RS Technologiesが設立する中国新会社による索尼精密部件(惠州)有限公司の持分全ての取得に関するお知らせ
PR TIMES / 2024年9月20日 11時45分
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株式会社RS Technologies(以下、RST)、索尼(中国)有限公司(本社:北京市朝陽区、董事長:安部 和志、以下「SCN」)、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(本社:神奈川県厚木市、代表取締役社長:清水 照士、以下「SSS」)は、SCNが保有する索尼精密部件(惠州)有限公司(以下、「SPDH」)の持分全てをRSTが近日中に設立予定の中国新会社(以下「RS中国(仮)」)によって取得する契約を締結しました。持分取得時期は2024年12月下旬を予定しています。
1. 背景・目的
RSTは2026年度を最終年度とする中期経営計画において、M&Aによる事業の拡大、売上高・利益額の伸長を掲げており、内国・外国問わず経営多角化等の道を検討しております。SPDHを完全子会社化することで、RSTの強みである販売力・コネクション力を活用し、事業領域の拡大と新規事業にチャレンジします。
SPDHは光学ピックアップモジュール・車載カメラモジュールの製造・販売を行っており、長年の事業継続による確かな製造技術力を保有しております。その製造技術力を引継ぎ、光学ピックアップモジュールの製造を継続致します。また、現在のSPDHの車載カメラモジュール事業につきましては、ソニーグループの他製造事業所への生産集約が行われる予定ですが、RSTは今後新たに車載カメラモジュール事業等を立ち上げ、事業拡大を目指します。
車載カメラ市場は2023年に50億ドルに到達しました。今後もADAS(先進運転支援システム)の世界的な普及により、急速に成長すると予測されており、2029年までに市場規模80億ドル、CAGR(年平均成長率)は6.9%と予測されています(※1)。特に世界市場における中国のシェアは年々増加しており、新エネルギー車の販売台数の増加に伴い成長していくと予測しています。RSTはSPDHから車載カメラモジュール事業にチャレンジしてまいります。
※1 出典:Yole Developpement
2. スケジュール
2024年9月19日 持分譲渡契約締結
2024年12月下旬(予定) 持分譲渡日
3. 今後の展開
SPDH持分譲渡実行後に速やかに社名を変更する予定(※2)です。また、引き続きSSSから光学ピックアップモジュールを製造受託することで収益を確保しつつ、雇用の維持に努めていく方針です。加えて、RSTが今後新たに立ち上げる車載カメラモジュール事業の研究開発・営業や、その他SPDHの製造技術力を活かした民生品製造等の事業創出にも取り組んでまいります。車載カメラモジュール事業は持分譲渡後数年以内の事業化・量産化を目標にSPDHの製造技術力とRSTの販売力・コネクション力を掛け合わせ、中国市場に進出する予定です。将来的には中国のみならず日本・欧州・米国、世界へと販路を広げ、RSTの基幹事業の一つとして業界トップを目指します。
※2 変更後の社名は未定
【RS Technologiesについて】
RS Technologiesは、「地球環境を大切にし、世界の人々に信頼され、常に創造し挑戦する」を経営理念に掲げ事業をグローバル展開する企業グループです。当社は大手企業の生産設備を譲り受け、2010年に設立しました。祖業である半導体用のシリコンウェーハ再生事業では、世界シェアNo.1のトップ企業です。2018年には中国中央企業の非鉄金属研究機関と合弁事業を開始し、ウェーハ総合メーカーとなりました。2023年には株式会社LEシステムを承継することで再生可能エネルギー事業にも参入しました。当該事業は大規模定置型蓄電池用バナジウムレドックスフロー電解液(VRFB)を製造しており、40年以上の研究開発、製造ノウハウを有する国内唯一の存在です。再生可能エネルギー用の蓄電池やデータセンター用途で市場が急拡大しております。有望な蓄電システムの基幹材料であり、まさに時代の潮流に沿った画期的な商品を製造しています。これからも当社は継続的な企業価値拡大のために適切な投資を実行してまいります。
会社名:株式会社 RS Technologies
代表者:方 永義
設立:2010年12月10日
所在地:東京都品川区大井1-47-1NTビル
公式サイト:https://www.rs-tec.jp/
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