※液体調湿剤として塩化リチウム水溶液を使用しています。

 「LDU」は、従来製品と比較し、約30%の小型化を実現しました。大風量の外気処理がさらに自由自在となり、ニーズに応じた幅広い空調条件に対応することが可能になりました。
 また、今まで捨てていた未利用の低い温度の排温水や高効率なヒートポンプなどからの熱源を利用でき十分な性能を発揮できるため、高い省エネ効果が期待できます。さらに本製品は、経済産業省「令和5年度省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」の補助対象設備として認定されているため、導入にあたり上限最大3億円の補助金を活用することができます。

 近年はカーボンニュートラルの実現に向けて、液式加湿空調機は、工場など産業分野への導入が進んでいます。今後は本製品を提案することで、空調設備の省スペース化や省エネルギー化、湿度制御の高精度化などの課題解決をより一層、支援してまいります。

【開発品「LDU」の特長】
[画像1: https://prtimes.jp/i/145237/4/resize/d145237-4-b425e7fc0cc0e45825eb-1.png ]

1.風量設計の大風量化
 大風量の処理が自由自在となり、これまで以上に、お客さまのニーズに応じた幅広い空調条件(風量・能力等)に対応することが可能になりました。

2.小型化を実現
 従来製品と比較し、約30%の小型化を実現しました。空調
設備の省スペース化が可能となります。

3.イニシャルコスト・メンテナンスコストの削減を実現
 製造にかかる部材を削減することで、製造コストを従来品より約40%削減することができました。また、メンテナンスの削減にもつながり、コストダウンを実現することが可能になりました。

【開発品「LDU」の仕様】 ※10000㎥/hタイプの場合
[表: https://prtimes.jp/data/corp/145237/table/4_1_53cb7f72b7a6ce25dc8de405544c3c54.jpg ]


※液体調湿剤


<特徴>
除菌効果があり、溶液内でウイルスやカビなどの雑菌が繁殖することもなく、クリーンな
空気を供給します。
他の物質と反応し性質が変化することはほとんど無く、蒸気圧がほぼゼロのため気化する
こともありません。そのため空気から液中に捕集された塵埃などを濾過することで、清浄度
を維持することができ、交換や補充が不要です。
⇒液体調湿剤の温度と濃度を調整することにより、空気の温度と湿度をコントロール。
 空気と液体調湿剤を十分に接触させる「気液接触部」によって、目標の温湿度を給気。
[画像2: https://prtimes.jp/i/145237/4/resize/d145237-4-9d337b46a21074baca75-0.jpg ]

・「気液接触部」の気液接触材は、親水性・吸水性に優れた素材(セルロース等)からなっており、
 その構造によって気液接触を十分に行うことができます。
・液体調湿剤は、気液接触材の表面を液膜状に流下するため、液をスプレーする方法と異なり液飛沫
 が生じません。

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