美容ジャーナリスト鵜飼恭子が、「フェムテックジャパン2024」のイベントにナースキュア・胃腸良子氏、森永乳業・古田氏と登壇。
PR TIMES / 2025年1月14日 17時45分
テーマは「“膣活”で、乾燥・かゆみ・ニオイケア」
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看護師であり東京農大で菌を学ぶ学生でもあるナースキュアの胃腸良子氏(中央)、菌の専門家である森永乳業の古田氏(左)、フェムテックマイスター協会評議委員の鵜飼(右)。
元MAQUIA編集者で美容ジャーナリストの鵜飼恭子(KAY_JAPAN合同会社代表)は、12月4日、約1000名が参加した「フェムテックジャパン2024」の表参道でのイベントにファシリテーターとして登壇しました。一般のお客さま、メディア関係者含め、60名以上がセミナーを聴講、ナースキュアのブースには約500名が来場されました。
地球の資源は限りあるもの。だけど菌は無限であることを知っていますか? 美容業界でもアカデミックの世界でも美肌菌、腸内菌と菌ブーム。なかでも、女性にとって美容・健康・メンタルに深く関わる「膣内乳酸菌」に、全世代が意識を向けることはもはやデフォルトなのです。
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美容への意識が高くても、フェムケアや膣活となるとまだ取り組んでいないという方が多く、胃腸氏や古田氏の話に、「知らないことが多く学びにつながった」「ひとと比較しにくく、自分の不調に気づかなかった。こういったセミナーは定期的に参加したい」「すぐにケアしてQOLをあげたい」と言った声が目立ちました。
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■最多意見は「膣内に乳酸菌がいるなんて知らなかった」
セミナー後の質問やブースでの相談でいちばん多かったのは「膣内に乳酸菌がいるなんて知らなかった」という声。「かゆみがでたり、ニオイが気になったり、そういう症状は疲れやストレスからきていると思っていました」という女性が圧倒的で、膣内環境を意識していただくきっかけになりました。
■更年期世代は「いい菌がなくなるという事実」
40代以降の方からは「閉経後はラクトバチルス乳酸菌がなくなってしまうなんて知りませんでした」というお声が多く集まりました。乾燥やかゆみ、ニオイは菌がなくなることが原因です。バリア機能が低下しているため、「膀胱炎を繰り返し、抗生剤を飲むと必ずカンジダになります。カンジダの薬を使うと一時的によくなりますが、また繰り返しかゆくなります」という切実な悩みも目立ちました。胃腸氏は、「ぜひ婦人科を受診するとともに、膣活も行っていただきたい」と伝えました。
■妊娠を希望するなら「善玉菌の数を意識」
ブースでの声で「生理不順だけど、生理がない方が楽なので放置しています」と不調をそのままにしたり、「デリケートゾーンを石けんで洗いすぎてかゆくなる」とよい菌まで洗い流しているケースも目立ちました。子宮内の善玉菌が多い人の妊娠率は70.6%であるのに対し、善玉菌が少ない人の妊娠率は33.3%と大きく差が出ます。
「ピルを飲んでいます。カンジダの症状もよくでます。これって関係ありますか?」そんな疑問も多く、胃腸氏は「妊娠を望むのであれば周期を安定させて排卵させる大切さや、ピルを続けることで膣内環境の老化速度が早まること」を説明していました。
普段、悩みを相談できる場が婦人科に限られているものの、日本での婦人科受診率はアメリカ80%に比べて20~30%と低い。そのためナースキュアのブースに多くの女性が訪れていました。膣に乳酸菌が溢れていると、膣の粘膜がうるおい、乾燥やかゆみ、ヒリヒリ感をはじめ、妊娠や更年期、閉経、感染症にもいいことを啓発することができたイベントでした。
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■PROFILE 鵜飼恭子美容ジャーナリスト。美容誌MAQUIAの編集者として創刊から13年在籍、早稲田ビジネススクールにてMBA修得を経て、10代向けに正しい美容を伝えるイベント「TBZティーンビューティゼミ」を発足。自身の20~30代の美容代は30万円/月、20年間120ブランド/月の新製品を試してきた経験から、メディアや学校、企業にて美容アドバイスやトレンドセミナーを行う。
・日本フェムテックマイスター協会評議員
・嗅覚反応分析アンバサダー
生理・フェムケア、婦人科セミナー、イベントコーディネート、PR活動なども行なっている。思春期の娘ふたりと格闘中。
https://www.instagram.com/ukai_kyoko/
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