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グローバルエナジーハーベストへのメタルワンからの出資について  ~ 世界初量産型波力発電の商品化を目指す ~

PR TIMES / 2024年10月23日 17時40分



株式会社グローバルエナジーハーベスト(旧社名:株式会社音力発電)(本社:東京都三鷹市、代表取締役 兼 CTO 速水 浩平)は、株式会社メタルワンを引受先とする第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。

グローバルエナジーハーベストは、2021年7月と2022年1月に続き、開発中の波力発電の実用化に向けて第三者割当増資を行いました。株式会社メタルワンからの今回の弊社への第三者割当増資を受け、波力発電の量産体制構築、並びに更なる性能向上のための開発を推し進めて参ります。

株式会社メタルワンの概要
(1) 事業内容 :
鉄鋼流通のリーディングカンパニーとして、国内外に100か所以上の拠点・事業会社を持ち、グローバルに事業を展開している鉄鋼総合商社。自動車や電機産業向けの
薄板をはじめ、建材、容器、鋼製家具向け等、様々な鋼材を加工・販売。
(2) 本社所在地 :東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
(3) 株主 :三菱商事、双日
(4) 代表者 :代表取締役社長執行役員 兼 CEO 渡邉 善之

<参考>
~量産型波力発電の商品化へ向けた取組み状況について~
グローバルエナジーハーベストは、自社の特許技術を利用することにより、日本発・世界初の波力発電装置の量産化を目指しています。また、グローバルエナジーハーベストは、本波力発電の開発を技術大国日本のものづくり力を再び世界に向けて発信する象徴の一つとなるだろうと位置付けております。

SDGs、ESG、RE100、脱炭素宣言・・・。今まさに、世界では、かつてない程「再生可能エネルギー」の需要が高まっております。そして、これらの取組は、地球環境のため、子供達の未来のために、公共性のある自治体や、資金力のある大手企業から今直ぐ率先して取り組むことが求められています!これまでに、太陽光発電や風力発電は、代表的な再生可能エネルギーとして、国内外において普及してきました。只、これらの再生可能エネルギーは、時間帯や天候等に発電量が大きく左右されてしまうという大きな問題(課題)もあります。
そこで、太陽光発電、風力発電に次ぐ、「第三の再エネ」とも言える技術として「波力発電」に注目が、集まっております。どうして波力発電は、「第三の再エネ」と言えるのか?実は、波のエネルギーは、太陽光の約20~30倍、風力の約5倍ものエネルギー密度があり、地球上の再生可能エネルギーで、最も大きなポテンシャルを有しております。特に、海に囲まれた海洋国家の日本国は、その海岸線の長さが世界第6位と、波力エネルギーに満ちあふれています。そして、波は、昼間でも夜間でも海の向こうからやって来る再生可能エネルギーです。本当の問題は、最もエネルギー密度の大きな自然エネルギーを利用していないからなのです。日によって、時間によって、左右されてしまう不安定な再エネばかりに目を向けているからなのです。

この視点のままで、変わらずに取り組んでいると、再エネに対するイメージも悪くなるのでないでしょうか。どうせ「カーボンニュートラル」なんて無理とあきらめムードになってしまうのでないかと危惧いたしております。RE100を達成するには、波力発電への投資を増やすことは、重要です。全体として「真の循環型社会」の実現には、波力発電が鍵になると考えます。

波力発電の歴史は、本格的に開発されるようになってから40年以上になります。この間、様々な方式の波力発電が、考案されてきています。只、現時点において、本格的な商業化になっていません。それは、波力発電の「三大課題」が存在するからです。波力発電の「三大課題」とは、「1.台風等の高波対策」と「2.フジツボ等の海洋生物対策」と「3.漁業との兼合い」の3つです。

これらの課題の全てを解決出来る、波力発電技術を開発出来れば、現代社会における大きな貢献を果たすことになります。グローバルエナジーハーベストは、これまでに誰も開発できなかった波力発電の「三大課題」を全て解決出来る波力発電の開発実証に成功いたしました。
この技術は、 経済産業省の研究機関となるNEDOや、国土交通省、総務省のそれぞれから、国家プロジェクトに採択された実績も持っている、グローバルエナジーハーベストの
特許技術となります。

本年度中にも、比較的、潮の満ち引き(干満差)の小さい日本海側向けに本波力発電の販売開始を計画しております。また本年度から、新たに「令和6年度沖縄振興特定事業推進費
補助金(内閣府)」の交付を受け「与那原町役場(沖縄県)」と「NPO法人 日本波力発電普及推進協会」との波力発電の実証事業も開始いたします。この事業は、日本海側よりも干満差の大きい太平洋側の海域の環境に於いても最適な波力発電技術の確立を目指すものとなっています。


~弊社代表取締役 速水浩平よりのメッセージ~
既述の通り、過去40年以上かけて本格的な商業化を実現できなかった波力発電について、弊社代表取締役の速水浩平は、「世の中の流れを見て分かる通り、これから先、益々環境に配慮する時代になるでしょう。そのような中、日本のみならず世界中から波力発電は、必要とされると思います。弊社は、これ迄に世界中の誰も実現できなかった、正に人類の夢ともいえる波力発電を商業化・量産化すること、そして、日本発・世界初の技術として世界中の必要としている人々に届けることを実現したいです。」
続けて、「私は、現在43歳になります。私は、小学生、中学生の頃『日本のものづくり、技術力は、世界一である』といわれて育ってきた。それを聞いて『日本人に生まれて良かった。』という自信や誇りを感じていた。これ迄に40年以上も世界中で実現できなかったことを、実現したら、きっと『誰がやってのけたんだ?』『そうか、やはり日本人か!』となると思います。そして、世界中の海辺で、この日本製の波力発電を見られるようにしたいです。それを見た日本の子供達に、私の子供の頃のように、日本人として自信や誇りを感じてもらえる一助になればと思っています。そのためにも、この波力発電をオールジャパンの体制により、実現させることに意味があると思っております。」



<グローバルエナジーハーベスト波力発電の概要>
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85065/5/85065-5-99b7431dba509bf357fb97fe4799c38e-1295x396.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]




グローバルエナジーハーベストの開発する「往復型回転加速式発電」は、小型の発電機を岸壁などに設置し、海面に浮かせたフロートの波による上下動を発電機の回転方向に転換して発電する仕組みです。小さい波にも対応し特殊なギアによりフロートが上下どちらに動いた時でも効率よく発電できる特徴があります。

一方、「循環型波力揚水発電」の基本原理は、波のエネルギーを使って水を汲み上げておき落差を利用して水力発電を行うというものです。波が上下に動くエネルギーを使ってフロート式のピストンを動かし、発電システム内の特殊な真水を揚水管内から上のプールに引き上げ、この水をもう一方の管を通じて下に流してその勢いでタービンを回し、真水を循環させながら発電をします。


設置場所条件に合わせ小~中の波浪には「往復型回転加速式発電」、中~大の波浪には「循環型波力揚水発電」といった最適な発電設備の選択ができます。結果、効率的且つ安定的に波力エネルギーを電気に変換することができます。

素材には厚板、鋼管、薄板、ステンレス、特殊鋼などの汎用的な鉄鋼製品を使用し、構造上も海水から発電機(ダイナモ)を完全に隔離しているため、海洋生物付着の影響も少なく、また未活用の港湾内の岸壁、防波堤周辺に設置することから環境に優しく、安全性、メンテナンス性、リサイクル性に優れ、容易に送電することが可能となります。


海に囲まれた日本は海洋エネルギーに恵まれており、特に波力発電は、天候の影響を受けやすい太陽光や風力発電と比べて稼働率が高いため、平準化された安定電源として再生可能エネルギーのベストミックスへの貢献が期待されています。

<本件についてのお問い合わせ先>
株式会社グローバルエナジーハーベスト 管理部
Mail:info@globalenergyharvest.co.jp

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