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Datriumがサムスンなどから約66億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2018年9月14日 10時1分



米国カリフォルニア州に拠点をもつ新世代ハイパーコンバージド インフラストラクチャー システム(HCI)企業のDatrium(デイトリウム)は、シリーズDで当初の希望金額を上回る6千万ドル(約66億円)の資金調達を実施したと発表しました。 今回の資金調達は、アーリー ステージの新興企業向け投資ファンドであるSamsung Catalyst Fundにて先導され、Icon Venturesならびに前シリーズまでに投資を行っているNEAとLightspeed Venture Partnersと共に実施されました。 そしてこの度、Icon VenturesのMichael Mullany(マイケル ムラニー)氏がDatriumのボード メンバーに任命されました。 Mullany氏はシリコンバレーでの長いキャリアを持ち、かつてVMware社のマーケティング担当副社長を務めました。

Samsung Catalyst Fundのシニア バイス プレジデント兼マネージング ディレクター、Shankar Chandran(シャンカールチャンドラン)氏は、今回について次のように述べています。 「Samsunはメモリーとストレージ技術の世界的リーダーとして、常にデータセンター技術を進歩させる斬新で革新的な方法を模索しています。 Datriumのような最先端のハイブリッド クラウド プラットフォームは、企業がデータ分析とストレージの性能問題を克服するのに役立ちます。 今はこのような技術を持った企業に対しての投資家になることに興奮しています」。

また、DatriumのCEOであるTim Page(ティム ペイジ)は、次のように述べています。 「私たちは技術の向上に加えて地理的な勢いを拡大させるためにSamsungとIcon Venturesと提携することを嬉しく思います。 企業は、オンプレミスとクラウドを連携するにあたり、データの処理と運用管理を簡素化する上で世界的に同じ問題を抱えています。 SANストレージではクラウドとの連携が難しく、従来のHCIにおいてもコア データセンターとして運用させるには多くの課題を抱えています。データのバックアップを行うには別途システムを用意する必要があり、クラウドへの災害対策を自動化させる技術も持ち合わせていません。 企業の規模が大きいほどDatriumのソフトウェア技術がもっともシンプルにハイブリッド クラウド環境を提供すると認識しはじめています」。
[画像: https://prtimes.jp/i/31780/5/resize/d31780-5-458635-0.jpg ]

2018年2月に発表した「Cloud DVX」は、DatriumのHCIプラットフォームである「Datrium DVX」のデータをAmazon Web Serviceにバックアップするソフトウェアです。 メガクラウドのランニング コストを従来型のソリューションと比較して1/2から1/10に削減することができるため、企業でのハイブリッド クラウド化の促進が期待できますが、すでにDatrium DVXを新規に導入した30%以上の企業がハイブリッド クラウド化を実現しています。 金融、ヘルスケア、製造、エンターテインメントなど、あらゆる業種に渡るFortune 100の顧客がDatriumを利用してハイブリッド クラウドの運用を簡素化しています。 また、Datriumは、Gartner Peer Insightsに関する67件のレビュー(*注)において最高評価の5ポイントを維持し続けています。

(*注)2018年9月6日現在。Gartner Peer Insightsのレビュー(https://www.gartner.com/reviews/market/hyperconverged-infrastructure/vendor/datrium)は、個人の経験に基づいて個々のエンドユーザーの主観的意見を構成し、Gartnerまたはその関連会社の見解を表すものではありません。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/31780/table/5_1.jpg ]


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