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自動車の空力シミュレーションを抜本的に高速化する「RICOS Lightning」を正式リリース

PR TIMES / 2022年4月27日 12時45分

~AI で瞬時にシミュレーション結果を予測~

AI とシミュレーション技術で製品設計の効率化と高付加価値化を実現する株式会社科学計算総合研究所(本社: 東京都千代田区、代表取締役 井原遊、以下 RICOS)は、4 月 27 日に自動車の空力シミュレーションの結果を高速に予測するアプリケーション「RICOS Lightning」を正式リリースしました。



RICOS が正式にリリースした「RICOS Lightning」は、RICOS 独自の AI アルゴリズム「IsoGCN」により、自動車の空力シミュレーションの結果を高速かつ高精度に予測するアプリケーションです。数日かかっていた自動車の空力シミュレーションの計算結果をたった数分で予測した実績を有します。
今回のリリースバージョンで予測できるのは自動車の空力シミュレーションの結果のみですが、今後予測できるシミュレーションの種類を拡大する予定です。
シミュレーションの結果を高速に得られることで、検討できるデザインパターンが増加し、最終的には製品性能の向上に寄与します。


[画像1: https://prtimes.jp/i/85643/5/resize/d85643-5-c04d742d6846d2b292fb-1.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/85643/5/resize/d85643-5-8cba880167ce7f5380a3-2.jpg ]



■「RICOS Lightning」で使用されるシミュレーション結果予測 AI アルゴリズム「IsoGCN」について
RICOS が開発した AI アルゴリズム「IsoGCN」を使うことで、シミュレーション結果を高速かつ高精度に予測できます。シミュレーションデータへの適用に特化した「IsoGCN」は、下記の 3 つの特長を備えています。

1. 従来のシミュレーションに比べて計算量が削減できるため、シミュレーションの抜本的な高速化が可能になります。
2. 3 次元形状を詳細に把握できるため、製品設計の現場で用いられる複雑な形状の予測に適しています。
3. アルゴリズムに流体解析、熱解析、構造解析などの手法を組み込んでいるため、従来のシミュレーション同様、まったく新しい製品形状に対しても信頼性の高い結果が得られます。

今回提供するのは自動車の空力シミュレーションの結果を予測するアプリケーションですが、「IsoGCN」の適用事例は他にも流路解析、電子部品の熱解析などがあります。いずれの適用事例も既存のシミュレーションに比べ計算時間を大幅に短縮することができました。今後はこれらの適用事例のアプリケーション化、および適用事例の拡大に向けた研究を進めていく予定です。

■会社概要
[画像3: https://prtimes.jp/i/85643/5/resize/d85643-5-ab010a6fc09a0f7618dc-0.png ]


会社名:株式会社科学計算総合研究所
事業開始日:2015 年 12 月
所在地:東京都千代田区丸の内二丁目2番3号丸の内仲通りビル6階
代表:代表取締役社長 井原 遊
URL:https://www.ricos.co.jp/
お問い合わせ:https://www.ricos.co.jp/contact/

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