1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

薬剤師の転職活動に関する動向調査

PR TIMES / 2024年7月25日 16時45分

転職活動で採用者側に提示してほしいことは勤務時間や休日などの働き方に関する詳しい情報



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-cf1e4c4d0296132ef5701a5edc500955-1125x492.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社リクルートメディカルキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役:高崎 透、以下リクルートメ ディカルキャリア)は、メドピア株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO:石見 陽、以下メドピア) の運営する薬剤師向けアプリシリーズ「ヤクチエ」に登録する薬剤師 655 人を対象に、薬剤師の転職につい て調査しました。本リリースでは、薬剤師の転職活動の実態を解説します。

解説:リクルートメディカルキャリア 営業統括部長 高野 潤
2011 年リクルートメディカルキャリア入社。医師・看護師・薬剤師 の人材紹介事業マネジャー、人事マネジャーを経験し 2021 年より現 職。統括部長として薬剤師領域の求職者側・採用者側の両営業部署を 管轄し、業界動向や転職マーケット情報に通じる。

今回の調査によると、1 年以内に何らかの転職活動を行った薬剤師は全体の 29.9%、「いずれ転職をしたい」 という将来的な意向を含めると、転職意向のある薬剤師は 57.9%でした。年代別で見ると、転職意向のある 薬剤師は 60 歳以上を除き、各年代半数を超えており、最も転職意向が高かったのは 20 代で 66.7%でした。 転職を考えるきっかけとしては、「業務負荷が高い」が最も高い割合となりました。職場選びで重視する条件 は「給与条件」「休日・休暇」等の待遇面が上位でした。薬剤師資格を生かして働く専門職だからこそ、仕事 の内容そのものよりも、業務負荷や待遇が職場選びに影響することがうかがえます。 転職意向を持ちながら転職をしていない理由は「転職しても自分の希望条件は満たされそうにない」が最も 高く、働き方への理想と現実とのギャップを感じている方が多いようです。
1 年以内に何らかの転職活動を行った薬剤師は 29.9%
「ヤクチエ」に登録している薬剤師 655 人を対象にアンケートを行ったところ、「1 年以内に転職をした」「1 年以内に実際に応募以上の転職活動をしたことはあるが、転職はしなかった」「1 年以内に情報収集程度の転 職活動をしたことはあるが、転職はしなかった」と回答した方(転職活動者)は 29.9%でした。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-bdccc6d8105d725f2a3b66ef1caafc05-1114x499.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


転職意向のある薬剤師は 57.9%
将来的な転職意向も含め、「現在転職や就職をしたいと考えており、実際に応募以上の転職・就職活動をして いる」「現在転職や就職をしたいと考えており、情報収集程度だが転職・就職活動をしている」「現在転職や 就職をしたいと考えているが、転職・就職活動はしていない」「いずれ転職や就職をしたいと思っている」と 回答した方(転職意向あり)は 57.9%でした。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-8da4e0001d370256f9a1635449f348da-1111x484.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


年代別で見ると、転職意向のある薬剤師は 60 歳以上を除き、各年代半数を超えており、最も転職意向が高 かったのは 20 代で 66.7%でした。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-952c652c68b3b3fc8c0e280b2707197c-1098x609.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


以降の調査結果は転職活動者の結果を集計しています。
転職を考え始めたきっかけは「業務負荷が高い(39.4%)」や「給与への不満(38.6%)」
転職を考え始めたきっかけは、「業務負荷が高い」が 39.4%と最も高い割合となりました。次いで「給与への 不満」が 38.6%でした。業務負荷の高さに対し、給与が十分でないと感じている方が多いのかもしれません。 続いて「人間関係への不満」が 33.3%という結果になりました。少人数で運営される調剤薬局が多く、他の 薬剤師やスタッフと連携が必要な仕事であるため、人間関係を重視する方も多いことが見受けられます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-fc65317d5a4746452e59d81941fa8a39-1120x615.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


職場選びで重視する条件は「給与条件(69.9%)」
職場選択において特に重視する条件を聞いたところ、「給与条件」と回答した割合が 69.9%と最も高く、次い で「休日・休暇」が 45.4%でした。続いて「勤務時間・勤務体系」が 38.3%、「勤務地・通勤距離」が 31.1% となりました。給与条件はもちろんのこと、休日や勤務時間、通勤距離など、自分の生活に合った職場を選 びたいという志向がうかがえます。働く上での負担についても重要な確認ポイントであることが分かります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-f9dd66b816883f1a7bb9c88ce615c5c1-1110x651.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


転職活動中に不安だと感じたことで最も高いのは「希望の勤務条件で働ける仕事が見つかるかどうか (56.8%)」
転職活動中に不安だと感じたことを聞いたところ、最も高かったのは「勤務場所や勤務時間など、希望の勤 務条件で働ける仕事が見つかるかどうか」で 56.8%でした。次いで「年収ダウン」が 51.5%と高く、「年齢に よって不利になるのではないか」が 46.2%、「職場の上司または同僚と良好な関係が築けるか」が 43.9%と 続きました。先の転職を考え始めたきっかけでも「人間関係への不満」が上位にありましたが、薬剤師にと って職場での人間関係は重要なようです。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-bd1840c8164a4cf4b8c283aba39f13fc-1068x595.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


転職活動をする際に考えることが多い「今後のキャリア」についても不安なことを聞いたところ、年収や年齢の他に、薬剤師を取り巻く環境の変化への不安の声もありました。
「キャリアについて不安に思うこと」に関するフリーコメント
【年収について】
・開業をしないと給与が上がらない時代なのかと不安になる。(30 代・男性)
・年収の頭打ち、物価高騰に対する昇給の比率が低いため家計が苦しくなりやすい。(30 代・男性) 【年齢について】
・年齢も年齢なので、いつまで仕事を継続できるか、という事。(50 代・女性)
・何歳まで働けるか? 体力的な面で不安になる。(30 代・男性)
【環境変化について】
・年齢的に四年制薬剤師なので、六年制の薬剤師が大半になってきた時に今のスキルが通用するのかという ところ。(50 代・男性)
・経験年数は長いが六年制の薬剤師と比べ知識が少ない。(50 代・女性)
・研修研さんが重視される世の中になりつつある中で、技術研さんを重視(調剤力、対話力、機械対応力) してきた古いタイプの自分がどれほど必要とされるのか不安はあります。(50 代・男性)
転職活動で採用者側に提示してほしいことは「働き方に関する詳しい情報(73.0%)」や「募集している職 場の具体的な仕事内容(60.7%)」
転職活動で調剤薬局・ドラッグストア・病院等に提示してほしいことを聞いたところ、「勤務時間や休日休暇、 日当直などの働き方に関する詳しい情報」が最も高く 73.0%でした。次いで「募集している職場の具体的な 仕事内容」が 60.7%となりました。勤務時間や休日休暇については求職者側から聞きづらい項目のため、採 用者側から提示すると不安を払拭できるかもしれません。また、具体的な仕事内容を提示することで転職後 の仕事がイメージしやすくなり双方齟齬のない採用ができるようになりそうです。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-88cfb5600fca8419e31cbcaf68196973-1089x571.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


転職意向を持ちながら転職をしていない理由は「転職しても自分の希望条件は満たされそうにない (29.0%)」
転職意向のある薬剤師に、転職意向を持ちながら転職をしていない理由を聞きました。「転職しても自分の希 望条件は満たされそうにない」が 29.0%と最も高く、次いで「今のところ、転職をしなくても問題がない」 が 28.2%、「手間がかかる」が 24.3%となりました。 この結果から、希望条件にぴったり合う転職先を見つけるのが難しいと感じている方が多いことが分かりま す。また、情報収集から履歴書や職務経歴書などの書類準備、面接とやるべきことの多さが、転職活動への ハードルを上げていることがうかがえます。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/133453/5/133453-5-e03db8f75d51aa14b25a6c966ed112e7-1066x583.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:薬剤師向けアプリシリーズ「ヤクチエ」に登録する全国の薬剤師
有効回答数:655 人
調査実施期間:2024 年 3 月 4 日(月)~2024 年 3 月 13 日(水)
調査機関:メドピア

≪調査結果を見る際の注意点≫
各数値は小数第 2 位で四捨五入しているため、差分や合計値(100%)において、単純計算した数値と合致し ない場合があります。
メドピアの概要
会社名:メドピア株式会社/代表取締役社長 CEO 石見 陽(医師・医学博士)
所在地:東京都中央区築地 1-13-1 銀座松竹スクエア 8 階
事業内容:医師専用コミュニティサイト「MedPeer」(medpeer.jp)、薬剤師専用コミュニティサイト「ヤク メド」薬剤師向けアプリシリーズ「ヤクチエ」等運営、その他関連事業 https://medpeer.co.jp
リクルートグループについて
1960年の創業以来、リクルートグループは、就職・結婚・進学・住宅・自動車・旅行・飲食・美容などの領域において、一人ひ とりのライフスタイルに応じたより最適な選択肢を提供してきました。
現在、HRテクノロジー、マッチング&ソリューション、 人材派遣の3事業を軸に、60を超える国・地域で事業を展開しています。
リクルートグループは、新しい価値の創造を通じ、 社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現に向けて、より多くの『まだ、ここにない、出会い。』を提供して いきます。 詳しくはこちらをご覧ください。
リクルートグループ:https://recruit-holdings.com/ja/
リクルート:https://www.recruit.co.jp/
リクルートメディカルキャリアについて
1979年の創業以来、リクルートメディカルキャリアは、「医師」「薬剤師」を募集している医療関係施設に人材を紹介するサービ スを提供しています。
医師が医師として働きつづけ、充実した人生を送れるよう、医師の方のキャリアアップ、キャリアチェン ジ、ワークライフバランスなどに応じて仕事・職場情報を提供し、転職をサポート。
医療機関様に対しては、安定的な医師採用 を実現するためのお手伝いをしています。
詳しくはこちらをご覧ください。
リクルートメディカルキャリア:https://www.recruit-mc.co.jp/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください