「保育施設に通う乳幼児の健康とRSウイルス感染症」に関する意識調査

PR TIMES / 2014年8月22日 12時14分

―RSウイルス感染症のさらなる啓発と家庭での基本的な感染症対策の徹底が予防のカギ―

アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長:出口恭子)は、本年7月、全国の保育園に子ども*を預けている母親515名、保育園に子ども*を預けていない母親515名を対象に、「保育施設に通う乳幼児の健康とRSウイルス感染症」(監修:峯小児科医院 院長 峯 真人 先生)に関するオンライン調査を実施しました。調査の結果は以下の通り。



【調査結果】

1. 乳幼児の母親の間で、RSウイルス感染症への認知・理解は十分ではなく、「流行前から」の感染症のリスクとその対策に関する注意喚起を行う必要性が示唆された。

・約7割の母親はRSウイルス感染症がどのような感染症であるか知らない。(別紙: グラフ1)

・RSウイルス感染症について詳細な情報提供をしたところ、約9割の母親がRSウイルス感染症の「流行が始まる前」に注意を促す情報を得たいと回答した。(別紙: グラフ2)

<グラフ1>
Q: あなたは「RSウイルス感染症」をご存知ですか?

<グラフ2>
Q: (RSウイルス感染症に関する説明文提示後)RSウイルス感染症について注意を促す情報を得たいと思いましたか? 「得たいと思う」方は、いつ頃から情報を得たいか、時期についてもお答えください。


2. 乳幼児の家庭において、RSウイルス感染症対策にも有効な、基本的な感染症対策が十分に実践されていない可能性が示唆された。

・乳幼児の母親の約半数が「外から帰ったらしっかりと手洗いをさせる」、「自分や家族が風邪をひいたときには、室内でもマスクをする」などの対策を家庭で行っていない。(別紙: グラフ3)

・家庭で「正しい手洗い」を実践できているのは、約3割と非常に少ない。(別紙: グラフ4)

<グラフ3>
Q: あなたが同居している一番上のお子様の「感染症」予防で心がけていることをお選びください。(いくつでも)

<グラフ4>
Q: (「正しい手洗いの仕方」について提示後)手洗いについて、あてはまるものをお選び下さい。


3. 保育施設に子どもを預けている母親は、特に子どもの健康対策・感染症対策に日ごろから気を配る必要があることが示唆された。

・保育園に預けられている子どもは、預けられていない子どもに比べ、RSウイルス感染症を含む、感染症への罹患率が高い。(別紙: グラフ5)

・保育施設に子供を預けている母親の約2割が2週間に1回以上の頻度で子どもの体調の急変により、保育施設からお迎えを要望する連絡を受けている。(別紙: グラフ6)

・保育施設に預けられている子どもの約3割が2週間に1回以上の頻度で保育園を休んでいる。(別紙: グラフ7)

<グラフ5>
Q: あなたのお子さまは、以下の「感染症」にかかったことがありますか。

<グラフ6>
Q: 過去3か月でお子様の体調急変により、保育施設より緊急のお迎えを要望する連絡を受けた方にお伺いします。
その頻度はどのくらいでしたか。

<グラフ7>
Q: 過去3か月でお子様の体調急変により、保育施設をお休みされた方にお伺いします。
その頻度はどのくらいでしたか。

*: 調査対象者: 2歳未満の乳幼児を持つ母親 1,030名
(保育施設に子どもを預けている母親 515名/保育施設に子供を預けていない母親 515名)

これから本格的な流行期を迎える、RSウイルス感染症は非常に感染力が高く、飛まつ感染のみでなく、接触感染によっても感染します。日常的に手に触れるおもちゃやドアノブ、手すりから感染することも稀ではありません。軽症の場合には鼻水、せき、微熱などの症状ですむ一方、重症化すると肺炎や細気管支炎などを引き起こし、入院、最悪の場合には生命を脅かすこともあります(参考文献1)。乳幼児の場合には、インフルエンザに関連した死亡者数に比べ、RSウイルスに関連した死亡者が多いというデータもあります(参考文献2)。

特に生後6か月未満の乳幼児や、早産児、心臓や肺に基礎疾患のある児、ダウン症の児は、重症化のリスクが高いといわれています。保育施設には月齢の低い乳児も預けられていることから、保育施設に子どもを預けている全ての母親が、RSウイルス感染症について十分な知識を持ち、流行時期の前から、適切な対策を行うことが重要となります(参考文献3)。

今回の調査の監修者である峯小児科医院 院長 峯真人先生は「保育施設では、年齢も健康状態も異なる乳幼児が集団生活を行っており、感染症への罹患は避けては通れません。保育施設では『保育所における感染症ガイドライン(厚生労働省)』にもとづき、RSウイルス感染症の対策をはじめ、可能な限りの感染症対策を行っています。園児のご両親、ご家族も感染症について十分な知識を持ち、しっかりとした手洗いなど、家庭でできる適切な対策を日常的に行い、子どものみならず大人自身も自らの体調に気を配り、お互いに保育施設に感染症を持ち込まないような工夫をすることが子どもたちを感染症から守ることにつながります。」とコメントしています。


【家庭で行われるべき感染症対策(参考文献4)】

◎ 家族の外出の後や調理・食事の前、鼻をかんだ後などはよく手を洗う。手洗いは石鹸で30秒間指先~指と指の間までしっかりと洗う。

◎ RSウイルスが流行する冬の時期は、乳幼児を人ごみへ連れて行かない。

◎ 家庭内にかぜをひいている人がいるときは、乳幼児に近づけず、また乳幼児が触れるものをアルコール綿などでこまめに消毒する。

◎ かぜをひいている家族は、マスクを着用し、唾液や鼻水が飛び散らないように気をつける。

◎ タバコを吸う人に近づけない。また、こどもがタバコの煙を吸わない環境にする。


アッヴィ合同会社では、全ての乳幼児の健康を守るために、RSウイルス感染症への適切な対策の重要性に関する啓発活動を展開しています。


参考文献
1 Meissner H, Welliver R, Chartrand S, et al. Immunoprophylaxis with palivizumab, a humanised respiratory syncytial virus monclonal antibody, for prevention of respiratory syncytial virus infection in high risk infants: a consensus opinion. Pediatric Infectious Disease Journal 1999; 18: 223-231.
2 MHLW Q&A about RSV
3 Thompson WW, et al.: JAMA 289:179‐186、2003.
4 The Journal for Infection Control Team; Vol.3, No.2, 2008 :180-184


調査概要
<調査対象者>
調査1:子どもを保育施設に預けている母親 515名 / 調査2:子どもを保育施設に預けていない母親 515名
<調査手法>
オンライン調査
<調査時期>
2014年7月
<監修>
医療法人 自然堂 峯小児科 院長 峯 真人 先生


アッヴィについて
アッヴィは、アボットラボラトリーズからの分社を経て2013年に設立された研究開発型のグローバルなバイオ医薬品企業です。最先端のバイオテクノロジーと長い歴史を誇る医薬品企業の専門知識と組織を兼ね備え世界で最も複雑かつ深刻な疾患に対する先進的な治療薬を開発し、提供します。2014年現在、アッヴィは、世界で約25,000人を雇用し、170カ国以上で医薬品を販売しています。詳細はwww.abbvie.com をご覧ください。またTwitterにて@AbbVieをフォローまたはFacebookページをご参照ください。

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