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東京大学橋田研究室とアイネットが共同研究契約を締結

PR TIMES / 2019年10月3日 11時40分

個人情報の管理とAI/データ分析において安全、安価で便利なPLR技術を活用



東京大学大学院情報理工学研究科橋田浩一教授(以下橋田教授)と株式会社アイネット(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:坂井満、以下アイネット)は、橋田教授が提唱するPLR(※)を活用して、個人と事業者の間で共有されたパーソナルデータの利活用やAI/データ分析に関する実証実験を行います。

(※)PLR(個人生活録:Personal Life Repository)
PDS(Personal Data Store)の一種で、パーソナルデータを原則として本人のみが管理運用し他者と共有・利活用する仕組みです。第三者がデータの共有を管理する従来の情報システムよりはるかに安全で安価に構築・運用できます。

今回の実証実験では、一般的な業務への応用としては安全で安価な名簿管理やファイル共有サービスなどの開発、ヘルスケアへの応用としては乳がんの発生要因の分析や乳がん検診の受診勧奨などに取り組む予定です。

■アイネットの役割
・パーソナルデータの分析による本人に便益を提供するアプリの開発
・乳房自己チェック、ボディケア分析等の動画提供アプリの開発
・データ分析基盤や動画配信サービス基盤の構築

2018年5月に施行されたEU一般データ保護規則(GDPR)では、データポータビリティ権や削除権などが定められており、日本国内においてもデータポータビリティ等の検討が進められています。パーソナルデータの本人による安全で安価な管理運用というPLRの特徴を生かしてデータ利活用ビジネスを開拓します。
[画像: https://prtimes.jp/i/48004/5/resize/d48004-5-112497-0.jpg ]

■プロフィール
橋田 浩一(はしだ こういち)
1981年東京大学理学部情報科学科卒業。
1986年同大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。
1986年電子技術総合研究所入所。1988年から1992年まで(財)新世代コンピュータ技術開発機構に出向。
2001年から産業技術総合研究所。
2013年より東京大学大学院情報理工学系研究科教授。専門は自然言語処理、人工知能、認知科学。サービス科学・工学の一般化としてのソーシャルeサイエンスや知の社会的共創に興味を持つ。

■ アイネットについて https://www.inet.co.jp/
アイネットは自社データセンターをベースに各種情報処理を行うとともに、システムの企画・開発から運用・監視までカバーする独立系ITサービスプロバイダーです。
煩雑なガソリンスタンドの事務処理の合理化やクレジット処理を代行する会社として1971 年に設立されました。以来その取り扱いを拡大する中でデータセンター運用のノウハウを蓄積、お客様からも大きな信頼を寄せられてきました。データセンターを利用する業種も金融業、流通業、官公庁、e ビジネス、外資系企業をはじめ多岐にわたっております。
現在は、国内最高レベルのデータセンターをベースに、クラウドサービスビジネスを積極的に展開しており、自社のクラウド基盤上に業種業態を問わず利用可能なアプリケーションレイヤーのメニュー拡充を加速させています。一方、システム開発事業ではAI、IoT、宇宙などの先端分野への取り組みにも注力しています。

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