《第39回モスクワ国際映画祭 W受賞作》中川龍太郎監督 新作『四月の永い夢』日本上映クラウドファンディング 目標額500万円達成!
PR TIMES / 2017年11月9日 10時1分
株式会社Tokyo New Cinema(本社:東京都町田市、代表取締役:木ノ内輝)は、第39回モスクワ国際映画祭でダブル受賞を果たした注目作『四月の永い夢』の全国公開に向けたクラウドファンディングプロジェクトを実施し、目標額の500万円を11月8日に達成いたしました。大手の制作ではない映画としては異例の規模の目標達成となります。
日本全国劇場公開のための費用として、クラウドファンディングプラットフォームmotiongalleryにて8月22日からクラウドファンディングを実施しておりました。集まった500万円のサポートは、2018年春の全国公開に向け、劇場のブッキングや告知などの公開費用として使用いたします。
■クラウドファンディングページ(11月9日まで)
https://motion-gallery.net/projects/summer-blooms
[画像1: https://prtimes.jp/i/15809/5/resize/d15809-5-228227-0.jpg ]
■映画『四月の永い夢』について
『四月の永い夢』は、『愛の小さな歴史』(2015)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(2016)などで知られる日本映画の新鋭、中川龍太郎監督の最新作です。「喪失を単なる哀しみとして描くのではなく、失うことで得られる豊かさを描けないか」という想いで制作された長編実写映画です。
主演は『かぐや姫の物語』の朝倉あき。脇を固めるのは高橋惠子、志賀廣太郎といったベテラン俳優です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15809/5/resize/d15809-5-795426-1.jpg ]
2017年6月、世界4大映画祭と言われる第39回モスクワ国際映画祭のメインコンペティション部門に正式入選し、「国際映画批評家連盟賞」と「ロシア映画批評連盟特別表彰」をダブル受賞しました。またアジアで最も影響力のある映画祭にも数えられる台北映画祭にも正式出品され、現地で若者を中心に大きな反響を呼びました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/15809/5/resize/d15809-5-259418-2.jpg ]
本作は数々の映画が国際映画祭で上映されている映画制作会社Tokyo New Cinemaと、『進撃の巨人』などのアニメーション作品を制作するWIT STUDIOとの共同製作映画です。
■クラウドファンディング費用の使いみちについて
劇場で映画を上映するためには「この映画をこの劇場で上映します」という告知が上映地域で必要不可欠です。しかし大手制作会社によるものではないオリジナル映画が東京以外の場所で公開されることは容易ではない状況にあります。大手劇場での上映になると、1劇場につきおよそ100万円の宣伝費用が相場となります。なるべくコストを抑えての上映を目指しますが、このクラウドファンディングとその他からの出資で劇場の規模を広げたいと考えています。
Tokyo New Cinemaでも一定の宣伝費を用意していますが、皆様からさらなるご支援をいただきたいと考えています。500万円は広告宣伝に必要な経費に使われます。個人及び会社の利益には一切使用しません。
■今後の予定
『四月の永い夢』は2018年春より日本全国でのロードショー上映を予定しています。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=yh__uVEt048 ]
■クラウドファンディング実績
※11月8日時点での達成状況です。
募集期間:2017年8月22日~11月9日 23:59まで
募集日数:80日間
目標金額:500万円
募集形式:All-In形式(目標達成に関わらず期限までに集まった金額がファンディングされる形式)
ご支援金額:5,019,510円 (※11月8日時点)
ご支援件数:147件
1件あたり支援金額:34,500円
募集ページ: https://motion-gallery.net/projects/summer-blooms ※募集終了後も閲覧可能
■中川龍太郎監督からのコメント
8月22日から始まった『四月の永い夢』の全国公開に向けたプロジェクトが、残り1日にして、ついに目標のご支援額に達成いたしました!(11月8日現在、147名、5,019,150円)
サポートしてくださった方々は勿論ですが、拡散に協力してくださった方、作品の制作にお力添えしてくださった方、日頃からご関心を持っていただいている全員の方に感謝の気持ちをお伝えさせていただきたいです。ありがとうございます。
自分たちの制作しているような小規模な映画が全国で劇場公開されるまでには様々なハードルがありますが、多くの方の支えがあってここまで継続してこられているのだと改めて身が引き締まる思いです。
当然のことですが、これからの全国での公開に向けての動きこそが本当に大切なところになります。一つずつの過程を丁寧に積み上げていくことによって、すこしでもご恩返しできるよう、引き続き精進していきますので、温かく見守っていただけましたら幸いです。
継続を大切に、小さいことから一つずつ、長い目でこつこつと歩んでまいりたいと思います。
一日でも早く観ていただけること、劇場でご挨拶できることを、今から心待ちにしております。
平成29年11月8日
『四月の永い夢』監督 中川龍太郎
■中川龍太郎監督について
1990年生まれ、慶應義塾大学文学部卒。在学中監督を務めた『Calling』がボストン国際映画祭にて最優秀撮影賞を受賞、『愛の小さな歴史』(2015)が第 27回東京国際映画祭スプラッシュ部門にて正式上映、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(2016)が第28回東京国際映画祭同部門にて上映され2年連続入選を最年少で果たした。詩人としても活動し、やなせたかし主催「詩とファンタジー」年間優秀賞を最年少で受賞。日本映画の新鋭として世界的に注目されている。
[画像4: https://prtimes.jp/i/15809/5/resize/d15809-5-795791-3.jpg ]
■木ノ内輝(Tokyo New Cinema 代表取締役、『四月の永い夢』製作総指揮)からのコメント
このたびは多くの方の応援によりクラウドファンディングにて『四月の永い夢』が目標に達成したことを大変喜ばしく感じております。
2013年当初にクラウドファンディング(KICKSTARTER)で別作品(中川龍太郎監督『Plastic Love Story』)の公開費用を募集した当時はクラウドファンディングの存在自体が日本であまり認知されておりませんでしたが、クラウドファンディングで映画の公開プロジェクト(『愛の小さな歴史』『壊れた心』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』)の回を重ねるたびにより多くの方が賛同してくださり、そしてしっかりとした劇場公開に繋がりました。
Tokyo New Cinemaは決して大きな会社ではありませんが、クラウドファンディングを通して世界で評価された作品を制作・公開することでき、新しい時代の風を感じております。そして皆様の力を元に本作品を一人でも多くの方に届けることができれば嬉しく感じます。
平成29年11月8日
株式会社 Tokyo New Cinema 代表取締役
『四月の永い夢』製作総指揮 木ノ内輝
■観客からの声
試写会で『四月の永い夢』をご覧いただいた支援者の方からの感想をご紹介します。
胸がぎゅっと切なくなるような、それでいてほほ笑みたくなるような、不思議なあたたかい気持ちになりました(20代・女性)
全国で上映してほしい!(10代・女性)
全体的にきれいでおしゃれな映画だった。さいごの終わり方も良かったです(20代・女性)
映画好きにはもちろんですが、社会人なりたての人に観てほしいです(40代・男性)
美しい世界をのぞいた気分になりました(20代・女性)
高橋惠子さんのセリフに心打たれました(20代・男性)
中川監督の前作『走れ、絶望に追いつかれない速さで』のアンサーになっていると思いました(20代・男性)
映画の内容はもちろん、クラウドファンディングで運営する手法もおもしろいです(20代・男性)
■クラウドファンディングの主な特典
[画像5: https://prtimes.jp/i/15809/5/resize/d15809-5-681946-4.jpg ]
・2,000円コース
中川龍太郎監督を囲んでの上映支援メンバー・ミーティングに参加
中川龍太郎監督からオリジナル葉書を送付
・5,000円コース
映画オリジナルてぬぐい(代官山かまわぬ製)を1枚プレゼント
・10,000円コース
映画オリジナルてぬぐい(代官山かまわぬ製)を2枚プレゼント
『四月の永い夢』公式ホームページにお名前を掲載
・30,000円コース
映画本編エンドロールにお名前を追加
監督のサイン付きポスター(限定版)+本編DVDをプレゼント
■会社概要
商号 : 株式会社Tokyo New Cinema
代表者 : 代表取締役 木ノ内輝
所在地 : 〒194-0021 東京都町田市中町1-4-2 町田新産業創造センター2F
電話 : 042-720-1024
事業内容 : 映画制作、配給、宣伝
URL : http://tokyonewcinema.com/
■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社Tokyo New Cinema
担当者名:新井悠真
TEL:080-3444-1935
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