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MANGA総研が第0回マンガアニメのIPリサーチ調査実施マンガ・アニメIPのグローバル市場規模は約3.7兆円超に!IMART2024追加情報等

PR TIMES / 2024年11月8日 15時58分

IMARTを運営する一般社団法人MANGA総合研究所によるマンガ・アニメIP市場調査第0回を発表



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145029/5/145029-5-1322f790debde34998210e14eed7b3c2-1824x1260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今年発足した一般社団法人MANGA総合研究所(以降:MANGA総研)は、マンガやアニメから発するIP(Intellectual Property)の市場調査を、今後行ってまいります。

マンガやアニメを起点としたIPは、それぞれの業界にとどまらず、ゲーム、グッズ、ライブエンターテイメントなどに展開していることは広く知られていますが、これら全てを横断した市場調査は、これまで毎年継続する形では行われてまいりませんでした。

MANGA総研では、まず初回にあたる今年のIP市場調査の第0回として、現在ある様々な情報を統合・試算することで試験的な調査結果を発表いたします。今後は、この調査の精度を高め、毎年発表できる体制を整備してまいります。

◆マンガ・アニメIPのグローバル市場規模調査結果の一部
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145029/5/145029-5-45cc34e2afa8bb420f696af9149db4b9-1824x1260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1:マンガ・アニメIPのグローバル市場規模サマリー

- 本章では、「クールジャパン戦略」でも参照されている「日本コンテンツの海外市場規模4兆6,882億円」(ヒューマンメディア社の調査)のうち、対象をマンガ・アニメIPに絞った市場規模を算出。さらに海外市場の解像度向上を試みた。
- 日本のマンガ・アニメIPの市場規模は、世界全体で3.7兆円ほどの規模と考えられ、メディア別の大まかな構成としては、マンガ・映像・グッズの3領域が各1兆円前後で、ゲームは0.5兆円ほどの規模となっている。
- 海外比率は2022年時点では全体の4割弱程度の1.5兆円となっており、年々増加傾向にあるため、2026年頃には5割(半々の比率)に達すると考えられる
- マンガ・アニメIPにとって、現在も特に成長速度の高い領域としては海外マンガ市場、海外映像配信市場があり、前年比15-18%(推定値)程度で拡大している
- 今後、拡大が期待される領域としては、ゲームと海外グッズ市場が挙げられる。ゲーム市場は『ポケモン』『マリオ』など任天堂関連のIPを除いたマンガ・アニメIPは一定割合に留まっていて、モバイル×海外の領域をはじめ、伸びしろが大きいものと期待される
- 海外グッズ市場については、本調査では5,268億円と推定。同領域は正確なデータ取得自体が困難で、実態は現状でもより大きな規模の市場がありそうだが、さらに拡大余地も大きいと考えられる


◆個別IP調査
- 本章では、5つのタイトルについて、より解像度高く作品別市場規模を測定するための情報収集を行った
- 『呪術廻戦』の市場規模は2022年時点で年あたり推計1,000億円弱規模。2023年11月以降はさらにモバイルゲームの売上が加わっている。
- 『ONE PIECE』の市場規模は2022年時点で年あたり推計3,000億円弱に上るとみられ、うち2000億円強をグッズが占める。
- 『名探偵コナン』の市場規模は累計で3500億円以上、2022年単年だと200億円の規模と推定。映画の影響が他作品と比べ大きい
- 『進撃の巨人』の市場規模は2009年~直近の累計で1000億円規模以上と想定、コミックやコンソールゲームの貢献度が大きい、連載終了後の2022年単体でも200億円の規模と推定
- 『俺だけレベルアップな件』の市場規模は2018年~直近で100億円程度の規模と推定、続編や映画のリリースも発表されており今後さらなる成長が見込まれる
- 現状は公表されている情報のみで、各作品それぞれ個別の方法で推計せざるを得ない状況だが、将来的に権利元企業のIP別決算の開示などが進んだ場合は、より統一的な基準での個別IPの市場規模比較が可能になることが期待される


◆第0回マンガ・アニメのIP市場調査概要
第0回調査では、研究員として、エンタメ社会学者の中山淳雄氏、サクラス株式会社の池上真之氏をお迎えし、以下3点を調査いたしました。

I.マンガ・アニメIPのグローバル市場規模
・先行研究では、「日本のコンテンツの海外市場規模は4兆6,882億円」(ヒューマンメディア社)
・「マンガ・アニメIP」について国内・海外市場の合算値を算出
・特に、海外市場規模の解像度向上を図る
・『ポケモン』『マリオ』や『キティ』など、キャラクターものの市場規模は除いて算出

II.IPパワーランキング
・グローバル全体での個々のマンガ・アニメIPの機械的な評価
・認知度・ファン人数・熱量・原作人気・収益性という5つの軸から多面的に評価
・総合TOP25及び、部門別TOP25をリスト化

III.個別IP調査
・5つのIP『呪術廻戦』『ONE PIECE』『進撃の巨人』『名探偵コナン』(以下『コナン』)『俺だけレベルアップな件』(以下『俺レベ』)については、個別の調査・分析を実施
・単年ベースのグローバル市場規模を、媒体別の単価×数量を積み上げて算出
・国別の傾向分析を実施

本プレスリリースでは、I及びIIIについて、その調査・分析結果の一部を発表しています。

11/12から開幕するIMART2024の基調講演(11/13 17時~)の際には、MANGA総研研究院の中山淳雄より一部を発表させていただきます。
https://imart.tokyo/ss-2024-11-13-1700

また、2025年1月を目途に、調査・分析結果を販売予定です。ご購入者様には1月中に報告会の開催もお知らせします。なお、IMART2024開催に伴い「IP調査事業支援費」を協賛いただいた企業様は、本調査が購入済みということになります。

販売するものは、以下です。
・第0回マンガ・アニメのIP市場調査/分析結果 資料
・2025年1月開催の調査報告会ご招待
・同調査報告会アーカイブ動画
以上で、10万円(税別)となります。

お申し込み・お問合せはこちらまで。
https://forms.gle/i8iSiFNDRKzUqvJQ7

◆マンガの聖地としま トキワ荘通りインバウンド活性化調査
MANGA総研は、令和6年度日本博2.0事業(委託型)「マンガの聖地としま トキワ荘通りインバウンド活性化」(主催:レインボーバード合同会社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁)の外国人のマンガに関する観光ニーズ・属性・市場調査を、レインボーバード合同会社・日本博からの委託事業として、レインボーバード合同会社から発注を受けて実施しました。
https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/ja/info/79/

本インバウンド調査では、池袋駅東口・トキワ荘通りの訪問者と、東京都への訪問者を対象にアンケート調査を実施。ハレザ池袋としま区民センター・池袋のアニメイト本店前や、トキワ荘ミュージアム訪問者を対象とした街頭調査224件を含む、324件の回答を得ました。

◆調査内容の一部抜粋「訪日観光客の好きなマンガ・アニメ」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145029/5/145029-5-be8149443b22ceb39b43f8608009519e-1430x1069.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


調査の結果、訪日観光客の中では、『鬼滅の刃』、『進撃の巨人』、『ONE PIECE』などが非常に高い認知度を誇り、『呪術廻戦』『SPY×FAMILY』など新しい作品も人気を博していることがわかりました。

他にも、地域別の好きな作品傾向や、トキワ荘ミュージアムを訪問する観光客の特徴など、多くの訪日観光客の特徴が判りました。

調査の詳細は、別途レインボーバード合同会社がWebにて発表いたします。
https://rainbowbird.jp/files/tokiwasost_inboundresearch.pdf

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145029/5/145029-5-9af2fcec3db813cd666c94a15471e21d-2662x1736.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆IMART2024追加情報
11/12より開催するIMART2024に向けて、全ての登壇者が発表されました。

新たに、基調講演の司会にニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏、リサーチ結果報告にエンタメ社会学者の中山淳雄氏を迎えるなどしました。

<基調講演タイムテーブル>
1700-1705 開会挨拶 菊池健 
1705-1715 MANGA総研 リサーチサマリー報告 中山淳雄 
1720-1750 林士平  (聞き手吉田尚記)
1750-1820 福島 祐一  (聞き手吉田尚記)
1820-1900 ディスカッション  (聞き手吉田尚記)

その他にも、強力な登壇者を多数お迎えし、登壇者80人による全25セッションが確定しました。協賛企業は60強、いずれも全て以下の公式サイトに掲示しております。
公式サイト:https://imart.tokyo/

◆国際商談会、国内商談会
国際商談会、国内商談会の開催も残すは開催を待つばかりです。
今年から開始するIMART2024国際商談会では、
1.マンガ輸出入のライセンシング
2.Webtoonスタジオなどのコプロ・制作受託
などを目的に、協賛企業の中から約40の国内企業、米欧アジア中東などから、約20の海外企業が参加しています。

国際商談会では、 国際ビジネスセンター統括としてCulture Weaver合同会社代表の 平柳竜樹氏をお迎えし、第1回から内外多数の参加企業で開催することができました。
https://imart.tokyo/business-matching

国内企業企業は、アニメ地域おこし学校株式会社の企画・運営で、以下のサイトから概要を見ていただくことができます。
https://imart.rash.jp/

【イベント詳細】
イベント名:国際マンガ・アニメ祭Reiwa Toshima2024(IMART2024)

開催日時:2024年11月12日(火)・13日(水)・14日(木)・15日(金)・16日(土)
  ※15日・16日は事前収録分のオンライン配信のみを予定

開催場所:アニメイトシアター(アニメイト池袋本店B2F)
  住所 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-7

参加方法:現地観覧 および オンライン配信

イベント内容:
11月12日~16日終日を利用し、複数のセッションをオンライン配信いたします。12日~14日はアニメイトシアターにてトークセッションを現地観覧&オンライン生配信にてお届けするとともに、15日、16日は事前に収録したトークセッションをオンライン配信する予定です。
13日にはマンガ・アニメ業界の登壇者による基調講演を実施予定です。

セッションは下記2つを予定しております。
・基調講演:今年のテーマにあわせた2名のゲストによるトーク&対談
・セッション:3名程度のゲストによるディスカッション          合計25本程度

チケット:
11/12・13・14・15・16 全日 現地&オンライン観覧チケット 5000円で販売予定

 チケットのご予約は以下URL先よりお願いいたします。
 https://imart2024.peatix.com

【イベント公式情報】
 公式ホームページ: https://imart.tokyo/
 公式X:https://x.com/ImartFes
 公式Facebook:https://www.facebook.com/INTERNATIONALMANGAANIMATION

【イベント運営会社情報】
商号:一般社団法人MANGA総合研究所
代表者:代表理事 菊池健
所在地:東京都豊島区南長崎3丁目4番10号味楽百貨店1F
ホームページ: https://www.manga-ri.tokyo/

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ワクワーク 担当:中山英樹
E-mail:nakayama@wakuwork.biz
TEL:050-3639-9544



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