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資本政策DB「shihon」、生成AIを活用し事例に基づき資本政策に関する回答をするチャットボットを提供開始

PR TIMES / 2024年6月28日 11時45分

約30万字の資本取引解説と取引の具体的なデータを元に回答を生成



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96027/5/96027-5-e1e904b4b08c67026d4ca7b3fecc948f-1280x670.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社シクミヤは、資本政策データベースサービス「shihon」において、生成AIを活用した資本取引事例とその解説に基づいたチャットボット「shihon bot」を、shihonの全ユーザー向けに提供開始します。

2023年5月にリリースした資本政策データベースサービス「shihon」は、スタートアップ企業が設立からIPOまでのすべての期間において行った資本取引を収録しているデータベースサービスです。
2024年6月現在、49社のスタートアップに関する資本取引を収録しており、それらの企業が行った計1426本の資本取引を合わせて収録しております。

shihonに掲載している資本取引のデータは、スタートアップやそれを支援する方々が資本取引に関する意思決定をする上で有用なデータとなります。資本取引の具体的なデータは、専門性が高いデータであることから解釈に関連知識を要すること、利用している当事者が自身の状況に関連性の高い取引情報を大量にある実例の中から探し当てる必要があることなど、意思決定に役立たせることに一定の困難が生じます。
shihonではこの点に対応するために、shihonに収録している個別の資本取引に対して、スタートアップの支援を行う公認会計士による解説を収録しております。加えて、複数条件による抽出や特徴に応じたキーワードによるマッチングなど、多角的な角度から資本取引や企業を検索する機能を提供しております。

今回提供を開始する「shihon bot」は、ユーザーの問いかけた質問に対して、shihonに収録されている資本取引の解説・データに基づいた応対を行うことを実現しています。この機能により、ユーザーであるスタートアップの経営者や支援者・資本政策に関する学習者が抱えている論点に対して、適合した事例の提案と解説を行います。

生成AIを専門的分野・具体的な課題に対して用いることの課題として、事実に基づかないもっともらしい誤情報を生成する「ハルシネーション(幻覚)」が指摘されております。shihon botでは、多量の資本取引に関する解説および実データに基づいた回答の生成を行うことで、ハルシネーションを起こす可能性を下げることを目指しております。
■ shihon botについて
資本政策データベース「shihon」には、収録されている個々の資本取引に対する解説が総計29万3000字格納されております。資本取引に関する解説はshihonに収録している企業に対して順次付しており、2024年6月現在では、データ収録企業49社のうち28社が行った資本取引に対して解説が付されております。

shihon botでは、これら29万3000字の解説データに加え、資本取引に関する個別具体的な取引データを学習データとしてチャットボットの回答を生成しております。学習データの活用について、RAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)技術を用いることで、学習データである資本取引解説・資本取引データに基づいた回答を実現しております。

shihon botはユーザーが問いかけた質問に適合した実データに基づき、OpenAIの最新モデルである「GPT-4o」により回答を生成することで、自然な問いかけの実現を目指しました。

今後は、shihonへの収録企業の増加・資本取引の解説の拡充を軸として、様々な資本政策上の論点に対してより適切な事例を提供し、スタートアップの資本政策上の課題に対してより役にたつことを目指します。

shihon botは、資本政策データベース「shihon」にログイン後のトップページからユーザーの方であれば申込・追加料金等なくご利用いただけます(※)。

※ 提供方法・利用上限などの仕様を変更することがございます。
■ 資本政策データベース「shihon」について
資本政策データベース「shihon(https://www.shihon.com/)」は、スタートアップ企業が設立された時からIPOをするまでの期間に行った資本取引をすべて個別具体的に収録しているデータベースです。

shihonは、スタートアップの経営支援を行う公認会計士を中心としたデータ分析チームによって有価証券報告書・登記簿謄本などの公開情報から抽出された企業データ・資本取引データを収録しています。
起業家や士業・投資家の方々が実際に資本政策を検討するに際して、株主や株式数・優先株式や新株予約権の設計に関する個別具体的なデータを自由に参照することができます。

URL: https://www.shihon.com/
■ 株式会社シクミヤについて
株式会社シクミヤは、2019年に設立された、スタートアップ企業の経営支援を行う会社です。
コンサルティング事業では、設立からIPO後まで各フェーズの企業を対象として、主に経営管理・経営企画の領域に関する体制構築・業務設計・運用支援並びに上場準備支援を伴走型で提供しています。
業務最適化事業では、SaaSやデータベースサービスを用いて、バックオフィス体制の最適化・省力化支援や、業務オペレーションに関するDX(デジタル・トランスフォーメーション)の支援を行っております。
お問い合わせ
資本政策データベースサービス「shihon」
広報・事業企画担当
shihon_info@shikumiya.co.jp

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