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ACCELStarsが独占ライセンスを取得している東京大学開発の最先端睡眠判定技術に関する論文を研究グループが発表

PR TIMES / 2022年1月21日 15時45分

東京大学医学部発のMedical Sleep Techスタートアップである株式会社ACCELStars(アクセルスターズ)(本社:福岡県久留米市、代表取締役社長:宮原禎、「以下、「ACCELStars」)は、ACCELStars取締役CTOを務める東京大学大学院医学系研究科の上田泰己教授らの研究グループが世界最高レベルの睡眠測定技術*1を論文として発表*2したことをご報告いたします。ACCELStarsは本件技術の独占ライセンスを取得しており、その技術を活用したサービス開発を本格的にスタートすることをお知らせいたします。



ACCELStars取締役CTOを務める東京大学大学院医学系研究科の上田泰己教授らの研究グループは、腕時計型のウェアラブルデバイス等を用いて計測することができる腕の動きの情報から、その人が眠っているのか、起きているのかを正確に判定する手法を発表しました。ACCEL(ACceleration-based Classification and Estimation of Long-term sleep-wake cyclesの略称)と命名されたこの手法は、加速度計を用いた腕の動きの測定と、睡眠覚醒状態を知るためのPSG測定を同時に行い、得られたデータを機械学習で解析することで開発されました。ACCELによる睡眠覚醒判定には、ウェアラブルデバイスで測定した腕の動きの加速度の変化を表す躍度(加速度の微分値であり、加加速度とも呼ばれます)のみを用います。ACCELを用いた睡眠判定精度は、90%以上の高い感度(睡眠状態を睡眠と判定する割合)と80%以上の高い特異度(覚醒状態を覚醒と判定する割合)を達成しています。既存の手法の多くは、睡眠判定の特異度が高くないという問題点がありましたが、ACCELは特にこの点を解決する新規手法として期待されます。詳しくは、東京大学大学院医学系研究科・医学部のホームページ(https://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20220120.pdf)をご覧ください。

就寝中の短い覚醒が増えることは、夜間のまとまった睡眠がとりにくくなっていることを示唆します。このため就寝中の一時的な覚醒状態を正確に捉えることは健康状態を図る上で大変重要です。今回実現された睡眠・覚醒状態を高精度に計測する技術により、睡眠の”質”の低下が関わる健康状態の変化を正確に把握できるようになることが期待されます。

ACCELStarsは、東京大学と「ACCEL」の活用におけるライセンスの独占契約を締結しております。ACCELStarsでは「ACCEL」をベースに、社会実装を目指したアルゴリズムのさらなる改良と実証実験を進めております。これらの成果を活用し、特定健診に睡眠測定を導入していく「睡眠健診」運動を様々なパートナーとともに推進していくとともに、下記の点で事業開発をしてまいります。
(1)「ACCEL」技術を活用した、自社ウェアラブルデバイスの開発
(2)ウェアラブルデバイスを活用した睡眠健診や睡眠診断のサービス開発


[画像1: https://prtimes.jp/i/82124/5/resize/d82124-5-97d7a4c62b58dcab20b0-0.jpg ]



*1 技術比較


[画像2: https://prtimes.jp/i/82124/5/resize/d82124-5-5239f00843dcbffa4f32-2.jpg ]


*2 論文タイトル “A jerk-based algorithm ACCEL for the accurate classification of sleep–wake states from arm acceleration” https://doi.org/10.1016/j.isci.2021.103727


■ACCELStars概要
会社名 株式会社ACCELStars
代表者 宮原 禎
本社 福岡県久留米市百年公園1番1号
東京オフィス 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟 アントレプレナーラボ
URL https://www.accelstars.com/

ACCELStarsは、「睡眠を解明し、新たな治療を創造する」というビジョンのもと、2020年8月に東京大学大学院医学系研究科教授の上田泰己が設立いたしました。統合失調症、うつ病、双極性障害、パーキンソン病、認知症、ADHDなど精神疾患・神経変性疾患・発達障害は、睡眠障害を併発する疾患であり、これらの疾患の治療サポートサービスの提供をいたします。日本国内のみならず世界的に睡眠への関心が高いにもかかわらず、現在提供されている睡眠測定サービスは、医療へ活用するには睡眠と覚醒の検知精度が低いという課題があります。弊社創業者兼取締役CTOの上田を中心に開発した世界最高レベルの睡眠測定技術を活用したウェアラブルデバイスを医療業界を中心に提供していきます。

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