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竹のさまざまな造形美を探究する竹芸家・濱田哲彰の個展を、高知県香美市土佐山田町の「hako-hako」にて2024年12月6日(金)より 15日(日)まで開催します

PR TIMES / 2024年12月2日 13時15分

作品を通して竹を取り巻く厳しい自然環境に想いを馳せる

国内外で作品発表する竹芸家・濱田哲彰(Yoshiaki Hamada)の個展が12月6日(金)より、高知県香美市土佐山田町の「土佐打刃物とくらしを楽しくする道具店 hako-hako」にて開催されます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/151545/4/resize/d151545-4-203952be2fc0dda4a58f-0.png ]

高知県須崎市を制作拠点に国内外の工芸展覧会に出品する濱田は、2019年から大阪にて世界的な竹芸家・四代田辺竹雲齋に師事し、数々の大掛かりな作品展示プロジェクトで海外へ同行するなど師匠と共に作品制作をしていました。竹雲齋師が重用する虎斑竹は高知県須崎市が日本唯一の産地ですが、酷暑、豪雨の異常気象や後継者問題による竹林の放置が竹の生育に影響を及ぼしていることを知り、修行後は須崎の竹山に入り竹の環境保全を作品づくりと並行して行う日々を送っています。

今回の個展について


竹芸家・濱田哲彰は、荒れた竹林に入り生育環境を憂いつつ向き合う中で竹の「ありのままの姿が問いかける造形美」を通して、竹を取り巻く環境を知る機会作りを視野に入れた空間芸術(インスタレーション)に取り組んでいます。今回の個展は今年6月開催の初個展「序~beginning~」の続編で、タイトルは「Beginning」~ no.01~です。ありのままの竹を芸術の視点で再構築し、金属など異素材との融合をはじめ存在感豊かに表現する作品を展示します。また、濱田の山の師匠である金崎竹材店と共に山に入る様子を捉えた写真や、竹林の香りを思わせる精油による香の演出などで山に入り竹と向き合う濱田のライフワークも垣間見れるインスタレーションです。

個展会場は、高知県香美市土佐山田町の歴史ある商店街にある築90年の古民家を用いた店舗「hako-hako」の2階です。漆喰壁や大きな梁が特徴的の趣ある広い空間を舞台に、竹の造形美を鑑賞しながら竹が抱える背景に想いを馳せていただける内容となっています。会場1階には、竹のカトラリーや花籠など日用づかいに取り入れやすいオリジナル製品の販売もあります。


濱田哲彰(Yoshiaki Hamada) について



作家プロフィール
Yoshiaki Hamada 濱田哲彰  1982年高知市生まれ。故郷である高知県で育つ黒竹、虎竹を使用した作品を制作。虎竹は世界で高知県にしか生えない竹、また黒竹の産地でもある。地場の資源と手仕事の技術を通して故郷高知の魅力、自然の豊かさを発信している。

活動について
動画:Yoshiaki Hamada solo exhibition 「序」~beginnig~ 2024年6月個展時に制作
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=izVT4OS7fjg ]


略歴:
2019年より、江戸時代から大阪・堺市で続く竹芸家・四代田辺竹雲斎に師事 し、京都・二条城や大阪市立東洋陶磁美術館(大阪市)、JAPAN HOUSE LOS ANGELES(アメリカ)、高級ファッションブランドのインスタレーション等、 国内外で開催される大型展示にて制作に関わる。竹雲斎師が高知県須崎市の 竹をインスタレーションに用いていたこと、自身が高知出身であること、そ して制作の源泉である須崎の竹の状況を憂い、2023年より、竹芸家として独 立し制作と竹保全の活動に取り組み現在に至る。
[画像2: https://prtimes.jp/i/151545/4/resize/d151545-4-61c852d1304279806ccd-1.png ]


受賞、出品歴:
2024  The Next Generation Bamboo Art Prizes(アメリカ)出品
2023  第77回高知県美術展覧会 褒状
2023  MINGEI BAMBOO PRIZE 2023(フランス)入選
2022  第51回日本伝統工芸近畿展 入選
2021  第50回日本伝統工芸近畿展  第50回記念新人奨励賞
2019  第41回日本新工芸展 入選

個展に向けてのメッセージ
人間は効率を優先するあまり、自然を破壊しながら暮らしてきた。
2024年。
震災にはじまり、猛暑に食糧の高騰、豪雨に洪水と多くの方が自然の異変、脅威を感じたのでは無いでしょうか。 いま私たちに出来ることは何なのか? 自然と人間の関係性について考え表現しました。



[画像3: https://prtimes.jp/i/151545/4/resize/d151545-4-1bce0d57d271b121a46b-2.png ]


会場
「土佐打刃物とくらしを楽しくする道具店 hako-hako」 :
高知県香美市土佐山田町の歴史ある商店街に佇む築90年の古民家を用いた店舗。赤い雨戸と漆喰壁に大きな梁が特徴的で、1階は土佐打刃物を中心としたオリジナルブランドtannをはじめ、日々の暮らしを豊かにする手しごとの品や長く使える日用品を取り扱い、2階はアートギャラリーなどスペースとして活用されている。店名のhako-hako(はこはこ)は、アートや暮らしを楽しくする道具に身近に触れられる街の「箱」でありたいとの思いが込められている。
住所: 高知県香美市土佐山田町東本町5-2-13 




開催概要


タイトル: Yoshiaki Hamada solo exhibition「Beginning」 ~ no.01
会  場: 土佐打刃物とくらしを楽しくする道具店 hako-hako
住  所: 高知県香美市土佐山田町東本町5-2-13 
会  期: 2024年12月6日(金)~ 12月15日(日)
時  間: 月~木 13:00~18:00、金~日 11:00~18:00(最終日 17:00終了)*12月10日(火)休
入  場: 無料、予約不要 (入場無料ですが、ご寄付を会場で受け付けております)
内  容: 竹作品のインスタレーション展覧会および販売

協 賛: 
UDATSU IRON WORKS、黒竹の店有限会社 金崎竹材店、株式会社 塚地建築、株式会社 無手無冠、京町base、株式会社 横田建築、 有限会社 Ueta LABO、Maison de LES PLUS、mihadoKOCHI、高知FOREST VISION株式会社

協. 力:
金属加工 UDATSU IRON WORKS
動画制作 岡崎将士
企画協力 笹貫淳子(合同会社ジュンコササヌキクリエイション)

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