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企業がフェムテックを導入しない理由の1位は「よく知らないから」。nanoniによるフェムテック利用動向調査レポート

PR TIMES / 2023年3月8日 13時15分

経済産業省フェムテック等サポートサービス実証事業として450社を対象に実施

国内初のフェムテック福利厚生プラットフォーム「carefull(ケアフル)」を提供する株式会社nanoni(本社:東京都港区、代表取締役:張聖、以下nanoni)は、経済産業省令和4年度フェムテック等サポートサービス実証事業の一貫として、450の企業に対し「フェムテック利用動向調査」を実施いたしました。各社のフェムテック導入状況や経営アジェンダとの関連性を調査することで、3/8の国際女性デーに向けて、現在の企業のもつ課題意識などがわかる結果となりました。



◆女性の健康課題は経営・人事上の課題に挙がっていない企業が6割超
「月経や妊活、更年期などライフイベントに起因した女性の健康課題は経営・人事上の課題に挙がっていますか?」に「はい」と回答したのは、全体の約3分の1にとどまり、経営・人事上の課題に上がっていない企業が6割を超えることが分かりました。日本企業にとって「女性の健康課題」は未だ経営上の優先度が低く、今後も更なる啓発活動が必要となる結果となりました。
また「健康経営銘柄」、「なでしこ銘柄」といった国から認定を受けた企業であっても、女性の健康課題を経営上の課題として認識していない企業があることも浮き彫りになりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-0e57d34eb5e56ad0fa1f-0.jpg ]

◆女性の健康課題を認識している企業でも、何から手をつけて良いか分からず、取り組みに着手できていない状況
女性の健康課題を経営・人事上の課題として認識している企業では、「妊娠・不妊への対応」(21.2%)、「月経・PMSへの対応」(19.6%)、「ヘルスリテラシーの向上」(19.0%)、「婦人科検診の受診促進」(14.1%)など幅広い課題認識を持っていることがわかりました。様々な角度からの課題解決が期待されているようです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-418de52056806cfe657a-1.jpg ]

女性の健康課題を認識している企業のうち、具体的な検討まで至らないと回答した企業は22.4%となりました。その理由で最も多かった回答は「何から手を付ければいいか全体像が描けていない」(25.5%)となりました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-bc2cb143493ef13e4f0f-2.jpg ]

具体的に女性の健康課題の認識を持ち、具体的に対策を検討中または実施中の企業の45.9%がセミナー・研修・啓発を実施もしくは検討していました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-5c11cf143c12e1881f32-3.jpg ]

一方、9.4%の企業はその施策に至った背景として「その他・不明」と回答しました。nanoniによる個別のヒアリングの中で、「何をやるべきかわからないから、とりあえずセミナーで啓発活動をしている。他に更にやるべきことが明確になったら施策を増やしていきたい」という声が複数上がりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-56508cd5b8edc1b0d767-9.jpg ]

◆「フェムテック」に関する関心は高い一方で、「フェムテック」の具体的な事例・理解度の低さが導入の阻害要因
女性の健康課題を認識し、対策を実施しているまたは検討中の企業の58.4%がフェムテックに関するサービスの導入を検討したいと回答しました。フェムテックとして求めるニーズは企業によってさまざまであり、eラーニングや専門家とのオンライン相談などが上位を占めました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-56f932e4270c7be15794-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-26ae9a456cf3cd00dfcf-6.jpg ]

一方で、フェムテックの導入検討に否定的であった企業にとって、その回答の理由は「そもそもフェムテックをよく知らない」(16.5%)、「不明」(23.5%)となり、フェムテックに関する理解不足が導入検討の大きな阻害要因であることが判明しました。

[画像8: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-b10b0479cdb8941aa4ec-7.jpg ]

◆株式会社nanoni 代表取締役 張 聖コメント
女性活躍推進は日本社会にとって必須のテーマでありながら、まだ対策は限定的です。特に本調査の中で、何をやればよいのかわからない、という企業からの回答が目立ち、各企業が手探りで解決策を模索している状況だとわかりました。フェムテックについての関心も近年で高まりを見せていますが、その言葉だけが注目をされて実態の認知がまだされていないように感じております。

本調査結果からも浮き彫りになったように、女性の健康課題は多種多様です。企業担当者はそのひとつひとつに対して「何をやればよいかわからない問題」をクリアしていかなければなりません。担当者の手間を削減しながらも様々なニーズを満たしていく、女性に特化した特別なサービスパッケージ・プラットフォームが今後求められていくと私どもは考えております。

株式会社nanoniでは、国内初のフェムテック福利厚生プラットフォームを開発・提供しており、女性活躍推進の取り組みにどこから手をつけたらいいか分からないと悩まれる担当者の皆様のご支援をしております。お問い合わせ、ご相談等ございましたら、問い合わせアドレス( hello@xxnanoni.com )にお気軽にご連絡をいただけますと幸甚です。

【フェムテック利用動向調査】


アンケート実施時期:2022年7月~2023年1月
対象:企業の女性活躍推進に関わる担当者
実施手法:メール、電話、展示会、DMでの対面調査
有効回答数:466
※本調査を引用される場合には、「nanoni調べ」と必ずご記載ください


【調査アンケート協力企業(一部抜粋)】
[画像9: https://prtimes.jp/i/91427/5/resize/d91427-5-e2f6527f893dbc0a78f9-8.jpg ]

◆国内初のフェムテック福利厚生プラットフォーム「carefull(ケアフル)」について
https://wecarefull.com/
carefull は、性別や年代、ライフステージごとに異なる健康課題について学び、習慣化までを一括でサポートをする福利厚生プラットフォームです。

1.男女共に知っておきたいダイバーシティーや健康知識を学べる「セミナー」2.オンライン診療等の連携サービスを特別価格で利用できる「従業員特典」3.同じ悩みを持った人同士でつながれる「匿名掲示板」の3つのアプローチで、性差関係なくあらゆる従業員にとって「もっと働きやすい職場環境」を実現するため、従業員の抱える多様な課題を包括的にカバーしたワンストップソリューションを提供しています。

【株式会社nanoni 会社概要】https://xxnanoni.com/
▌所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3-15-9 MINOWA表参道3階
▌代表者:代表取締役 張 聖
▌事業内容:国内初の企業向けフェムテックプラットフォーム「carefull」の開発・提供。セミナー、匿名コミュニティ、従業員特典の提供を通じ、企業の女性活躍推進をワンストップで支援。

<本リリースに関する問い合わせ先>
担当者名:奥井恵梨
メールアドレス:hello@xxnanoni.com

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