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シリア難民キャンプの子どもたち

PR TIMES / 2013年10月4日 10時24分

ヨルダン国内最大級のシリア難民ザアタリキャンプ。国境なき子どもたち(KnK)はキャンプ内中学校でシリアから逃れてきた青少年に対し2013年3月より情操教育を継続しています。その立上げから現在まで活動に携わっている小林由佳の一時帰国に伴い、10月3日(木)に東京都新宿区のKnK事務局において活動報告会が行われました。



現在、ザアタリキャンプでは12万人以上のシリア難民がテント生活を余儀なくされています。その半数以上が17歳以下の子どもといわれていますが、彼らを受け入れる学校は仮説後者の小学校と中学校がわずか3校だけです。炎天下、広大なキャンプ内を30分以上も歩いて通学しなくてはならない子どもたちがいれば、親の仕事の手伝いで通えない子どもも大勢おり、キャンプにある学校は激しい内戦を逃れてきた子どもたち全てが学べる場所ではありません。
KnKは、このキャンプ内の中学校でヨルダン人講師、シリア人アシスタントを雇用し、演劇、音楽、ストリーライティングの授業を提供し、美術や体育の資機材補充を支援しています。

「音楽の授業中、ずっと両手で耳を塞いでいる女の子がいました。普段は音楽が大好きな子なので、気になり教室の外に連れ出して話を聞くと、母親と子どものことを歌ったシリアの曲を聞きたくないと言うのです。それ以上はあえて尋ねませんでしたが、その曲が彼女に悲しいできごとを思い出させるのかと胸が痛くなりました」シリア難民ザアタリキャンプでKnKのプロジェクト・コーディネーターを務める小林由佳はキャンプ内の子どもたちの様子を報告しました。


一般的に難民キャンプの適正収容人数は2万5千から3万人とされています。一方、このザアタリ難民キャンプには、就学年齢の子どもたちが約6万人も暮らしています。彼らを受け入れるための学校はまだまだ数が足りていません。シリア難民の子どもたちがキャンプ生活によるストレスを忘れて、少しでも子どもらしい生活を取り戻せるよう、KnKはキャンプ内の学校で彼らに対する教育支援に全力を注いでいます。

※これらの活動はユニセフやヨルダン教育省との連携の下、ジャパン・プラットフォームの助成と日本の皆さまからのご寄付で実施しています。

■支援受付方法
1. オンライン:http://www.knk.or.jp/donate/net.html

2. ゆうちょ銀行
加入者名:特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
口座番号:00120-2-727950

3. 三菱東京UFJ銀行  高田馬場支店
口座名義:特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
口座番号:普通 1017631

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