SC Capital Partnersグループ、成長の加速に向けてキャピタランド・インベストメントと戦略的パートナーシップを締結
PR TIMES / 2024年11月20日 11時15分
シンガポール、2024年11月20日 - アジア太平洋地域に特化した大手不動産投資運用会社SC Capital Partnersグループは本日、シンガポールに本社を置く上場不動産運用会社のキャピタランド・インベストメント(以下、「CLI」)と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。
CLIは、初期出資分として、SC Capital Partnersグループの株式の40%を2億8,000万シンガポールドルで取得します。[1] さらに同社は、戦略的資本に最低5億2,400万シンガポールドル[1](4億米ドル)を投資するとともに、SC Capital Partnersグループの次なるステージへの成長を実現するため、プラットフォームの拡大をサポートし、投資家のアライメントを一層強化していきます。
SC Capital Partnersグループの創業者で会長のスチャッド・チアラヌサティは次のように述べています。「アジア太平洋地域の不動産投資運用市場に見られる成長機会の獲得と、不確実な状況における機会の創出に向けて、CLIと連携できることを嬉しく思います。当社は、CLIとの戦略的パートナーシップを通じてリソースを拡大することで、資本配分を加速させ、重要性が高まっている規模の拡大を達成することができます。CLIとともに、引き続き好調なパフォーマンスを維持し、投資家の皆様への価値創出に注力してまいります」
CLIには、取引成立から3年目と5年目に、SC Capital Partnersグループの株式の30%を追加取得する条件付きオプションが付与され、2030年までに完全所有が成立する予定です。それまでは、スチャッド・チアラヌサティが、投資活動や投資商品の発売を含めたSC Capital Partnersグループの独立性を全面的に維持します。
SC Capital Partnersグループへの戦略的投資を通じて、CLIが保有する上場・私募ファンドの運用ケイパビリティが強化され、同社の運用資金は110億シンガポールドル拡大します。CLIはまた、重点市場である日本でのプレゼンスを強化するとともに、J-REIT市場への進出を果たすことで、時価総額でアジア太平洋地域最大級のREITマネージャーとしての確固たる地位を確立していきます。
CLIのグループCEO リー・チー・クーンは次のように述べています。「今回の株式取得は、CLIのケイパビリティを強化し、重点市場全体で層の厚い事業を構築するための戦略的推進活動の一環として実施したものであり、CLIのグローバルな実物資産運用会社としての成長を加速させ、ステークホルダーへの提供価値の拡大につなげる効果があります。CLIとSC Capital Partnersグループは、アジア太平洋地域で補完的なポートフォリオと地理的プレゼンスを有しており、様々なテーマ別戦略を網羅したディールソーシング、投資、資産運用のネットワークとケイパビリティを結集することで、投資家の皆様に、より幅広いアクセスや高度に差別化された独自のオリジネーションを提供することが可能になります。私たちは、この戦略的パートナーシップがステークホルダーにさらなる価値をもたらすと確信しています」
本件は規制当局の承認を経て、2025年第1四半期に成立する予定です。
SC Capital Partnersグループについて:
SC Capital Partnersグループは、シンガポールを拠点とするアジア太平洋地域に特化した不動産投資運用会社です。
SC Capital Partnersグループはアジア太平洋地域で20年の実績を持ち、60を超える世界中の機関投資家からの多様な資金プールを保有しています。オポチュニスティック型ファンドシリーズのリアル・エステート・キャピタル・アジア・パートナーズ(「RECAP」)やコア・プラス・ファンド(「SCORE+」)およびオーダーメードの投資ソリューションを通じて、リスクとリターンのスペクトル全体にわたって投資活動を展開しています。さらに、SC Capital Partnersグループは、ジャパン・ホテル・リート投資法人(「JHR」)の資産運用会社であり、日本のホテル資産運用のスペシャリストでもあるジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ(「JHRA」)の主要株主です。
アジア太平洋地域で8拠点を構えるSC Capital Partnersグループ[2]は、シンガポール金融管理庁よりキャピタル・マーケット・サービス(CMS)ライセンスを取得しており、認定投資家および機関投資家向けの認可ファンド運用会社として、ファンド運用の規制対象事業を行っています。
キャピタランド・インベストメント・リミテッドについて:
キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)(本社:シンガポール、SGX上場)は、アジアに強固な基盤を持つ世界有数の不動産資産運用会社です。2024年9月30日現在、CLIの運用資産は1,340億シンガポールドル、6つの上場不動産投資信託と事業信託、およびテーマ別・戦術的戦略に投資する一連のプライベート・リアルアセット・ビークルを通じて保有する運用資金は1,020億シンガポールドルに上ります。CLIの多様な不動産資産クラスには、リテール、オフィス、宿泊施設、産業、物流、ビジネスパーク、ウェルネス、セルフストレージ、データセンター、プライベートクレジット、スペシャルシチュエーションなどがあります。
CLIは、ファンドマネジメント、宿泊施設経営、商業不動産経営の各事業をグローバルに拡大し、効果的な資本管理を維持することを目指しています。また、キャピタランド・グループの資産運用部門として、キャピタランドの開発部門の開発ケイパビリティやパイプラインにある投資機会へのアクセスを有しています。
当社は、責任ある企業として持続可能性を企業活動の中核に据え、2050年までにスコープ1と2におけるネットゼロ達成を目標に掲げています。CLIは、ステークホルダーに長期的な経済価値を提供するとともに、事業を展開する地域社会の環境的・社会的福祉に貢献しています。
詳細はこちらをご覧ください。
[1] 為替レート(1米ドル=1.30928シンガポールドル)に基づきます。
[2] アジア太平洋全域におけるプレゼンスには、SC Capital Partnersグループの専属コンサルタント、関連会社、シニア・ディベロップメント・アドバイザー、スペシャリスト・オペレーティング・プラットフォームなどが含まれます。
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