愛猫家に朗報! 世紀の大発見「AIM」で、猫の寿命が2倍に延びる!?
PR TIMES / 2021年7月7日 14時15分
時事通信社(東京都中央区)は『猫が30歳まで生きる日~治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見』(宮崎徹・著)を2021年8月4日に発売いたします。
詳細はこちら
https://bookpub.jiji.com/book/b584579.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/52236/5/resize/d52236-5-c148daf39a018dc1a561-0.jpg ]
猫にとって宿命的な病、腎臓病。長らく不明だったその原因がついに解明された。
ネコを飼った経験のある人の多くはご存じだと思いますが、ほとんどのネコは老齢になると腎臓病にかかり、その多くは長く苦しんだ末に亡くなります。このことは、ネコを愛する人にとっては、避けられない悲しい事実です。そして、なぜここまでたくさんのネコが腎臓病になるのか、獣医学の世界では長らく謎でした。
著者の宮崎徹教授は、ある獣医師との出会いをきっかけに、自身が偶然発見した血液中のタンパク質「AIM(apoptosis inhibitor of macrophage)」が急性腎不全を治癒させる機能を持つことを解明しました。ネコは、このAIMが正常に機能しないために腎臓病にかかることもわかったのです。
この AIM を利用して猫に処方すれば、ネコの寿命は現在の2倍、30歳程度まで延びる可能性があります。そして何よりも、多くの飼い主(オーナー)さんたちは、長く苦しむ愛猫の姿を見なくてすむようになるのです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52236/5/resize/d52236-5-fa2e578c03cdcc0b438c-1.jpg ]
上の写真のネコは「余命1週間」と言われ、寝たきりで自分で食事をとることができなかったのだが、AIM投与後に起き上がって動き回った。
AIM治療で、医療革命が起こる!
実は、ヒトにとっても腎臓病は〈治せない病気〉で、多くの患者さんが苦しんでいます。
ところが、ヒトとネコのAIMの研究を並行して進めているうちに、これまで誰もが〈治せない〉と信じてきた腎臓病に、治せる可能性が見えてきました。
しかも、AIMはヒトとネコの腎臓病だけでなく、ヒトのアルツハイマー型認知症や肝臓がん、メタボリックシンドロームなど、多くの病気を治す可能性を持つことがわかってきたのです。
本書は、ヒトとネコの寿命を大きく変える可能性を秘めた、この革命的な分子の発見と、その実用化に向かうまでの長い道のりをまとめたものです。
できるだけ多くの方々にAIMがどんな分子で、その活用がヒトとネコの未来をどのように変えるのかを知っていただきたいのです。最新医療研究のリアルがここにあります。
【著者プロフィール】
宮崎 徹(みやざき・とおる)
東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター分子病態医科学教授
1986年東京大学医学部卒。同大病院第三内科に入局。熊本大大学院を経て、92年より仏ルイ・パスツール大学で研究員、95年よりスイス・バーゼル免疫学研究所で研究室を持ち、2000年より米テキサス大学免疫学准教授。2006年より現職。タンパク質「AIM」の研究を通じてさまざまな現代病を統一的に理解し、新しい診断・治療法を開発することをめざしている。
【書誌情報】
書名 猫が30歳まで生きる日―治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見
著者 宮崎徹
発売日 2021年8月4日
発売 株式会社時事通信社
価格 1980円(税込)
URL https://bookpub.jiji.com/
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