「森のうなぎ」の木質バイオマスボイラーが稼働
PR TIMES / 2017年11月24日 17時1分
森から始まる地域経済循環の促進を目指して
エーゼロ株式会社(岡山県西粟倉村、代表取締役:牧大介)は、廃校の体育館を活用して養殖を行っている「森のうなぎ」の水槽を加温するための木質バイオマスボイラーを、11月25日より稼働させます。
株式会社西粟倉・森の学校(岡山県西粟倉村、代表取締役:牧大介)の木材加工場から発生する端材を主たる燃料としますが、道の駅あわくらんど等の村内施設で発生する使用済み間伐材ワリバシも回収して燃料として活用します。また、木質バイオマスボイラーの稼働開始と同日、道の駅あわくらんどのレストランメニューに「森のうなぎ」が加わります。間伐材から作られたワリバシを使って森のうなぎを食べていただき、使用済みワリバシがまた森のうなぎを育てて行くための燃料として活用されるという循環を西粟倉村内にて実現できるようになります。
鰻養殖は、鰻の成長と健康維持のためには30℃近い水温をキープすることが望ましく、寒冷地では光熱費が嵩むため一般には不利になります。しかし、「百年の森林構想」を掲げる西粟倉村では、株式会社西粟倉・森の学校などの木材加工会社があり、まとまった量の端材が発生していることから、それを活用することで寒冷地であるという弱点を克服し、かつ廃校の体育館を有効活用してビジネスとして成立する鰻養殖が可能になると考え、当社は2016年5月より鰻養殖事業を開始しています。森から始まる資源循環の中に位置付けることで成り立つ事業であることから「森のうなぎ」のブランドで2017年6月より販売を開始していました。年間を通じて必要な熱量の把握を行うため事業開始以来灯油ボイラーを使用していましたが、この度、念願の木質バイオマスボイラーをメインボイラーとして稼働させ、灯油ボイラーはバックアップとして活用することになります。
森から始まる経済循環を育てて行くということは、当社だけの取り組みではなく、西粟倉村内全体で進みつつあります。道の駅あわくらんど等の観光施設を運営する株式会社あわくらグリーンリゾート(西粟倉村、代表取締役:青木秀樹)にもご協力いただき、あわくらんど等で森のうなぎをメニュー化していただくとともに、回収した使用済み間伐材ワリバシを木質バイオマスボイラーの燃料として活用するという循環の流れも実現できることになります。
■ エーゼロ株式会社 ウェブサイト:http://a-zero.co.jp/
[画像: https://prtimes.jp/i/26928/5/resize/d26928-5-888743-0.jpg ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「横手湯沢フォレストサイクル株式会社」の設立について
PR TIMES / 2024年5月1日 16時45分
-
「横手湯沢フォレストサイクル株式会社」の設立について
PR TIMES / 2024年5月1日 15時45分
-
米沢バイオエナジー合同会社の設立(バイオマス発電事業への出資)
@Press / 2024年4月23日 10時10分
-
JX石油開発・住友商事、米ルイジアナ州での持続可能な航空燃料(SAF)事業に参画(米国、日本)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月10日 15時55分
-
電力クライシスに備えよ! 世界の潮流から読み解くデータセンターの今 第2回 北欧の自然で環境負荷をマイナス化した“クライメートポジティブ”なデータセンター
マイナビニュース / 2024年4月10日 7時0分
ランキング
-
1トヨタの営業利益5兆3529億円、日本企業で過去最高…最終利益も倍増し初の4兆円超
読売新聞 / 2024年5月8日 14時25分
-
2損保大手、火災保険料引き上げ=10月に10%、災害激甚化で
時事通信 / 2024年5月8日 17時54分
-
3訪日客数が過去最高 インバウンド需要は?
食品新聞 / 2024年5月8日 10時41分
-
4一時1ドル160円から乱高下 為替介入2日で8兆円規模か【Bizスクエア】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月8日 6時30分
-
5物価の優等生『もやし』生産者はようやく少しずつ値上げ…しかし消費減で悲鳴「このままでは生産者がみんな廃業してしまう」
MBSニュース / 2024年5月8日 19時18分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください