電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)「医薬品に関する緊急安全性情報・安全性速報(※1)」の配信サービスを開始
PR TIMES / 2017年5月29日 13時13分
ソニー株式会社は、電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)において、「医薬品に関する緊急安全性情報・安全性速報」に関する患者向け情報の無償配信サービスを2017年5月より開始します。このサービスは、一般社団法人 くすりの適正使用協議会(※2)の協力のもと、参画を希望する製薬企業47社(5月29日現在)の情報を配信するものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/24234/5/resize/d24234-5-167907-0.jpg ]
本サービスは、厚生労働省より医薬品の安全対策措置に関わる緊急安全性情報・安全性速報が発信された際に、対象となる薬が調剤された患者のみを抽出し、当該患者のスマートフォンに対して、独立行政法人医薬品医療機器総合機構のウェブサイトに掲載された患者向けの該当情報を通知し、注意喚起を促すことを目的とするサービスです。このサービスにより患者は自身が服用している薬に関する情報をタイムリーかつ正確に把握することができ、医療機関・薬局等に相談をする等の対応が迅速に取れるようになります。
harmoはソニーが独自開発した情報分離技術を基礎とする、個人情報に配慮したクラウドシステムによりサービスを運営しており、患者氏名などの個人情報は専用のICカードやスマホアプリに、また調剤された薬剤情報などのデータはクラウドサーバーに、各々暗号化のうえ、分離して保存しています。
今回の配信サービスは、このharmoのシステムを活用して、患者氏名などの個人情報を含まないクラウド上の情報から特定の条件を満たす利用者を抽出して、利用者に直接情報の通知を行うものです。情報通知者もソニーも、患者の名前や電話番号、メールアドレスなどの情報を取得することなく配信サービスを運用できることが大きな特長となっています。ソニーは今後このシステムを利用して、様々な情報配信を展開していく予定です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/24234/5/resize/d24234-5-490964-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/24234/5/resize/d24234-5-656583-2.jpg ]
ソニーは今後もharmoが提供する価値を向上させる活動を続けてまいります。
○配信サービスに参画する企業一覧(2017年5月現在、五十音順)
AEGERION PHARMACEUTICALS株式会社、EAファーマ株式会社、Meiji Seika ファルマ株式会社、アステラス製薬株式会社、アボット ジャパン株式会社、エーザイ株式会社、エルメッド エーザイ株式会社、大原薬品工業株式会社、株式会社オーファンパシフィック、岡山大鵬薬品株式会社、小野薬品工業株式会社、科研製薬株式会社、協和化学工業株式会社、共和薬品工業株式会社、クラシエ製薬株式会社、皇漢堂製薬株式会社、興和株式会社、小太郎漢方製薬株式会社、サノフィ株式会社、塩野義製薬株式会社、シオノケミカル株式会社、セオリアファーマ株式会社、セルジーン株式会社、全星薬品工業株式会社、ゾンネボード製薬株式会社、第一三共エスファ株式会社、第一薬品産業株式会社、田辺三菱製薬株式会社、中外製薬株式会社、東亜新薬株式会社、東菱薬品工業株式会社、日本歯科薬品株式会社、日本新薬株式会社、ノーベルファーマ株式会社、ノバルティス ファーマ株式会社、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社、株式会社ビーブランド・メディコーデンタル、ビオフェルミン製薬株式会社、富士製薬工業株式会社、富士フイルムファーマ株式会社、扶桑薬品工業株式会社、株式会社ポーラファルマ、丸石製薬株式会社、マルホ株式会社、ユーシービージャパン株式会社、祐徳薬品工業株式会社、吉田製薬株式会社
※1 緊急安全性情報(イエローレター)とは、緊急に安全対策上の措置をとる必要があると判断された場合、厚生労働省からの配布指示に基づき、製造販売業者が作成する情報です。
なお、国民(患者)向けの資材は、平成23年7月より原則として作成されることとなっています。
安全性速報(ブルーレター) とは、緊急安全性情報に準じ、一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な安全対策措置をとる必要があると判断された場合に、厚生労働省からの配布指示に基づき、製造販売業者が作成する情報です。
なお、国民(患者)向けの資材は、平成23年7月より必要に応じて作成されることとなっています。
※2 一般社団法人 くすりの適正使用協議会は製薬企業を中心とした会員から成る、医薬品を正しく理解し適正に使用することの啓発活動を通じて人の健康保持とQOL(※3)の向上に寄与することを目的とする団体です。ソニーは2016年11月より賛助会員となっています。
※3 QOLとは、Quality of Lifeの略であり、「生活の質」と訳され、一人ひとりが人間らしく満足して生活しているかを評価する概念です。
○一般社団法人 くすりの適正使用協議会からのコメント
近年、医師や薬剤師などの専門家だけでなく、医薬品を使用する患者さん自身にも、一つひとつの医薬品の性質や使用法などを理解し、適正な使用の実践が求められてきています。
本協議会が提供している「くすりのしおり(R)」は正確で信頼性の高い医薬品情報であり、多くの電子お薬手帳に採用されています。更なる適正使用への取り組みとして、本サービスにより、患者さんが自らの判断で服用をやめてしまうことなく、医師や薬剤師に相談するきっかけとなることを期待しています。
http://www.harmo.biz
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
第三者割当増資(シリーズC)についてのお知らせ
PR TIMES / 2024年9月7日 17時45分
-
harmo、調剤関連データAPI連携サービスを開始
PR TIMES / 2024年9月5日 21時40分
-
旭化成ファーマ、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)治療薬『エムパベリ皮下注1080mg』の個人宅への配送サービス「emLine(エムライン)」開始のお知らせ
PR TIMES / 2024年9月2日 12時15分
-
てんかん患者とご家族と共に創るプラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」が「harmoおくすり手帳」との連携機能をリリース!
PR TIMES / 2024年9月2日 11時45分
-
社会的支援を必要とする中高生に向けて、製薬会社サノフィが、薬の適正使用を促す「夏休みの特別授業」を開催
PR TIMES / 2024年8月27日 17時15分
ランキング
-
1昭和に大ヒット「青春という名のラーメン」令和に復活! 熱湯1分、タイパ志向に応える 明星食品
食品新聞 / 2024年9月24日 9時2分
-
2経済同友会の新浪氏、立憲・野田新代表に早速注文
日テレNEWS NNN / 2024年9月23日 16時22分
-
3「ピクトグラム」では良さが伝わらない…… ワークマン、機能の「格付け」を始めた背景 対ユニクロも意識か
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月24日 6時15分
-
4進化したJR四国の振子特急、2700系「南風」の実力 出力も設備もランクアップした最新の気動車
東洋経済オンライン / 2024年9月24日 7時0分
-
5中国自動車販売代理店、新車大幅値引きで打撃 業界団体が懸念表明
ロイター / 2024年9月24日 9時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください