1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

「はやぶさ2」から「5G」の先まで 光技術総合展示会「OPIE' 19」いよいよ開催

PR TIMES / 2019年4月16日 16時40分

宇宙開発,自動運転,超高速通信,AR/VRなど,あらゆる最先端技術を支える光技術が横浜に集合!

4月24日(水)~26日(金) パシフィコ横浜にて,国内最大級の光技術展示会「OPIE’19」が開幕します。世界各国メーカーによる光関連製品の展示はもちろん,国立天文台やJAXAによる展示やセミナー,いよいよ目前に迫る5Gの先を見据えた大容量通信セミナーなど,あらゆる光技術を「知る,学べる」3日間です。



宇宙開発や5G,自動運転,金属3Dプリンター,AR/VRなど,未来世界の物語だった新規技術は今や,研究開発から実用化へのフェーズへ移行しつつありますが,こうした最新のテクノロジーを支えるのが「光技術」です。光技術展示会「OPIE」では,こうした最新のテクノロジーを支える最新の光技術が横浜に集結します。

国内外の企業から最新製品が展示されるだけでなく,JAXAは先日小惑星に向けたインパクターの射出に成功した「はやぶさ2」について,また国立天文台はブラックホール以上の発見が期待される,ハワイに建設中の巨大光学望遠鏡「TMT」の技術や観測目標などについて,無料セミナーで紹介します。なお,国立天文台は展示ブースを設置し,TMTの模型や巨大なミラーの一部なども展示する予定です。

また,「5G」の先を見据えた超大容量光通信技術についてのセミナーも,日本の大手通信企業及び装置メーカーを招いて開催します。さらに,大パワー化と実用化が進む青色・緑色半導体レーザーを用いた加工技術の進展も,代表的な光源メーカーや加工装置メーカーからまとめて聞くことができます。

他にも,世界をリードする日本の科学技術の礎とも言える,理化学研究所の開発する光技術の紹介や,産業技術総合研究所によるレーザーを用いた計量・計測技術のセミナー,そして光学立国ドイツからは欧州最大の研究機関フラウンフォーファーによるワークショップ,中国からは同国最大の光技術展示会を擁するCIOEによるマーケットセミナー,米国からは世界最大の光技術展示会を擁するSPIEによるマーケットセミナーなど,いすれも無料で行なわれます。その他にも,有料・無料のイベントが会期を通じて多数予定されています。お早目にお申し込みください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/24591/5/resize/d24591-5-827056-0.jpg ]


【展示の見どころ】
・究極の「黒」対決

[画像2: https://prtimes.jp/i/24591/5/resize/d24591-5-486477-2.jpg ]

光学部品は余計な反射光が入るのを防ぐため,極力反射を抑える加工を筐体内部や部品に施します。望遠鏡のフードの内側に付いている黒いフェルトはその例です。今回この「黒」を極めた加工・物質が2社から出展されます。その黒さたるや,物に塗ればコントラストが完全に無くなり,空間に浮かんだ穴に見えるほどです。展示会では(株)エス・ジー・ケイ(ブースNo. J-11)が反射率1%台の表面処理技術,オーシャンフォトニクス(株)(ブースNo. L-24)は,反射率0.036%のブラックコーティングを展示します。


・復活のプラズマ

[画像3: https://prtimes.jp/i/24591/5/resize/d24591-5-353243-3.jpg ]

かつてフラットパネルディスプレー技術として華々しく登場したプラズマですが,液晶の大画面化により姿を消してしまいました。そのプラズマディスプレーの技術を使った紫外線光源が登場し,再び私たちの生活でも活躍しようとしています。(株)紫光技研(ブースNo. E-30)は,プラズマ方式深紫外線面光源を展示します。プラズマ光源は細いチューブ状ですので「巻きす」のようにフレキシブル。透明な水管に巻き付ければ,水殺菌デバイスとしての利用が期待できます。水銀フリーなので,開発が進む深紫外LEDの強力なライバルとなりそうです。

・職人が磨くミクロの世界

[画像4: https://prtimes.jp/i/24591/5/resize/d24591-5-958743-4.jpg ]

日本の宇宙・天文観測を支えるのは,今も昔もミラーやレンズといった光学素子を高い精度で加工・研磨する技術にあります。現在では機械が行なう加工も,その時の材料や条件によって設定を微妙に調整しながら仕上げるのは人の経験と勘が頼りです。2020年度に打上げ予定の先進光学衛星「ALOS-3」に搭載する,大口径光学ミラーの製作と調整を行なっている(株)クリスタル光学(ブースNo. C-29)では,衛星搭載用ミラーをイメージしたφ400mmのリブ構造付ガラス製ミラーを展示します。

・電池問題を解決!

[画像5: https://prtimes.jp/i/24591/5/resize/d24591-5-949074-5.jpg ]

スマートフォンなどで実用化されている「ワイヤレス給電」は遠距離になるとエネルギーが拡散してしまい充電ができないという弱点があります。東京工業大学 宮本智之研究室(ブース No. B-5)では光ビームを用いることで,小形で長距離給電が可能な「光無線給電」を研究しています。これなら遠く離れて飛ぶドローンも,飛行中に給電することができます。他にも人工衛星や探査機など,未来の給電技術として期待されています。ブースでは実際に給電を行なうデモを行います。




【OPIEについて】
「レーザーEXPO」「レンズ設計・製造展」「赤外・紫外応用技術展」「産業用カメラ&アドバンスドイメージングEXPO」「宇宙・天文光学EXPO」「ポジショニングEXPO」の6つの展示会から構成されます。国際光技術学術講演会「OPIC」との併設によって,光技術を産業面からだけでなく,学術的見地からも俯瞰することができる,国内随一の展示会です。

■光技術総合展示会「OPIE'19」開催概要
日時:2019年4月26日(水)~28日(金)10:00~17:00
会場:パシフィコ横浜(横浜市西区)
開催展示会:「レーザーEXPO」,「レンズ設計・製造展」,「赤外・紫外応用技術展」,「産業用カメラ&アドバスド イマージングEXPO」,「宇宙・天文光学EXPO」,「ポジショニングEXPO」
※ 来場事前登録で入場料 2,000円 → 無料 になります。
来場事前登録,出展社情報,セミナー申込,等の来場情報は下記まで
https://www.opie.jp/

■公式アプリ
[画像6: https://prtimes.jp/i/24591/5/resize/d24591-5-394611-1.png ]

これ一つで,来場やセミナーの登録から申込,出展社検索,会場マップを調べることができます。気になる出展社やセミナーは「お気に入り」に入れるだけで,後からまとめてチェックできます。
https://www.opie.jp/app/OPIE_apps.html

■お問い合わせ
株式会社オプトロニクス社
〒162-0814 東京都新宿区新小川町5-5 サンケンビル
TEL:03-3269-3550 FAX:03-3269-2551
E-mail:event@optronics.co.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください