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ポーたま株式会社、創業約100 年「ジランバ屋」の事業を承継

PR TIMES / 2024年12月13日 16時51分

地元で愛される老舗の味と看板を守り、沖縄の食文化と地域(まちぐわー)の発展をめざします。那覇市内で引継式を行いました。



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106562/5/106562-5-ba3e3fa4eac6ec39a9ef256cab2f6c93-1178x820.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年12月11日(水)株式譲渡契約制約式(引継式)にて

 ポーたま株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:清川勝朗、以下:当社)は、1926 年創
業、かまぼこの製造・販売を行う有限会社ジランバ屋 (本社:沖縄県那覇市、代表取締役:玉城吉
蔵、以下:(有)ジランバ屋)と2024 年11 月27 日(水)付けで株式譲渡契約を締結し、約100
年の歴史を有する那覇市・牧志公設市場場外の老舗かまぼこ店「ジランバ屋」の事業を承継いた
しました。2024 年12 月11 日(水)、那覇市内にて株式譲渡契約成約式(引継式)を行いました
のであわせてお知らせいたします。
 「ジランバ屋」は2024 年5 月31 日(金)に惜しまれながら閉店しましたが、地域に根ざした歴
史と存在感、そして地元のお客様に愛される味が最大の魅力です。今後は、2025 年半ばを目標に、
店舗の営業再開をめざします。店名や味を変えることなく、伝統と品質を守り、沖縄の郷土料理チ
キアギ (沖縄かまぼこ)を再び多くのお客様に提供したいと考えています。「ジランバ屋」の存続
を通じて、国内・海外のお客様に沖縄の食文化を伝え、まちぐわー(沖縄の方言で商店街)の活
性化と地域社会への貢献を務めてまいります。

■事業承継の概要
社名:有限会社ジランバ屋
所在地:沖縄県那覇市松尾2 丁目9 番17 号
創業:1926年
事業内容:かまぼこ店「ジランバ屋」および自社工場の運営
株式譲渡契約日:2024 年11 月27 日(水)

※本件は、国の委託を受けた沖縄県事業承継・引継ぎ支援センターのご支援を賜りました。
https://www.oki-hikitsugi.go.jp/ 
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106562/5/106562-5-be6d02d77bdf1144ee838d555fa2ae97-3900x2893.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106562/5/106562-5-78a695918d5bef64f3510ce8b17f3332-1380x1851.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■事業承継の経緯
ポーたまについて
 当社は、ポークランチョンミートと玉子焼を海苔とごはんで挟んだ沖縄のソウルフード、ポー
クたまごおにぎりの専門店です。創業者である当社代表の清川が、沖縄移住後のある日食卓に登場
した出来立てのポークたまごおにぎりの美味しさに感動し、愛情のこもった沖縄の家庭料理を出
来立てにこだわり提供する専門店として、2014 年に牧志公設市場そばに開業しました。(現:ポー
たま牧志市場店)
 現在、「ポーたま」は国内外に13 店舗 (国内12 店舗/海外1 店舗)を出店し、出来立ての提供
と沖縄食文化の発信にこだわり、ポークたまごおにぎりの美味しさを世界に発信しています。

ジランバ屋について
 1926 年、漁師に嫁いだ創業者の玉城ジラさんが沖縄県糸満市で創業しました。 「笑顔になって、
安くて、おいしい」を理念に掲げる手づくりのかまぼこはたちまち人気となり、約15 種類のかま
ぼこが店頭に並ぶ同店は、地元客や観光客に愛される名店となりました。店名の「ジランバ」は
「ジラお姉さん」が原型です。※沖縄の方言で「アバー」は「姉」
 ジラさんが亡くなった後は3 男4 女の兄妹が店を引き継ぎ、家族と親戚で店を切り盛りしてい
ましたが、従業員の高齢化と後継者不在の状況から、2024 年5 月に惜しまれながら幕を下ろしま
した。閉店時には、知らせを聞いたお客様が沖縄県内外から駆けつけ、最後はかまぼこを購入で
きなかったお客様もいたほどでした。

ジランバ屋閉店後の経緯
 牧志公設市場に隣する商店街の店主同士、以前から交流があった当社代表の清川が、連日行列
が絶えない閉店前のジランバ屋をお手伝いしたのがきっかけです。店舗や工場でお手伝いする中
で、県外からもお客様が駆けつけ、閉店が惜しまれる姿を目の当たりにしました。
 まちぐわーから老舗店が姿を消していく現状に危機感も抱いていたことから、閉店後も度々連
日の光景が思い浮かびました。愛され続けた同店の味と伝統を守ることは沖縄の食文化と地域社
会への恩返しになると、事業承継を希望しました。その後、沖縄県事業承継・引継ぎ支援センタ
ーのサポートを受けて短期間での株式譲渡契約に至りました。

■引継式での関係者コメント
(有)ジランバ屋 玉城正博氏のコメント
 家族と親戚でなんとか営業を続けてきたが、高齢化を理由に幕を下ろすことはとても寂しくつ
らかった。ポーたまの清川さんから引き継ぎたいと申し出を聞いた時はうれしかった。受け継い
だ伝統、味や技術をこれからしっかり引き継ぎたい。
ポーたま(株) 清川勝朗のコメント
 ジランバ屋は、創業から約100 年という長い歴史の中で、地元のお客様に愛され続けた名店で
あり沖縄の食文化を象徴する存在でした。その味と伝統を途絶えさせてはいけないという強い思
いが、事業の承継を決意した理由です。私たちポーたま株式会社は、ジランバ屋の味と品質を守り
ながら、沖縄発祥のチキアギを全国や海外へ広げ、沖縄の食文化を発信していきたいと考えていま
す。また、まちぐわーの魅力を次世代に繋ぐことも非常に重要だと感じています。ジランバ屋の取
り組みを通じて、古き良き商店街の街並みを守り、その価値を未来へ引き継いでまいります。
 地域の皆様、これまでジランバ屋を支えてくださったお客様に、これからも変わらぬご愛顧を
賜りますようお願い申しあげます。新たなジランバ屋のスタートに、温かいご支援をいただければ
幸いです。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106562/5/106562-5-56745c71fa0cdd8672ea8cfa85455e20-1484x989.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106562/5/106562-5-ce277dcd90691064ad2bf8f724c098e1-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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