ストランザ、画像や動画、書類等の医療情報をクラウドで一括管理できる日本初のサービス「メディカルBOX」の提供を開始
PR TIMES / 2018年12月17日 10時40分
歯科医院の診療と経営の両面をITでサポートする株式会社ストランザ(本社:東京都港区、代表取締役社長:西島彰一、以下ストランザ)は、12月20日、医療情報であるレントゲン写真、口腔内の撮影画像および動画や、同意書等の診療に関わる書類等のデータを患者さんごとにクラウドで一括管理できる日本初のサービス「メディカルBOX」の提供を開始いたします。
■開発の背景
歯科を含む医療業界は、全体的にICT化がなかなか進みづらい業界と言われてきました。紙のアポ帳やカルテ然り、システムが導入されていてもローカルで稼働していることが多く、それぞれの医院内でのみデータが蓄積している状況でした。クラウドを通じた情報の共有化が待たれる中で、歯科医院での画像や動画を用いた診断手法のニーズも日々高まっていました。
■メディカルBOXとは
「メディカルBOX」は、ストランザがリリースしている、歯科医院専用の予約管理システム「Apotool & Box」の標準機能の一部として追加されます。医療情報であるレントゲン写真、口腔内の撮影画像および動画や、同意書等の診療に関わる書類などのデータを患者さんごとにクラウドで一括管理することができ、「Apotool & Box」の画面上で、過去の画像とスムーズに比較して、治療の進み具合を簡単に確認することが可能です。また、患者さんに説明する際に、どこを治療したのかわかりやすくするために、画像の一部に丸やチェックを付けられる編集機能も付いており、その画像を治療方針のコメント等を添えて、患者さんにシェアすることもできます。さらに、これまでは把握することが難しかった、日々のブラッシングや食事の状況(咀嚼・嚥下行動を含む)等、診療室外での患者さんの生活行動も画像や動画を撮影・共有いただくことで把握することが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35486/5/resize/d35486-5-437959-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/35486/5/resize/d35486-5-883220-1.jpg ]
<主な機能>
・画像や動画、書類データのアップロード・閲覧・患者さんごとの管理
・アップロードした画像の編集
・画像や動画の患者さんとの相互シェア ※別途、診察券アプリのご契約が必要です。
・患者さんの顔写真を使用したアバターの作成
<費用>
Apotool & Boxをご契約のユーザー様には、データ容量無料でお使いいただけます。
※10GBまで無料。超過した場合は、1TBごとに¥1,800がかかります。
■セキュリティ対策について
運用上のセキュリティ対策として、パスコードによる認証を採用し、セキュリティを強化しています。ストランザとの契約時にご登録いただいている、ユーザー医院の携帯電話番号に、毎日変更されるパスコードを送信します。医院側にパスコードの管理責任者を立てていただき、その方に、毎朝確認したパスコードを医院内で共有していただくことを想定しています。
■今後の展開
まずは、2019年1月末に、診察券アプリとの連携を予定しています。これにより、上述した画像や動画の患者さんとの相互シェアが可能となります。患者さんは、医院から共有された診療データを持って、セカンドオピニオンを受けることもできるようになります。
また、災害発生時には、ご遺体の身元確認等のために、歯のレントゲン写真が用いられることがあります。クラウドで管理されているデータがあれば、そのような場合にも役立てられるのではないかと考えています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35486/5/resize/d35486-5-105640-2.jpg ]
「メディカルBOX」は、多くの患者さんの症例を一気に管理することができるため、蓄積された画像・動画データを分析することによって、口腔癌の早期発見や、残存歯数等の口腔内の環境が、全身疾患にどのような関わりを持つかまで、模索できるようになります。そして、「メディカルBOX」に蓄積された患者さんの歯科医院での診療データを匿名化し、医科診療データやその他の健康データと連携することができれば、その患者さんの健康維持に有益な情報を提供できるようになります。これによって、今までなかなか進まなかった医科歯科の連携が進み、次世代医療基盤法の理念である、健康長寿社会の形成に貢献できる基盤となることを目指しています。
引き続き、ストランザは、全国の歯科医院約6万9千のうち、2万のシェア獲得を目指し、歯科医院、そして社会に役立つサービスの開発を加速してまいります。
■「Apotool & Box」について
「Apotool & Box」は、ストランザが独自に開発した、歯科医院専用のクラウド型システムです。単なる予約管理システムとは異なり、レセプトコンピュータとの深い連携による、経営指標の見える化が可能。「患者データ=資産」と捉え、日々システムに集まる患者さんの情報をすべて、歯科経営に必要なソリューションに活かします。これまでの予約管理システムにない、まったく新しい「患者管理・経営管理システム」です。
詳細は、こちら(https://apotool.jp/)をご覧ください。
■会社概要
社名:株式会社 ストランザ
所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園1-3-5 バルコ御成門 8F
TEL:03-6403-4880
FAX:03-6403-4881
代表者:代表取締役 西島彰一
設立:2013年5月15日
資本金:95,000,000円
事業内容:予約システム・受発注システムの開発、制作、販売、賃貸及び保守管理、受発注業務の代行、情報セキュリティサービス、決済情報処理等
URL:http://stransa.co.jp/
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