第25回物流環境大賞表彰において4つの取り組みで最多受賞
PR TIMES / 2024年6月28日 16時15分
SGホールディングスグループの佐川急便株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:本村正秀、以下「当社」)は、第25回物流環境大賞表彰(主催:一般社団法人日本物流団体連合会、以下「本賞」)において、本賞最多の4つの取り組みで受賞しました。
本賞では、近年、物流分野においても環境との調和がますます重要となっている現状から、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発・活用などを行うことにより、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献された事業者等が表彰されます。
今後も佐川急便は、環境負荷低減を図るための物流効率化を着実に進め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
1.「低炭素物流推進賞」
<フジパン株式会社・株式会社リョーユーパン・株式会社フランソア・株式会社タカキベーカリーとの共同受賞>
案件名:「九州大分県下のパン共同配送プロジェクト」
概要:大分県内における複数のパンメーカー様の商品を温度管理された共同配送センターと車両によって、スーパーなどの小売店へ共同配送するスキームを構築。物流コストの削減だけでなく、トラックの積載率改善や運行台数の削減、それによる環境負荷の低減を実現。
効果(年間):
・トラックの運行台数:約36%削減
・CO2排出量:約18.7%削減
・各メーカー様の物流コスト:約8~10%削減
事例紹介:https://www.sagawa-exp.co.jp/logistics/casestudy/25/
2.「日本物流記者会賞」
案件名:「輸送に使用したストレッチフィルムの再利用」
概要:産業廃棄物として各営業所が個別に処理をしていた使用済みストレッチフィルム等の包装資材を分別・回収し、協力会社のリサイクル工場で再利用してエチレン製ゴミ袋などの原材料として活用。製造されたゴミ袋の購入もしている。また、一部荷主様を対象にストレッチフィルムの代替品(グリーンベルト)導入を推奨、リユースの運用を構築することで、廃棄に伴うCO2排出量を削減。
効果:
・2022年度は約24tの使用済みストレッチフィルムをごみ袋へリサイクル。
約74.8t相当のCO2排出量を削減。
・グリーンベルト1個当たり1,000回使用で、ストレッチフィルム焼却に伴う約935kg相当の
CO2排出量を削減。
3.「特別賞」<西濃運輸株式会社との共同受賞>
案件名:「本州最北端の青森県下北郡向け荷物の共同輸配送」
概要:本州最北端の青森県下北郡向け荷物の共同輸配送のスキームを構築。人口減少地域向けの幹線輸送や配送を共同化することで、持続可能な輸送ネットワークの構築・維持を目指す。これにより、トラックの積載率改善や運行台数の削減、それによる労働・環境負荷の低減を実現。
効果(年間):
・CO2排出量:約53% 削減
・トラックの走行距離:約55.8%削減
・トラックの走行時間:約41.8%削減
・ドライバー人数:約44.4%削減
2023年7月31日ニュースリリース:
https://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2023/0731_2103.html
4.「特別賞」<株式会社ユーグレナとの共同受賞>
案件名:「ユーザーも参画する『サステナブル配送プロジェクト』とプロジェクトの仕組みを横展開したトライアスロン大会用品の輸送」
概要:お客さま・荷主・運送事業者の3者が協力し、温暖化対策に取り組む「サステナブル配送プロジェクト」を実施。プロジェクトに賛同するお客さまから参加を募り、集まった支援額と同額を次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」導入費用として拠出し、当社のトラックに「サステオ」を供給するもの。また、トライアスロン大会用品の輸送については、トラック輸送は「サステオ」でCO2排出量を相殺、鉄道輸送はJ-クレジットを利用することでCO2排出量のオフセットを実施。
効果:
・サステナブル配送プロジェクト:賛同数845口を達成。約4.11t相当のCO2排出量を削減
・トライアスロン大会用品の輸送:CO2排出量実質0t
2024年4月24日ニュースリリース:
https://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2024/0424_2243.html
【ご参考】SAGAWAのグリーンソリューション(物流の脱炭素化):
https://www.sagawa-exp.co.jp/logistics/solution/green-solution/
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