日本骨髄バンクを介した骨髄及び末梢血幹細胞移植が1万5千例に到達
PR TIMES / 2012年12月13日 18時12分
2012年12月12日、日本骨髄バンクを介した骨髄及び末梢血幹細胞移植数が累計で1万5千例に到達しました。
2008年12月に骨髄移植数が1万例に達して以来、約4年で1万5千例に到達しました。
骨髄移植は1970年代に確立され、日本では1980年から血縁のドナーを対象に実施されるようになりました。
骨髄移植を行うためにはHLA型(白血球の型)の一致が不可欠ですが、HLA型が一番合いやすい兄弟姉妹では
4分の1、他人では数百から数万分の1の確率でしか一致しません。そのため、提供者を見出せない患者さんやご家族から、善意の骨髄提供者からの移植を仲介する骨髄バンク設立の要望が高まり、1991年12月、公的骨髄バンクである骨髄移植推進財団(東京都千代田区、現理事長:齋藤英彦)が設立されました。
骨髄バンクによる最初の非血縁者間骨髄移植が実施された1993年1月から、約20年の年月を経て、
2012年12月12日をもって骨髄バンクを介した骨髄及び末梢血幹細胞移植数が1万5千例(うち、末梢血幹細胞移植は15例)に到達しました。
これにより骨髄バンクを通じこれまでに1万5千人もの患者さんが生きるチャンスへつながることができました。
なお、今年は、年間で移植数が1,340例を超える見込みで過去最高となります。
これまでに骨髄及び末梢血幹細胞をご提供いただいたドナーの皆様をはじめ、ご協力いただきました全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
本年9月には、「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」が成立し、国の責任のもと骨髄バンクの体制が整備され、移植を希望される患者さんにより適切な移植が行われることが期待されています。
骨髄移植推進財団では、引き続き関係機関と十分な連携を取り、ドナーの方の安全確保に努め、今後も患者救命のために事業を推進してまいる所存です。
【参考】骨髄バンクの現状
■ドナー登録者現在数 423,977人
■患者登録現在数 2,916人 (2012年11月末現在)
本件に関するお問い合わせ:公益財団法人 骨髄移植推進財団 担当:大久保、千葉
(電話)代 表:03-5280-8111
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「私は妊娠した」ヤリたいだけの男もたくさんいる「フリーランス精子」市場に女性が殺到する理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月9日 17時20分
-
冨田幸宏・湯河原町長が死去、66歳 5選後に病気、療養経て公務復帰も 副町長が職務代理
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年5月6日 10時10分
-
肝移植患者におけるCOVID-19 mRNAワクチンの免疫応答評価
PR TIMES / 2024年4月30日 14時45分
-
2023年度ドナーミルクを使用した赤ちゃんの人数1,000人を超える
PR TIMES / 2024年4月25日 13時45分
-
薬物による副作用が皮膚で起こりやすい原因を発見~ヒト白血球抗原を介した細胞内からのストレスが引き金~
PR TIMES / 2024年4月15日 15時45分
ランキング
-
1「待遇に満足な社員」が会社を辞めてしまう真因 なぜ互いに「相思相愛」の関係が築けないのか
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 8時30分
-
2京葉線だけの問題か? 快速の“大幅減”地域に厳しいダイヤ改正が断行される根本原因 議論に欠落した視点
乗りものニュース / 2024年5月13日 9時42分
-
3背水の住友ファーマ、窮地脱却を占う「次の焦点」 親会社の住友化学は「パートナー探し」を開始
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 7時40分
-
4無味のミネラルウォーターが若年層に好まれる理由 23年過去最高の販売実績を記録した「サントリー天然水」 ブランドの牽引役は天然水本体
食品新聞 / 2024年5月12日 17時1分
-
5中央線「グリーン車導入」の増収効果は?JR東日本が明らかに 投資額は約860億円
乗りものニュース / 2024年5月13日 7時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください